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Jose Mauro
Obnoxius
Far Out Recordings
- Cat No.: FARO 191LP
- 2024-12-17
名曲「Novo Visual (New Look)」(sample1)、B1「Nova Bossa Nova (New Bossa) 」(sample2)B2「Nordeste (North East) 」(sample3)などなどブラジル音楽とモダン・エレクトロニック、クラブジャズ/フュージョンとの見事な融合。味わい深いアーバンでクロスオーバー洗練の極み。20周年記念盤。全8曲、レコードのまわる音にあたたかく包まれます。トラックリストからもどうぞ。 (コンピューマ)
この74年の「Ninguem Vai Me Segurar」と、77年の「S/T」とライヴアルバムを一枚残し、30代で短命に終わったANA MAZZOTTI。彼女のパートナーでドラマーでもあるROMILDO T. SANTOS、そしてAZIMÜTHの1STアルバムを録音と同じ時期のJOSÉ ROBERTO BERTRAMIが前面に参加、ベース/ギターALEX MALHEIROSやARIOVALDO CONTESINIも参加したバッキングの魔法のようなテクニック、リズム、高いレベルで、調和した演奏(歌も含めて)が素晴らしい。ファンクビートとサンバビートを行き来するダンスチューン「Eu Sou Mais Eu」、テクニカルな鮮やか際立つ「Agora Ou Nunca Mais」、「Feel like Making love」のカバーなど。 (サイトウ)
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元々は地元であるブラジル東北部ペルナンブーコの教会でピアノを弾いていて、その教会では讃美歌にブラジルの伝統リズムが自然に混ざって演奏されていた(!)というのが原風景。フォホー、バイアォンといったブラジル東北部のあらゆる伝統のポリリズムを複雑にダイナミックに、そして今USジャズをも取り込み完璧に新しいサウンドになりました。鳥の声と森の音を思わせる Cazumbá(sample3)は同じペルナンブーコ出身のナナ・ヴァスコンセロスに捧げられているあたり、ダンス耳・サイケデリック好きにも響くはず。インタビューでは今作のことを、忘れ去られた物語、古代の哲学、ブラック・ブラジルのインスピレーションスピリチュアルな探求であり、そして自然讃歌だと答えてます。アフロ・ブラジリアン・カルチャーの一つの結晶とまで言ってしまいたい!凄すぎる。 (Shhhhh)
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〈Far Out Recordings〉名作!2023年にリリースされリオの現在のシーンの充実ぶりを伝えたキーアルバムBala Desejoの「Sim Sim Sim」 にもゲスト参加するなど、注目のブルーノ・バールの2022年の素晴らしい一枚。ブラジル北東部のアラゴアス州の州都マセイオ出身のミュージシャン。ビートミュージックやコンテンポラリーR&Bなどの影響も受けながら、ブラジル、ボサノヴァやアフリカンのエッセンスなどを感じさせ、LOW-FIでフレッシュなMPB。いいですね。ストックしています。 (サイトウ)
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良いギター。中性的な声、イントネーション、音間。ルックスと相まって魅力。アレンジ、アンサンブルもとても良い。ブラジルの現在。 (サイトウ)
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A1「Life Forces」オリジナルはZara McFarlaneをフィーチャリングしており、タイトルそのままに生命の力を謳歌するような ポジティブななエネルギーに満ちたリミックス。「Sacred Rhythm Version」と「Sacred Rhythm Dub」。「Umoja」、「Soul Of The People」、「Into The Light Of Love」。スピリチュアル・ジャズ、ジャズアフリカン、アフロ・ブラジリアン、ダブなどのエッセンスにインスパイアされたディープダンス・ミュージック。素晴らしいですね。 (サイトウ)
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ジャイルス・ピーターソンやパトリック・フォージといったジャズDJ達はもちろん、近年でもFLOATING POINTSやMR SCRUFF、ANDREW ASHONG達はじめ多くのDJがプレイしてきた、79年の名作アルバム「Viralata」。アフロ・ブラジリアン・サウンドとジャズ、ジャズ・ファンク/フュージョンがクロスした色褪せることのない名盤です。洗練された演奏のすばらしさ、高度な音響構築のミキシングはフロアでアメイジングさを発揮します。ロンドンのアンダーグラウンド・ダンス・ミュージックを育んだ今はなき伝説のクラブPLASTIC PEOPLEのクロージング最後の一曲はこの「Cascavel」だったそう。 (サイトウ)
しかもDLでは、オリジナルアルバム+New Mix+Theo Parrish、Ashley Beetle、Mark Eによるリミックス含めた全14トラックを収録。ベテラン音楽愛好家にはおなじみのNHK-FM「クロスオーバーイレブン」のテーマ曲A4「Fly Over The Horizon」(sample1)はもちろんこのアルバムに収録されております。クロスオーバー・ブラジリアン・ジャズファンク・サンバのディスコ屈指の名曲B1「 Jazz Carnival」(sample2)など、ブラジリアンでフュージョニック・クロスオーバーなメンバーそれぞれの優れた演奏とハーモニー調和はもちろんの事、フェンダーローズ、ハモンドオルガン、Arp 2600&2800、MINI MOOG、ヴォコーダーなどなど宇宙空間にフューチャー柔らかに木霊するエレクトリックな鍵盤の響きも心地よすぎる傑作マスターピース。 (コンピューマ)
〈Leaving Records〉からの「Das Nuvens」、そして〈Real World〉からのSam Gendelとのアルバムも控えるFabiano Do Nascimentoの新作アルバム「Mundo Solo」がブラジル音楽のスペシャリスト「Far Out Recordings」からリリースされました。タイトル通り自身一人での録音の形を主にしながら、6弦、7弦、10弦、オクタヴ・ギター、エレクトリック・バリトン・ギターを駆使、友人でもあるジュリアン・カンテルム(『Etude 1』のドラムス)、アジュリナン・ズワルグ(『CPMV』のパーカッション)、ゲイブ・ノエル(『Curumim』のベース)も参加している。多重に重ねた音、シンセサイザーはこれまでとは違った音の奥行きを産んでいると思います。素晴らしい。「エルメート・パスコアルのユニヴァーサル・ミュージックのコンセプトを採用し、ナショナリスティックな傾向を排除して、影響を受けた音楽のすべてを一度に表現することを目指した」と言っています。 (サイトウ)
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ジャズ、ブラジル音楽、カリビアンなどジャズにまつわる音楽のオーソリティーでもあるベテラン、ニコラ・コンテ。ジャズの根底にあるアフリカン・ルーツを掘り下げたジャズ・アルバムをリリース。スワヒリ語で団結、一体感、調和を意味する「Umoja(ウモジャ)」をタイトルに、ブラジルや南米、カリビアン、アフリカンなどの民族音楽やそれぞれのルーツにアプローチした70sのブラック・ジャズやスピリチュアル・ジャズ同等、リズムの構造や精神性などの深みを追求したディープ・ジャズ・サウンド。ストックしています。 (サイトウ)
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ブライトンのサイケデリックロックバンドWax MachineのLau Roのソロアルバム。ロウファイ、変拍子、時間の感覚が自由さを感じさせるな魔法のような音で幕開けます。アレンジの質の高さ。素晴らしい才能。聴くべき価値のある一枚だと思います。(サイトウ)
以下インフィメーションより引用です。
『ブライトンでは、若いノンバイナリー・シンガーであり作曲家であるラウ・ロは、自由な発想を持つアーティストやミュージシャンが集まるこの街の先鋭たちの中に身を置くことになる。ラウ・ロはワックス・マシーンを結成し、前時代的でサイケデリックなコミュニティは、国の政治的衰退を背景に、カウンターカルチャーの希望の光をもたらした。2020年から23年にかけて、ワックス・マシーンは、プログレッシブ・フォーク、ロック、ジャズで知られるイギリスのサイケデリックな先達の影響も受けながら、カルト的な人気を誇るアルバムを3枚発表した。しかし、ラウのブラジリアン・サウンドの核は、ワックス・マシーンのリリースの中ですでに開花し始めていた。そして今、さらに深く根を張り、ラウ・ロはデビュー・アルバムで一歩を踏み出した
このアルバムがレコーディングされた庭の奥にある小さな木造小屋にちなんで名づけられた『Cabana』は、記憶、自己発見、想像力についての深く個人的な記録である。メランコリーと希望が、ドリーミーなボッサ、アンビエント・フォーク、ファジーなトロピカリア、荘厳なMPBなど10曲にわたって融合している。ラウ・ロの繊細でありながら静かな自信に満ちた歌声は、(英語とポルトガル語の両方で)汚染された都市生活を痛烈に攻撃する一方で、豊かな自然と野生動物に恵まれたユートピアを夢見る。』
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アルゼンチン生まれながら、ジョビン、バーデン・パウエル、ヴィニシウス・デ・モラエスといったレジェンドたちの弟子でもあり22歳でオフィシャルの録音をしていたという経歴の持ち主で、既にFar Out Recordingsから数々の名リイシューもありなアグスティン・ペレイラ・ルセナの満を辞してのセルフタイトルの再発!
バックメンバーはなんと!ボサノバ史上屈指の名盤で私も愛聴してました、ヴィニシウス・デ・モラエスの名ライブ盤”La Fusa”にも参加したマリオ・モハラ・フェルナンデス、エンリケ・”スルド"・ロイスナーの両アルゼンチン人のリズム隊。それにこのボーカルはアグスティンの友人でフランス人教師ヘレナ・ウリブル。彼女のボーカルが、いわゆるボッサやMPB的というよりはウルグアイのエドゥアルド・マテオとの伝説のオルタナ・ボッサ・デュオのボーカル、ディアナ・デノイールを思い出す。ボサノバ本来の光と影、土臭く、オルタナながらブラジル愛籠った音像。バーデン・パウエルのカバーも2曲ありますが、ファビアーノのカバーとの違いも面白い。長く聴けます。素晴らしすぎる! (Shhhhh)
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ブラジリアン・ジャズ・マスターピース。2012年にFAR OUTからリリースされたオリジナル・マスターテープからリマスターした「Jazz Carnival (Original Full Length Unedited Mix)」。B-SIDEはYambeeによるリミックス。 (サイトウ)
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南米サイケデリック、ブラジル音楽ファンに名高いミナスのグループSom Imaginarioの貴重な音源がFar Out Recordingsからリリースされました。ピアニストWANET TROP。ギターのFrederaはじめ、ミルトン・ナシメントのバンドのために結成されナナ・バスコセロス、トニオ・ホルタ、パウリーニョ・ブラガといった後のレジェンドも合流していたグループ。ドラムの彼らのアルバムで最も人気の高い「Matança Do Porco」(Arthur Verocaiと共演している)で1973年、これまでリリースされていた録音としては最後となるミルトン・ナシメントとのライヴパフォーマンスは1974年なので最後期の録音。ミルトン・ナシメントとのツアーを終え、首都ブラジリアでの"Nature Dsay"を祝い行われたコンサートの録音。1994年のレーベル発足以来一貫してブラジル音楽に取り組んできたJOE DAVISのFar Out Recordingsから貴重な音源のリリースが続きます。録音の状態も良く、最新の技術でリマスターされたFar Outワークス。 (サイトウ)
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75年録音。オーパの名作「Goldenwings」に収録される同名曲の別バージョンで幕開けます。アイルト・モレイラたちも取り上げてるエドゥ・ロボの大名曲「Casa Forte」や「Never Can Saygoodbye」のカヴァー、カンドンベのパイオニアで友人でもあるリューベン・ラダに捧げた曲など。60年代には、ブラジルのトロピカリア同様、ビートルズやサイケデリックロックにも影響を受け、ジャズ、アフリカルーツの自国の音楽と融合させていったウルグアイの才能たち。特にウーゴは現在でも日本ともゆかりが深く愛され続けていますね。オフィシャルのアルバムとはまた違った魅力溢れる一枚。 (サイトウ)
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自分で笛を作り奏で鳥やカエルとコール&レスポンスで遊び、祖父の鍛冶場で廃品利用した楽器を作り、湖畔に座って何時間も自然の音に耳を傾けていた少年時代。しかし今作のプラネタリオ・ダ・ガベアのレコーディングでは、エルメトは「魔術師」あるいは「宇宙の使者」(ブラジルの偉大なギタリスト、ギンガがかつてそう呼んだ)として、我々の世界を超えたハーモニーとメロディーの直感的センスを発揮。
これを機に11年不動のメンバーに固定されたという圧巻のグルーヴが誕生した夜(ミルトン・ナシメントも見にきていたとか)。もちろんそこにはサンバやブラジル東北部音楽といった様々なブラジリアン・フォークが内蔵されたエルメート節が炸裂。。やはり圧倒的と言わざるを得ない、、エルメート諸作は色々聴いてますが、この時代もあったであろう緊張感溢れるグルーヴにちょっと"怖さ"も感じてしまった、、なかなか凄いとこまできてます。2LPですが20枚分くらいの熱量、、30分以上のブラジリアン・サイケデリック・ジャム"Paz Amor e Esperança / Homônimo Sintróvio"(sample 1)、コール&レスポンスに驚"Bombardino"(sample 2)、美しいピアノからフルートまで流麗なジャム"São Jorge / Ilza na Feijoada"(sample 3)そこをとってもエルメート節。名門FAR OUTからのリリース、ジャケも最高すね。 (Shhhhh)
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1979年前作「Light As A Feather」を経て、さらにその路線を押し進めたこの4THアルバムでは、80年代の到来として、ヴォコーダーや当時の最新鋭デジタル・シンセサイザー・エレクトリニック機器も駆使して、宇宙的SF未来感覚をより感じさせてくれる新たな効果音やリズム新世界の構築がフレッシュ独創性に富んでいて、その優れた演奏アンサンブルとハーモニー調和もさることながら、フェンダーローズ、ハモンドオルガンを中心としたエレガントでやわらかで温かみのある斬新な未来的音響世界にも惹き込まれ包まれるブラジリアン・クロスオーバー/エレクトロニック・ジャズファンク・フュージョン・レアグルーヴの名作中の名作となっている。マスターピース&レコメンド。全9曲。トラックリストからもどうぞ。 (コンピューマ)
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昨年FAR OUTが取り組んだ〈QUARTIN RECORDS〉の一連の再発でもハイライトの一つJOSE MAUROの「Obnoxius」。MADLIB, GILLES PETERSON, FLOATING POINTSも生涯のフェイバレット・アルバムにあげる名作で、BING,SHHHHHといったDJにもプレイされてきた「Apocalipse」や「Obnóxius」を筆頭に数珠の名曲、アレンジ。素晴らしい音、歌の世界。 (サイトウ)