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Peter Broderick
Blackberry
Erased Tapes
- Cat No.: eratp135lp
- 2024-01-27
アメリカはオレゴン育ちのマルチ・インストゥルメンタリスト、ピーター・ブロデリック。静謐なピアノからアーサー・ラッセルまでも飲み込む鬼才によるほっこりエクスペリメンタル・フォーク。最高です。暖まりますね。
Track List
Track List
ポスト・クラシカルという枠でも紹介されるピアノ作品から、ギターやバンジョーを携えてのアメリカーナ/ブリティッシュ・フォーク作品の歌物アルバムまで行き来する異才の持ち主、ピータ・ブロデリックによるピアノ・ソロ作品。2023年作。アイルランドにアーティスト・レジデンスで滞在してた時に、自分のピアノ作品のアーカイブを思い出しながら淡々と作ったという作品。アンビエントやポスト・クラシカルというには素直すぎる音像。素敵すぎます。ずっと聴きましょう。
そしてなんとプロデュースの1人に、あのSublime Frequenciesのカタログの中でも最高の奇盤、虫フィールドレコーディング集"Broken Hearted Dragonflies (Insect Electronica From Southeast Asia) "の録音者であるTucker Martine。なんという奇妙なレイヤーを持った作品。。併せて聴いてもまたよしです。
にしても来日公演でも圧倒的実力を魅せてくれました。トレンドに左右されない素晴らしい作品。 (Shhhhh)
Track List
前作である「Blackberry』でのブリティッシュ / アメリカーナ路線の歌物で朗らかにされつつ、圧巻のラスト22分弱のインスト絵巻"The Wind That Shakes The Bramble"(sample 1)の幽霊感が素晴らしい。。アーサー・ラッセルのカバー(第2弾が2023年秋に出ます)をやった経歴からの説得力、。歌物もピアノがいいですね。ピーター・ブロデリックで最初に聴くにも最適な一枚です。しかし来日公演では圧倒的な実力、素晴らしき歌声とギターを魅せてくれました。トレンド云々関係ない圧倒的な音楽力。vinlyでどうぞ。 (Shhhhh)
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2011年ドキュメンタリー映画の為の音楽。全13曲。PETER BRODERICKの才能の静かなる息吹。ストックしました。 (コンピューマ)
USポートランドの静かで物悲しくも美しいモダン・クラシカルでフォーキーな音楽世界を作り出す才人PETER BRODERICKの2011年リリースのアルバム「Music For Confluence」からフォーキーな歌もの「Old Time」そしてこの7インチにDLクーポンの付いているデジタルオンリーのアルバム「Music For Grace And Mercy」に収録の黄昏のギター・アンビエント「Solace in Gaia」の2曲をそれぞれの面に収めた7インチ・アナログ盤。在庫発見。当店も在庫のみ。 (コンピューマ)
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ポスト・クラシカルなピアノ・アルバム(秀作)やアーサー・ラッセルのカバーアルバムなど、自由にやってるなあというイメージが強かったですが、今作はそんな様々な活動の総決算ともいうべきボーカルアルバム。今作は2019年夏に自分の寝室で録音したらしく、そのため"エクスペリメンタル・ベッドルーム・ポップ"と自ら括ってるみたいです。なるほどバンジョーの音がなんともほっこりでメロディーも軽やかなアメリカン&ブリティッシュ・ポップの佇まいの裏には、要所要所きちんと様々なトレンド通過したプロダクション。玄人。。なるほどアーサー・ラッセルの影響はどこもかしこも感じれます。Nils Framをプロデュースしたり、アングロサクソンなフォークに微細なエクスペリメンタル感までの振れ幅はジョセフィン・フォスターのある時期を思い出させてくれたりと尖った部分もありますが、根っこはなんともほっこりお昼寝な穏やかさが全体の風通しを支えてて、そこにリピートしてしまいます。アメリカーナのインディ・フォークいいの最近なかったな〜というところに絶妙な一枚です。長く聴きましょう。 (Shhhhh)