本作には、溌剌としたシンセの掛け合いにラテン・パーカッションが並走しドリーミーなクライマックスに向かうプロ...もっと読むト・ハウス"Musique De Maison"、アフロ/コズミック影響下の初期プログレッシヴ・ハウスが現代のピークタイムとシンクロした"Tonal Spices"、バイレファンキやエレクトロ・ファンクの化合物がバッドトリップ直前まで交錯する"Psych-O-Delic (Live Mix)"といった3つのオリジナル曲を収録。更に今回は、ユニットGǼGとしての怪作を経てPanorama BarをはじめとしたEUツアーを敢行した日本人デュオ、Monkey Timersによる"Musique De Maison"のリミックスも搭載。Droid作品を彷彿とさせるFX処理やグルーヴ脱構築の技法により、本EPにダークな一面を持たせた。
アルバム「秋色」リミックスシングルで、とりわけアフロポップフラシック「Yeke Yeke」カバーである「地球大追蹤」のアフロハウスリミックスの(sample1)が収録されているため人気が高く中古市場でも高額取引されている幻の12インチ!他にもTHREE DEGREESのメロウグルーヴ「When Will I See You Again」を、しっとりバラードカバーした「幾時再見 (Airport Mix)」(sample2)など人気曲が収録。この機会に是非。 (Akie)
ベトナム人の血も引く、フランス在住のビートメイカーとして20年以上にわたって活動してきた名手Onraのアルバム。2006年に初めてベトナムを訪れた際にディグした、ベトナムと、中国の古いレコードをもとに、作り上げたビートアルバムで、2007年にベトナムの人たちへの人道支援のドネーションCDとしてリリースされ。翌年にはFAVORITE Recordingsはからばなるバイナル・リリースされたアルバム。2023年にAll City Recordsからリイシューされています。 (サイトウ)
EM RECORDSからイサーン、モーラムの歌姫アンカナーン・クンチャイ名盤再発。『(モーラム:モーは達人、ラムは声調に抑揚をつけながら語る芸能。つまり“語りの達人”で、その歌手とジャンル両方をさす名称。)』当時16歳だったというアンカナーン・クンチャイの独特のモーラムの節回し。ケーンやソーの民族楽器に、シンセサイザー等の電子音も融合された伝統的音楽。ダンス/舞踊の感覚があって亜熱帯の天然サイケデリックの魅力溢れる一枚。映画「バンコクナイツ」での占い師/シャーマン的役として出演し、啓示めいた語りがそのままラム(歌)になっていくシーンは深い印象を残す。 (サイトウ)
ハンドメイドの電子楽器を使った、上海のシンセポップバンドQUIETER THAN SPIDERS(靜超蜘蛛)のアルバム。ストックしました! "Electric sound-waves that pulse through our sleep ...and our dreams"
80年代のオブスキュアなシンセポップ、コールドウェイヴのレアな音源、未発表の音源をリリースするために設立されたANNA LOGUE RECORDSから、2012年に上海で結成されたシンセポップQUIETER THAN SPIDERSのデビュー・アルバム。アナログ・ストックしました。イギリスのオンライン電子音楽マガジンは、21世紀のOMDとフェイバレットとして紹介、オランダのシンセサイザーミュージックのソーソリティーBordello A Parigiもディトリビュートを手掛けるなどワールドワイドに注目されているようです。アップテンポのシンセポップ、SCI-FI、幻想的なジングル、スペースシンフォニックな曲など。ANNA LOGUEの中心的存在 The Silicon Scientistやコペン...もっと読む (サイトウ)ハーゲンのDelayscape、Rational Youthにも所属したカナダのレジェンドKevin Komoda等がリミックスを手がけた音源も収録しています。180g重量盤、ポスターやポストカード、ステッカーが封入された見開きスリーヴ2LP。 (サイトウ)
共にThe Lot RadioでレジデントDJも務めてきたSimisea(レーベルSLINKも運営)とTristan Arp(UKのWisdom Teethなどから作品をリリースし、Asa Toneのメンバーでもある)が主宰するアンビエント〜実験音楽の最前線を提示し、SalamandaやLe Fritなどをリリースしてきた優良レーベルHuman Pitchが、新たに中国・広州を拠点とするプロデューサー/DJのCOLA RENとサイン。
COLA RENは、都市と自然、記憶と夢のあわいを繊細なサウンドスケープで描く若き音楽家であり、これまでフィールド・レコーディングやエレクトロニクスを駆使した詩的なインストゥルメンタル作品で注目を集めてきた。
そんな彼女が、自 ...もっと読む身の声を初めてフィーチャーした新作『Mekong Ballad』で、表現の新たな地平を切り拓く。
本作には、川の息吹や熱帯の空気の重みから着想を得た5つのアンビエント・トラックを収録。
楽曲は流れる水面に映る光の反射のように漂い、溶け、屈折し、また戻ってくる。落ちた果実、ささやく水流、河口に差す月光の霞――記憶の断片が浮かび上がるこの作品は、水への瞑想であると同時に、無重力感や居場所を探す旅のようでもある。
タイトル曲ではCOLA REN自身が歌声を披露し、中国語の歌詞は J-Fever(小老虎)が手掛けている。特徴的なアンビエント・サウンドに人間の声が加わることで、より深みのある表現が生まれている。
また、中国フリージャズ・シーンのスター tga(サックス)、タイの即興演奏家 rrrrrm(トランペット)が参加し、楽曲に呼吸と共鳴の豊かな流れをもたらす。これらの演奏によって、川や記憶、夢が交錯するCOLA RENの流動的な音世界に、有機的で人間らしい脈動が加わっている。
さらに、日本のみでリリースとなるCD盤にはMong Tong、Guohan、Wu Zhuolingによるリミックス3種を収録し、オリジナルとリミックスを併せた、フルレングスのフィジカル・リリースとなる。