- 3CD
- Recommended =
- New Release
Francois Jouffa
South India
Fremeaux & Associes
- Cat No.: FA5673
- 2024-03-08
SUBLIME FREQUENCIESに先駆けるようなディープな民族音楽収集の仕事で個人的には、デヴィット・ルイストンと並んで大好きなフィールド・レコーディング・アーチストの奇才フランソワ・ジュッファ。現代音楽家からも注目されたワールド・ミュージックのハイライトのひとつガムラン作品です。1974年にフランスのラジオ局のために録音したものを再編集。バリの有名なトラディッショナル・グループの演奏でクタでの録音。ヒンドゥーの神話的物語のレゴン・ダンス。ライヒやテリーライリーのミニマル・ミュージックに影響を与えた独特の旋法やリズム。ガムランは舞踏と一緒になっていますが、その神話性とエキゾチシズムに結びついたサイケデリック音空間。こだわりの録音も素晴らしい。 (サイトウ)
標高3658Mの"神の大地"こと、チベットはラサ録音のフィールド・レコーディング。マッド・フィールドレコーディングを録らせたらこの人、 FRANCOIS JOUFFA が2009年に録音したもの。最初の数曲は仏教僧によるディープなチャントが収録され、そして後半からは光が射すような庶民の素朴な労働歌に既視感が。。この人は録音も素晴らしく、フロアで聴くと当てられます。一編の物語を見るようなカルトかつ感動的な一枚。ブックレットの写真も綺麗です。 (Shhhhh)
DAVID LEWISTONと並んでアジア、南米を中心に民族音楽のフィールド・レコーディングを行い、前衛音楽と同列にとらえられるような素晴らしいワールド・ミュージックの録音を残す、民族音楽のフィールド・レコーディング・アーチスト、ジェファ。SHHHHHや山辺氏も大好きなアーチストです。最新作品は韓国。朝鮮時代の氏族村の伝統を残す歴史の村、安東河回村と慶州良洞村での録音。中国とのつながりも見えるようなパーカッションとチャントによる演劇的なサウンド。そして独特のリズム感覚。このリズムの感覚は、西洋音楽ではありえないような不思議な感覚です。素晴らしい。中華文化に影響を受けたアジア諸国の中でも独特です。 (サイトウ)
メキシコはチアパス州に棲む、純粋なマヤの民族であるラカンドン族による無垢な歌や笛の音や弦楽器、そしてどうやら村祭りの野外録音。面白いフィールドレコーディングやってるFRANCOIS JOUFFAの69年の録音です。南米の奇祭に迷い込んだかのような酩酊感のとんでもないトリップ音楽。個人的にはこの音源でshackletonにアルバム作ってもらいたいです。オルタナティブ・マッド・フィールド・レコーディング!当てられます。危険なCD (Shhhhh)
CUBA第二の都市サンティアーゴ・デ・クーバで発祥発展したキューバの音楽SON。アジア〜南米の素晴らしいアーカイヴを残す、当店でも人気の高いフィールド・レコーディング、民族音楽蒐集家フランソワ・ジェファが92年にサンティアーゴ・デ・クーバを訪れ重要なミュージシャン達の音を録音した貴重な記録。トロピカルなギター、アフリカンの流れを汲むパーカッション、ポリリズム。ハバナに渡り、禁酒法時代のアメリカからの流れた人々とともに隆盛を極めた、ボレロ、マンボ、コンガ、ルンバ、サルサのルーツを辿る貴重な録音。ダンスが前提となっているラブソングを中心とした甘い歌が中心。技量的のスバラシさとキューバの酒場で繰り広げられる情景、粋なエキゾチシズム。ラストには、カーニバルのリズム的スピリチャルでアフリカンなパーカッションの曲が入っていてこちらも聴き逃せません。ジェファらしいらしい録音技師としてのスバラシさも音楽のマジック。この面でもこの人はもっと評価されて良いと思います。記録、臨場感へのこだわりと編集による音像。SUBLIME FREQUENCIESのフィールド・レコーディングやデヴィット・ルイストンの仕事が好きな人はチェックすべき人ですよ。 (サイトウ)
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ここ数年の"フィールド・レコーディング"がキーワードになる数年前からこの人のお仕事でたっぷりと世界旅行してましたね。Francois Jouffaによる南インド・フィールドrecの旅。南インドといえばのカーナティック音楽。カタカリ(南インドのケーララ州、マラヤーラム語圏のマラヤーリに伝わるインド古典舞踊)の歌、ヴィーナ(撥弦楽器で弦を弾く古代インドのリュート)の名手たちによるラーガ、寺院音楽、打楽器群が収録。フィールドREC入門にもどうぞ。他ではみられないフランスのフレモー社が使う重厚3CDケースももはやレアでして、CD体験でどうぞ。 (Shhhhh)