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Kofi Flexxx
Flowers In The Dark
Native Rebel Recordings
- Cat No.: NRR0007LP
- 2024-10-12
西アフリカのギター音楽の最高の一枚、と資料にありますが果たしてその通り!!!13世紀からマリのグリオ(口頭でニュースなどを伝える吟遊詩人)に伝わる楽曲から、もちろんキューバから伝わったラテンのリズム(アフロ・ルンバ)、アメリカから伝わったソウル / ファンクの影響で伝統楽器バラフォンをベースラインやオルガンの旋律に生かすなど当時のハイセンスな実験精神も感じます。
メンバーはサリフ・ケイタやモリ・カンテだけではなく、ファウンダーは Tidiani Konéというマリ音楽における伝説的サックス奏者で、サックスがマリに伝来するまではンゴニ族の伝統楽器を弾いてたそう。そして印象的な調べのギタリストにはDjelimady Tounkara!彼はマンディング(西アフリカ一帯)音楽史上でも屈指のギタリストで00年代になっても作品を出してますね。マリ音楽、マンディング音楽史上屈指のこのバンド、はサリフ・ケイタがLes Ambassadeursというこれまたマリ音楽史上最高のバンドに加入するために脱退するまでの数年の全盛期を迎え、本盤はその最も美しかった時期のパッケージです。
なんていうか、理屈抜きに洒落てます。アフロ音楽の入門としてもどうぞ!最高〜〜 (Shhhhh)
Track List
1947年ギネアの首都コナクリ生まれ、その後マリ共和国へ移住しピアノ・ジャズを演奏したり教師や会計士としても活躍。1970年にはマリ音楽レジェンドであるサリフ・ケイタをボーカルとした伝説のRail Bandの結成に関わり、同じくマリ・レジェンドであるモリ・カンテなどもフィーチャーし、首都バマコのナイト・シーンを盛り上げこの辺のシーンの基礎を作りました。同時に、これまたレジェンドであるギタリストであるManfila Kanté(最高)とLes Ambassadeurs Internationauxを結成。このバンドをバックにrecされた音源集。
要は70`s〜マリ音楽レジェンドたちのデビューをプロデュースしたフィクサー的でもあった存在であった本作の主人公Leon Keita。全曲最高〜重厚3LP!素敵なジャケはギリシャでのシルク・スクリーン印刷。 (Shhhhh)
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この名義でカルロス・ニーニョとも共作を作ってますね。進行形アフロ・フューチャーイズムの強烈な一枚。ブラック・ポエトリーとインドやカリブのエッセンス。Ganavyaをフィーチャーした曲(sample1)など使えそうです。いわゆるアンビエント・ジャズ的な耳障りよりも、ストイックな演奏の中にも祈りのような静けさが訪れる瞬間もあり、まさに2020年代のスピリチュアル・ジャズという趣き。かっこいいい!!!!音が綺麗。 (Shhhhh)