A TRIBE CALLED QUESTのラジオフリースタイルをサンプリング。”90年代のレコードB面”と想定して妄想再構築したエディットトラック7インチ!ジャケットもイカした限定プレス。危険なエディットソース使いで話題のKING MOSTとCASQUIATがスプリットでリリース。フリップはGHOSTFACE KILLAHとRAEKWON使い。
SISTER NANCYの代表曲「Bam Bam」のエディットがロングヒット中のKING MOSTは、ATCQラジオフリースタイルをサンプリング使用しベースを効かせたその名も「A Tribe Called Westwood」(sample1)。フリップはCASQUIATがGHOSTFACE KILLAHとRAEKWONを使ったブームバップ「Colossal Rhymes」(sample2)。 (Akie)
Big K.R.I.T.、Gangsta Boo 参加!OutkastやUGK、メンフィス・ラップといった、自身のルーツでもあるサウス・ヒップホップ/R&B をテーマにした、米アーカンソー州リトルロック出身 LA拠点のラッパー Kari Faux の3rdアルバム。2023年リリースですが、とても良いアルバムなのでストックしました。〈drink sum wtr〉から。
BADBADNOTGOOD、Exaktly、バージニアのコレクティブButcher Brown、DJ Harrisonが共同プロデューサーとして参加!NYクイーンズ出身のシンガーソングライター Yaya Bey が、ブルックリンの良質HIPHOP/R&Bレーベル〈drink sum wtr〉から3rdアルバムをリリース!
かつてジャジー・ヒップホップの旗手として、ここ日本でも人気を博したラッパー/DJ/プロデューサーKero Oneが主宰するレーベル、Play It By Earからの7インチ・シリーズ新作!第4弾がリリースされた。今回は、Kero Oneとも親交が深いというDJ Lafufuが担当。Q-Tip、2000年リリースのソロ・デビュー・アルバム名作『Amplified』から、シングル「Breathe and Stop:を、Sylvia Striplin"Give Me Your Love”とミックス・リワーク!、B面には、Gangsta RapレジェンダリーRappin' 4-Tayのよる1994年リリースのGファンク・クラシック「Players Club」をメロウ軽快ディスコ・フィールにリワーク。 (コンピューマ)
近日5thアルバムのリリースを控えているとのことで、2008年から2023年までに発表された、ヒップホップからジャズ、ソウル、ポップスまで様々なジャンルの名曲をカヴァーした楽曲がコンパイルされています。Bob Jamesの超名曲ブレイクビーツ 「Nautilus」のカヴァーをオープナーに、ボトムヘビーなドラムにアレンジしたKhruangbinの名曲 「Maria También 」、Royce the 5’9 のJディラ・プロデュース「Let's Grow」や、 50cent「PIMP (Version)」、The Notorious B.I.G.やWarren Gサンプリングで馴染みのメロウ・クラシック「Juicy Fruit」(sample_2)、Gang Starrの「All For The Cash」(sample_3)といったHIPHOPアンセムのカヴァーや、ジャクソン5の 「Great To Be Here」、ビリー・ジョーンズのダンスフロア・バーナー 「Lookout Baby (Here I Come) 」など、最後までアクセルベタ踏みで駆け抜けます。7inchリリースの多い彼らの楽曲を一挙に楽しめるありがたい一枚。 (AYAM)
ファンク、R&B、ロックと幅広いジャンルを軽やかに横断し、A Tribe Called QuestからESG、J Dillaといった先人たちのスタイルを踏襲するハイブリッドなHIPHOPアルバム。LAのプロデューサーCole Thompson、ヴォーカリスト/ラッパー DaCosta 、Jean Carter によるトリオ Your Grandparents のデヴュー作。ブルックリンの良質HIPHOP/R&Bレーベル〈drink sum wtr〉から。
10年以上トラックメイキングをしているという現在二十代後半の彼ら。バンド・サウンドと、Q-tipやJ Dillaの影響を強く感じさせるビートを駆使したトラックは、まるで90年代を体験したのかなと思わせる貫禄を醸し出しています。パンキッシュな「BAD NEWS」や、アッパーなロック・ナンバー「Met-A-Morphosis」といったロック的なサウンドまで乗りこなす中盤は聴きどころです。「Be Cool」(sample_1)、「All Dem Times」(sample_2)、「DOWN」(sample_3)といったR&Bのソングライティング、ラップも抜群で、新世代の器用さに感動します。推薦 (AYAM)
Nas『Illmatic』、The Notorious B.I.G.『Ready to Die』、Beastie Boys『Ill Communication』とも同い年。ポーランドではヒップホップがまだ黎明期にあり、自国語でラップするという行為がまだ新しかった時代、1994年の先駆的作品が30年を経て同国レーベル〈The Very Polish Cut Outs〉より初のアナログ化。ヒットした「Czujee się lepiey(気分がよくなる)」を含む全18曲。DIYのLo-Fiで実験的なラフな質感に、東欧ローカルのスケールが生む静かなサイケデリア。ラップと詩の朗読、祈りと怒りの間を彷徨うような緊張感のあるパフォーマンスで、何と言っているのかよりも吐き出されたものをぜひキャッチしてみてください。 (足立)
日本の自然や四季、ゆるやかに流れる時間や空間をコンセプトに制作された今作は、 両者の感性が繊細に交差し、唯一無二の世界観を描き出すスローテンポ・アンビエント作品となっている。『Akasha』同様、温もりのあるローファイなアナログ質感をベースに、 アンビエント/ダウンビート/エレクトロニカ/ダブ/ドローンといった要素を背景に展開。多様なドラム・シーケンスを自在に組み合わせ、独自の音楽性を紡ぎ出す。KETA RAが実機で奏でたギター、鍵盤、ハンドパン、パーカッションなどのフレーズを、NICKELMANがMPC2000XLでサンプリング&再構築。さらに、日本の山や海で収録されたフィールドレコーディングも随所に織り交ぜながら、 音のレイヤーが丁寧に重ねられた全8曲が、万華鏡のような美しいサウンドスケープを生み出している。アートワークには、KETA RA撮影による写真をベースに、 NICKELMANのアート名義 “55555” がコラージュ+ドローイングで仕上げたビジュアルを採用。音と共鳴しながら、その世界観を視覚でも体現する、コンセプチュアルな一枚に仕上がっている。