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Miles Davis
In A Silent Way
Columbia/Legacy
- Cat No.: 88697404151
- 2019-08-01
ファンカデリックやスライ、JB、シュトックハウゼン等からの影響からマイルス・デイヴィスなりのストリートへのアプローチを試みた異色作。リズムの洪水。アフロ・ファンクのポリリズムとインド音楽シャーマンなミニマル・トランス、そして黒いロックと実験音楽の融合。ハービー・ハンコック&ヘッド・ハンターズのメンバー、ジョン・マクラフリン、エムトゥーメ等の猛者達の名演。そして音楽監督はテオ・マセロ。マスターピース。ゲートフォルド見開きジャケ。 (コンピューマ)
Miles Davis:trumpet、John Coltrane:tenor sax、Red Garland:piano、Paul Chambers:bass、Philly Joe Jones:drumsという不滅の布陣。スウィング&バップ&スローな全6曲の名演。ストックしました。 (コンピューマ)
1971年リリース。MILES DAVISとTHEO MACEROによる名盤と言えば「On The Coner」はじめCOLUMBIA期において数ありますが、こちらはサウンドトラックとして作られたもので、他のアルバムよりは少し毛色の違うスクリーンを意識した仕事でもあります、がしかしマハヴィシュヌ・オーケストラとしても御馴染みのジョン・マクラフリンによるハードコアなギターが出すカオティックな側面も強くあり、そしてそれを纏め上げたTHEO MACEROのポップさが見事折衷し生み出されたグレイト・ジャズ・フュージョン!
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ウェザー・リポート結成直前のジョー・ザビヌルのこのアルバムへのマイルス・デイビスへの影響というのは計り知れないものであったのであろう。アルバムタイトル曲「In A Silent Way」は何層にも重なるエレクトリックピアノの煌めきとギター、そしてマイルスの静かに寄り添うトランペットが奇跡的に牧歌的に佇むエレクトリック・アンビエント・ジャズの先駆けであり、新たな音楽の提示がなされていた。HERBIE HANCOCK、CHICK COREA、WAYNE SHOTER、DAVE HOLLAND、JOHN McLAUGHLIN、TONY WILLIAMSという名前を挙げてるだけでクラクラするような夢の名手達の結実がここに記されている。「SHHH/PEACEFUL」の気品あふれる世界観も圧倒的に惹き込まれる。美学。お値段は高いですが、この高音質と音の安定感とステレオフォニックの立体感はこのシリーズならでは。一生もん。 (コンピューマ)