- MIXCD
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- New Release
Ayu-Chan-Ching
Ba’dansa Vol.2 ~Slow Dancing in Shadows~
ARRROUND Wicked Sound Maker
- Cat No.: ARCD-012
- 2025-10-01
ALTON MILLERやCHEZ DAMIERなど、レジェンドが参加する北京拠点の〈ADEEN〉から!ROBERT OWENSの艶やかなボーカルと南アフリカのアマピアノがジャストにハマった「Phenomenal (Camille's Amapiano Suite)」(sample2)、実力派イタリアンハウサーNICO LAHSのビートダウンアレンジ「Phenomenal (Nico Lahs House remix)」(sample3)など。レジェンドの歌声の可能性を様々な方向から引き出した贅沢な作品! (Akie)
Track List
一聴しただけでAMAPIANOとわかってしまうこの不穏なサブベース、プリセットまんまかと疑うシンセドラムが妙に生々しく響きます。DJで試してますが今一番フロアをザワつかせてしまうこのグルーヴ、、、唯一のアフロ音楽と親和性が高いシェイカー(ここだけトライバル風)に身を委ねていたら、欲しいとこにないのに忘れた頃に変なタイミングでやってくるスネアに飛ばされる。。リズムの取り方がテクノ・ハウスとちょいと違うんでしょうか。リズムはラテンの取り方でもできなくはなくデジタルクンビア出現も思い出す。かと言って”辺境”の一言で片付けるにはドラッギーすぎるし、踊れすぎる。ポリリズムでもエクスペリメンタルでもシカゴハウスでもない、これがAMAPIANO、、面白すぎますね。かといって突然変異ではなくクワイト、アフロ・ハウスの系譜であります。テクノハウスDJにも飛び道具として取り入れてください。BPMも110台前半と、ミッド/スロー・オーガニックの解釈も可能。もちろんUKベース/今ダンスホールとも比べれないですかね。楽しみ方はあなた次第。何度も言いますがおもしろすぎる。全曲変です、しかも使えます。 (Shhhhh)
Track List
クワイトからアフロビーツ、南アフリカ産ハウスまで2000年代前後からこの地域独自のダンスミュージックが発達してきましたが、このAMAPIANOが最新の音楽とのこと。チープなシンセから紡ぐリズム宇宙、ログドラムと呼ばれるドラムパターンはYAHAMAのシンセのプリセットにあるみたいです。現地発でMP3でシェアされる音楽らしく、この辺は南米スロー系と同じく2010年代以降のカルチャーですね。今回vinly化はアフロ音楽を様々な角度から紹介してきたAWESOME TAPES FROM AFRICAの面目躍如のお仕事。しっかし、この特徴的なシンセの浮遊感と長尺感は全くもってドラックミュージックと言い切ってしまいたくなる危うさ。と思ったらジャンル名通りの綺麗なピアノリフなんかシカゴハウスぽい。クワイト以降のシェイカーの音にもっていかれる、、、ベースミュージック/トラップ以降のサブベースはフロアでも鳴りそう。スネアの入れ方も極めて変でハウスとは言いきれず。辺境がどうとか理屈じゃなく踊るものですね。ループしているうちにハマってきました。なんじゃこりゃ。 (Shhhhh)
クワイトからアフロビーツ、南アフリカ産ハウスまで2000年代前後からこの地域独自のダンスミュージックが発達してきましたが、このAMAPIANOが最新の音楽とのこと。チープなシンセから紡ぐリズム宇宙、ログドラムと呼ばれるドラムパターンはYAHAMAのシンセのプリセットにあるみたいです。現地発でMP3でシェアされる音楽らしく、この辺は南米スロー系と同じく2010年代以降のカルチャーですね。今回vinly化はアフロ音楽を様々な角度から紹介してきたAWESOME TAPES FROM AFRICAの面目躍如のお仕事。しっかし、この特徴的なシンセの浮遊感と長尺感は全くもってドラックミュージックと言い切ってしまいたくなる危うさ。と思ったらジャンル名通りの綺麗なピアノリフなんかシカゴハウスぽい。クワイト以降のシェイカーの音にもっていかれる、、、ベースミュージック/トラップ以降のサブベースはフロアでも鳴りそう。スネアの入れ方も極めて変でハウスとは言いきれず。辺境がどうとか理屈じゃなく踊るものですね。ループしているうちにハマってきました。なんじゃこりゃ。 (Shhhhh)
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2020年にリリースされた前作「Ba’dansa」では、自ら赴いた南アフリカのタウンシップでタクシ ードライバーから手に入れたUSBに収録された音源をメインに、当時我々が「南アフリカ」と聞いて想像する音楽を遥かに超えたアーバンでアダルト、ムーディー&セクシーなDEEP HOUSEやAmapianoがスムーズ流麗にMIX紡がれたワン&オンリーな傑作でしたが、あれから5年を経てリリースされた今作「Ba’dansa Vol.2 ~Slow Dancing in Shadows~」では、前作には「耳の早い人は注目してる新興ジャンル」として少しだけ収録されていたAmapianoがこの5年の間に世界的な市民権を得て、さらにどんどんサブジャンルが生まれていく中で発生して流行したメロウでジャジーなスタイル〈Private School Piano〉の世界観をより掘り進めた、レゲエ/ダンスホールにも通じるスローモーリディムが色気をより濃厚に香らせる〈Slow Jam〉〈AMA45〉と呼ばれるBPM90ほどのスローダウンAmapianoかから、前作と同路線のSA DEEP HOUSEのムーディーなディープハウス世界観が、妖しく妖艶アダルト・アーバン・スムースに、じんわりと丁寧にエロチック愛の歓び高みに向けてドラマチック哀愁、流麗じんわりと丁寧にミックス構築されていく。前半のクライマックス、永遠に続くかのような甘茶スウィート濃厚トロトロな絡みつくサックス・ソロも実にタマりません。
真空管を通したまろみと艶やかさ極上のマスタリングはHacchi(Urban Volcano Sound)による施し。アートワークはレオキマンによるもの。
これからの季節にもディープ・メロウ・スムース・スポーティー・ダンサブルにフィットする70分29秒。 (コンピューマ)