- 12inch
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Oki, Misako Oshiro / Badume's Band
Rankubushi; Minami To Kita / Minjar; Ketew Abew
Crosspoint
- Cat No.: KOKO-0025
- 2025-01-14
EMレコから、琉球古典音楽の「かじゃでぃ風節」の名演発掘。テレビ出演時の音源が記録されていた新崎純とナイン・シープスによる音源をリマスター再発。そして〈RVNG Intl.〉、日本音楽の環境音楽の再評価のきっかけを作った立役者でもあるVisible Cloaksのリミックスがじっくり素晴らしい。ニューエイジ、インナーマインドなサイケデリック・ミュージックの最高峰。 (サイトウ)
Track List
声変わり前の知名定男。素晴らしい録音。コザのNu-dohワークスの再発&リミックス。感謝。(サイトウ)
1958年に発表された知名定男の伝説的なデビュー曲「惣慶漢那(スーキカンナー)」が、この2024年ついに蘇る。
沖縄大衆文化のレジェンドである知名が「惣慶漢那(スーキカンナー)」を発表したのは13歳のとき。
その天才少年ぶりは滑らかで艶やかな歌声から一聴瞭然だ。「惣慶(スーキ)」と「漢那(カンナー)」とはどちらも沖縄の地名で、歌詞には同地から箕ザルを売りにやってきた物売りの口上が盛り込まれている。その後、本部やコザ、勝連など各地の物売りたちの売り文句が続く楽しい1曲だ。
注目はB面。沖縄民謡や民俗芸能を現代ベースミュージック解釈で蘇らせるユニット、Churashima Navigatorでも活躍してきたプロデューサー/DJ、Nu-dohによる「惣慶漢那(スーキカンナー)」のダブステップ・リミックスが収められているのだ。
ずっしりとしたビートに三線が絡みついたのち、知名の歌とヘヴィーなベースラインが同時に鳴り響く興奮を何と言葉にすればいいだろうか。
この1曲のリミックスを作る前にNu-dohは知名のもとを訪れ、自分の思いを伝えるとともにリミックス制作の許しを得たのだという。
彼らしい「筋の通し方」が気迫のこもった音にしっかりと表れている。
マルタカレコードから発売された「惣慶漢那(スーキカンナー)」のオリジナル盤は現在高値で取引されているが、今回はイギリスの名門スタジオ「Curve Pusher」がマスタリングとカッティングを手掛け、高音質でのリイシューとなった。
沖縄民謡のレガシーをどのように受け継ぎ、次の世代に伝えていくことができるのか。
この音盤に込められているのは音だけではない。スピリットもまたひとつひとつの溝に刻み込まれているのだ。
大石始(文筆家)
Track List
ファンク、ソウル、ジャズ、ヒップホップなどをルーツに持つメンバーによって独自の感覚でグルーヴを追求し続け、世界最高峰のブレイク・ダンス・バトル・トーナメント「Red Bull BC One」への出演、プロ・ダンスリーグD.LEAGUEへの楽曲提供など、国内外で実力を認められながら、ブレイキン・カルチャーを中心に活動する彼らが3作目となる7インチをリリース。
今作はバンドと親交の深い”沖縄”をテーマに楽曲を制作した1枚となっており、Side-Aは、スティールパン、ビブラフォンから作り出される、彼らならではの爽快フレッシュなトロピカル・ラテンジャズファンク・チャンプルー・ディスコ・ブレイクスのSide-A「CHAMPLOO BOOGALOO」(sample1)、そして、沖縄出身の民謡歌手である稲嶺幸乃とのコラボレーションで、沖縄民謡の「てぃんさぐぬ花」をメロウ且つジャジー・ソウルフル・クロスオーバーにカバーしたSide B「てぃんさぐぬ花 feat. 稲嶺幸乃」(sample2)の2トラックを収録。アートワークデザインは共に沖縄出身の紅型職人知花幸修とストリート・アートカルチャーを牽引する画家のDenpaによるコラボレーションによるもの。どちらのMVも最高です。音もバッチリ。 (コンピューマ)
Track List
初の大阪でのライヴも最高だったCHURASHIMA NAVIGATORと、DJ KENSEIがstillichimiya, Young Gとコラヴォレートした「Khaen Whistle」を再構築。アジア各地のシーンや文化と結びついて新たなカルチャーが産まれてきている中、注目のリリース、日本のアンダーグラウンドシーンで活動してきたムーチーや、みんなの成熟ぶりを伺えるクレイジーなエスニック・ダブサウンドです。 (サイトウ)
Track List
日本のアンダーグラウンド・シーンの重要ユニットAOA,SOFTでの活動を経て、関西から沖縄に拠点を移して活動してきたDJ SHINKICHIと、上京しAUDIO SUTRAの一員としても活動していた経緯もある沖縄のキーマン、DJ NU-DOHによるベース・ミュージック・パーティー『budryukyu』でのセッションから産まれたユニットCHURASHIMA NAVIGATORの待望のデビュー・アルバム!琉球民謡の歌手で三線奏者、堀内歌奈子をセッションメンバーに、cinema dub monksの曽我大穂、 SHIMA-DUBのHARIKUYAMAKUらがゲスト参加しています。沖縄民謡とダブ、ベース・ミュージック、エレクトロニック・ダンス・ミュージックが結び付いたエスニック・ダンス、踊る事の本来の神聖さを呼び起こすような精気と楽しさに満ちている。レベル・ミュージックとしての側面もある。素晴らしいアルバムが誕生しました!是非。 (サイトウ)
日本のアンダーグラウンド・シーンの重要ユニットAOA、SOFTでの活動を経て、関西から沖縄に拠点を移して活動してきたDJ SINKICHIと、「青山BLUE」でのDJ 、AUDIO SUTRAの一員としても活動していた経緯もある沖縄のキーマンDJ NU-DOHによって結成され沖縄民謡の歌い手堀内加奈子も加入。
基地問題等を抱える沖縄の現在の状況に根ざし、沖縄の伝統民謡の祝祭的感覚、霊性とテクノ、ダブ、ベース・ミュージック等のエレクトリニック・ミュージックを融合したCHURASHIMA NAVIGATORが2017年にリリースした「Life Is Trasure」のリミックス・アルバムがリリースされます。共にシーンを築き上げてきた各地のアーチストたちが参加しています。盛り上がる「南米フォークローレ」や「アジアから生まれる音楽」にも呼応するような注目のリリースです。 (サイトウ)
ピーター・バラカンや久保田真琴の推薦で、雑誌で1986年の年間ベストバンドにも選出され、ビル・ラスウェルのレーバルからのデビューアルバムが進行しながらも、リリースに至らずに散会した幻のバンド、沖縄の「六人組」の主要メンバーでもあり、琉球音楽とロック、エレクトロを融合した坂本龍一の「Neo Geo」にも関わった國場幸順(コージュン)の1993年のCDオンリーのアルバム「水中庭園」をEM Recordsが再発!ガムランの音で幕開けて、バリ島、インドネシア、東南アジアのエキゾチックサウンドとエレクトロニックを融合したイマジナリーなサウンド。最高。 (サイトウ)
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ブライアン・ウィルソン、ロバート・ワイアット、ユッスー・ンドゥール、アート・リンゼイ、ナナ・ヴィスコセロス、THE BANDのロビー・ロバートソン、スライ&ロビーたち豪華なゲスト陣、YMOに先駆けた細野の「PARAISO」でも取り上げた竹富島発祥の古謡「安里屋ユンタ」や沖縄県民愛唱歌「てぃんさぐぬ花」のカバー、祭事、民話の神性、民族音楽の複合拍子とグルーヴも取りこんで、エレクトロニックと融合しています。琉球、古典芸能、シタール、韓国民族楽器も交えて折衷した「A Pile Of Time」、都会的なマシーンビートに沖縄民謡を取り込んだエレクトロポップ「Tokyo Calling」、先鋭エレクトロファンク、ロバート・ワイアットとユッスン・ドゥールが交互にリードをとるローリングストーンズの「We Love You」のカバーなど、CDオンリーだった曲もアナログ化した11曲。トリオ・ザ・テクノから7年「Neo Geo」、ラストエンペーラーのサントラと続いた時期の今聴かれるるべき、リズムとダンスの感覚。圧巻のサウンドだと思います。リマスター、2LP化、インサートシート、帯付き。 (サイトウ)
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EMレコから、素晴らしいやつ。沖縄民謡最高な一曲「かじゃでぃ風節 」。そしてVisible Cloaksのリミックスがじっくり素晴らしすぎる。ニューエイジ、インナーマインドなサイケデリック・ミュージックの最高峰。 (サイトウ)
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自身のルーツである琉球の古い唄を基に制作した『島DUB』('13年)や久保田麻琴とのスプリット7インチ『Kanasu Remixes』('18年)、Ground主宰レーベル
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戦後民謡の黄金期を築いた喜納昌永の歌唱でも知られる沖縄民謡「ヤンゴー節」を、伝統への敬意と新世代の感覚で見事にリメイクしてみせた本作「大島ヤンゴー節」。2020年6月にHarikuyamaku主宰レーベル
純度100%のソウルフルな歌声、おじぃの形見の三線から鳴り響くあたたかくもソリッドな弦の音色に、重量級のレゲエ・ベースラインと脱力珍妙シンセが三位一体となった衝撃アレンジのオリジナルバージョンのSide-A「大島ヤンゴー節」(sample1)、Side-Bには、自身のルーツである琉球の古い唄を基に制作した『島DUB』(2013年)、久保田麻琴とのスプリット7インチ『Kanasu Remixes』(2018年)リリースでも確固たる評価を得たHarikuyamakuの手腕が見事に発揮されたタイト強力なダブ・バージョン「大島ヤンゴーDUB」(sample2)を収録。 (コンピューマ)
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日本各地の民謡を再発見し発信している久保田麻琴が、1965年に16枚のLPレコードのセットで発売された「沖縄音楽総攬」のマスター音源から、沖縄古謡の貴重な音源をセレクト&コンパイルした「かなす」シリーズ。2018年8月に発売された、このCDに収録したリミックス・トラックをアナログ化。【7inch 45rpm】
民謡歌い手の巨匠 山内(昌栄)昌永の息子山内まさひろの幼少期。愛らしい一枚。三味線は昌永 マルフクなどで活躍したミュージシャンが脇をかためた素晴らしい録音。現地でもほとんど見かけることのないそうで、中古市場でも高値をつけている一枚です。B-SIDEは、「まさひろの分からん節」は歌詞もユニークな一枚。 (サイトウ)
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〈SUBLIME FREQUENCIES〉からの、ゴングの音楽にスポットを当てたヴェトナムの中部高原の少数民族のフィールド・レコーディングの名作「Music Of The Bahnar People From The Central Highlands Of Vietnam」も製作した柳沢英輔さんと、音風景研究家、おとたまり主宰の岩田茉莉江さんによる、島の様々な音の録音と、音絵冊子の素晴らしい作品。自然が奏でる音にまさるモノはない。というと、レコード屋としては身も蓋もないけれど、音、音楽を捉えられることの喜び。自然、生活、生命の素晴らしさが音として封入されています。 (サイトウ)
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クラブ・ミュージックを原点に、伝統音楽や世界各地の民族音楽を模索し、未知のものと出会い、伝統的な音楽の奥深さ、思想や感覚の違い、ダンスの精神性やトランス感覚、音楽そのものの意味を見出そうとするムーチーのクロスポイント。 (サイトウ)