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Mary Jane Leach
Pipe Dreams
Blume
- Cat No.: BLUME011
- 2019-04-05
ARTHUR RUSSELLやPETER ZUMMO、ARNOLD DREYBLATTやJULIUS EASTMANという錚々たる人たちと共に演奏しており、これまであまり注目されていなかったのが不思議であるMARY JANE LEACHが2枚目のレコードとなる(f)lute songsをリリース!Trio for Duo(1985)、Dowland’s Tears(2011)、Semper Dolens(2018)、Bruckstück(1989)の四曲で構成されたもので、複数人のフルートの演奏や、一人でテープオーバーダブをしたものなどしたものとなります。前作「Pipe Dreams」は即興演奏でしたが、こちらはすべての曲が作曲されており、フルート/声のゆっくりとした繊細な波が素晴らしい。 (日野)
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JULIUS EASTMAN、ARTHUR RUSSELL、ARNOLD DREYBLATTといったそうそうたる作曲家達のパフォーマンスに参加してきたMARY JANE LEACH。この作品は素晴らしいリリースを続ける〈BLUME〉の中でも一際輝くものです。A面のPipe DreamsはSt. Peterというドイツケルンにある教会にあるオルガンの為に作られたもので、教会内で対に設置されたパイプオルガン同士が面白いパルスの波の効果を与えている事を利用して演奏されたらしいです。それも即興演奏ながら構成が完璧。B面は4本のバスクラリネットを使った曲で、1984年に録音されたもの。シンプルな演奏で芳醇な倍音が響き渡っていて、A面とは違った美しさがあります。とにかく素晴らしい。大推薦です。 (日野)