〈R=A〉〈5 GATE TEMPLE〉などミステリアスなレーベルからのリリースも相まって謎が深まるロンドンのTRIBE OF COLIN！陥没した曇り音響で展開するスーパーロウ・ステッパー「Creator God」から、インダストリアルなベタ踏み4/4ビートにジャジーなシンセを仕込んだ「Self/Distance」など、ロウとあらゆるジャンルをつなぎ合わせるエグいサウンドメイク、今年リリースされたアルバムの中でも屈指ではないでしょうか。トラックリストからもぜひ！ (Akie)

DOCILEとして〈THE TRILOGY TAPES〉ソロでも〈R=A〉に作品を残すなど、独特の動き方を続けるTRIBE OF COLINがニューシングル！タフに弾む4/4基礎＆ハーフで打ったスネアやシンバルのブレイクビートは金属製、ミステリアスなアンビエントがそのドンシャリのボトムを包み込むダブテクノ「Time Lost At Sea」(sample1)。同じく浮遊感のあるシンセアンビエントでロウな低音がダウンテンポを刻む「Mount Zion」(sample2)。Aサイドは海、Bサイドは山をイメージして制作。 (Akie)

アングラ感漂いながらもハウシーなシンセを入れてきたりしてどこか外してきたりするのが面白い。ミュータントなリズムも入れ込んでますがそれでも踊れそうで、ロウの響きも良くフロアで聴きたい一枚。最近の人たちの中でBUTTECHNOに匹敵する才能なのではと思ってます。推薦！ (日野)

これまで出してきた12”が二枚ともすごく良かったアングラ界の期待の新星TRIBE OF COLIN！A面では3分の曲なのに最初のLEFTFIELDなテクノの勢いから一転、1分くらいしてからいきなりBPMがゆっくりになって全く違う方向へ行く謎展開！B面はシーケンスのコードとは合っていない不協和音のスケールで当然のように弾くメロディがすごい。期待なんてそっちのけで、とんでもないところへ突き進むTRIBE OF COLINが最高です！！7inchというフォーマットにもしっくりな愛着盤。これは是非！ (日野)

LOW-FIかつ、フレッシュな実験感覚、これはいわれなければ、気づかずにスルーしてしまいそうな一枚。LORD TUSKあたりとライブやったり、BOILER ROOM, NTS RADIOでもピックされてます。新たな才能誕生。モダン・テクノ、アヴァン感覚のユニークさ。 (サイトウ)