イタリアのディスコ/リエディット・レーベルENZINOのニューリリース。EARLY SOUNDSクルーあたり共交流のあるイタリア出身ベルリン在住のDJで、ジャーマリストのBIGOTEとENZINOとの共作２曲とENZINOのソロ。そして〈REBIRTH〉からもリリースしているデュオBLUE MONDAYSによるDOORSの 名曲「Peace Frog」のリミックス収録です！オリジナルも、ブルージーサイケデリックロック、タイトなファンキーリズムがかっこい曲なんです。 (サイトウ)

アメリカのジャズ・ピアニスト・NAT KING COLEによる歌とパーカッションのみで録音されたポピュラーソング”Calypso Blues”を、MARVIN GAYEがカヴァーしたヴァージョンをトライバルなビートを加えてリワークしたBLUの”Martin Game”(sample1)、ひっぱるドラムロール、90'sレイヴな声ネタ「wake up,wake up」にワイルドな909ボトムと中域のファンキーな303アシッドでミニマルな仕上がりでガッツリ使いたいDON PALの”India”(sample2)のAサイドが強力！！さらに、欧州各地のフェスなどを飛び回るようになりイタリアにもコネクトした、HOUSE MANNEQUIN のAKIRAHAWKS & ENZINOによる共作リエディット、流線型コズミック・シイセサイザーのHI-NRGユーロ・ディスコをユースフルにリワークした”Theardo”(sample3)も盛り上がります！カリンバ使いのアルペジオ・バレアリックな”Berlimba”を含む、フロア直結の４トラック収録！

ロフト古典としても知られるエレクトリック・バイオリニスト・JEAN LUC PONTY”Computer Incantations for World”に、タフなリズムを刻み込んでアップデイトさせたバレアリックス、ENZINO’S & DJ ROCCAコンビによる”Tanta Robba”(sample1)、90'sアーリーなハウス・トラックを完全フロア向けのモダン・レンジで聴かせるENZINO”Lovely September”(sample2)のAサイドが目玉！新顔・MUDDEGGは、〈SONAR KOLLECTIV〉からの良作で活躍したOUTLINESの”Listen To The Drums”のJAZZANOVA/DIXONエディットにトランペットやヴォーカルをマッシュアップ、こちらも初見のドイツの２人組・BOOGIEMANN & STAN TROPICによるサマージャム”Feel it”(sample3)もいい感じ！リプレスなしの限定盤。

ベテランによるものと噂の、毎回凝った(？)スリーヴで届けられる＜ENZINO＞リエディットの３番。まず、DJ HARVEYもこよなくプレイしてきたイタロ・ディスコ聖典である、セルソ・ヴァリのスーパーグループAZOTOの"Anytime Or Place"('81)を、フィルター＆カット・ループでタイトな展開に抑えたA2”Marziopaola”(sample1)や、THE POLICEの面々を大きくフィーチャーしたEBERHARD SCHOENERによるカルト・クラシック”Why Don't You Answer”を、歯切れの良いリズムに差し替えて原曲のディープな印象をイメチェンしたB1”Wdya (Musumeci Edit)”(sample2)やCHILLY”For Your Love”セミ・インスト化したA1など、定番ズラリ。イタリアの人気歌手の妹でもあるLORENADA BERTEのしゃがれ声が堪能できる同名のアルバムからの哀愁ブギーファンク”In Alto Mare”のコズミックなエディットのB2”Breathing (Alem Nad Edit)”(sample3)も秀逸。