Pierre Barouh(ピエール・バルー)プロデュース。 Nelson Angelo、Novelliとのアルバム共に、〈Saravah〉に残したもう一枚のアルバム1973年のソロ作品。
「アフロ・ブラジルの神話の音楽的基盤のひとつである楽器、ビリンバウを使った私の仕事は、アフロデウスによって新たな段階に入った。」と本人談が残る名盤。 (サイトウ)

Letieres Leiteが音楽監督と編曲を担当、Russo Passapusso & Juçara Marçalのヴォーカル、コントラバス奏者のMarcos Paiva、ピアノのHercules Gomes、ドラムのSergio Machado、パーカッションの巨匠Gabi Guedesによる見事なハーモニーが奏でられるSide-A「Cala Boca menino」(sample1）、Joao Donatoによるバージョンが90年代アシッドジャズ・ムーヴメントにてフロアを賑わせてきたアフロ・ブラジリアン・ソウル名曲のパーカッシヴなアップデート・バージョンSide-B「Ogum」(sample2）もナイス。シングルカットは嬉しい限り。 (コンピューマ)

JoyceがNana VasconcelosとMauricio Maestroとの'76年パリでの録音でのセッションの未発表音源が再発。Mauricioとの長らく未発表だった一枚。Nana Vasconcelosが超絶のリズム感覚で、バックアップ。彼女の代表作「フェミニーナ」で再演される「Banana」や「Clareana」も演奏しています。アフリカのリズム感覚やアニミズム、フォールクローレ、世界的サイケデリックムーヴメントの70年代の空気感。当時のブラジルのスタジオミックスワークの水準の高さも窺える。Andy Votelによるアートワーク、〈Far Out Recordings〉から。 (サイトウ)