- 2LP
- Recommended
- Back In
Nils Frahm
Paris
Leiter
- Cat No.: LTR046
- 2025-06-12
ポスト・クラシカルの旗手にしてピアニスト / 電子音楽家であるNils Frahmの新作はパリ管弦楽団の新本拠地であり、2400人収録のパリ・フィルハーモニーでの圧巻のライブ録音。
Track List
Track List
同じくポスト・クラシカルの旗手であるNils Frahmのレーベルからのリリース。たとえば、西海岸Leaving系とも毛色が違いますが、西クラシカルもアンビエント耳で十分楽しめるという好例です。ユトレヒトのチェリストで、Festival of Modula2024でも来日したMaarten Vosとの共演。一流ピアノ・アンビエントでもあり、テクノの好きの耳休めにもぜひ。素晴らしい。 (Shhhhh)
Track List
コロナ禍に制作され、先日入荷させたピアノ・ソロ作品である、"Old Friends New Friends"は即完売でしたが、なんと同じくピアノ・ソロアルバムである、"Day"が2025春祝再発。
他作品聴いても思いましたが、モジュラーを操り、テクノ・リスナーからもリスペクトを受けながらピアノ一台でアルバムを持たせれるのは彼しかいませんね。エモーショナルすぎず、クラシカルすぎず、ミニマルすぎない確かな引き際。これはアンビエントという概念よりも古い歴史あるクラシック・ピアノの系譜、ドイツミニマル音楽なんでしょうか。
とにかく唯一無二のピアノ音楽。テクノ/ 広範囲電子音リスナーの耳休め、進化に。もちろんアンビエント・リスナーの新たな指標にも・同時期に入荷予定で、2025年新作である"Night"ともにどうぞ。 (Shhhhh)
Track List
ドイツ・ミニマルとクラシック・ピアノ、アンビエント・テクノ、、、Nils Frahmのアーカイブを一つにまとめて結晶化したような。一足先にsample受け取り、その"夜"に試しましたが果たして圧倒的でした・。シンプルにしてロマンスを感じますが、安易な情感に流されすぎない。ストイックなテクノやエクスペリメンタル好きも試してみてください。瞑想 / アンビエントとしてももちろん有効な、先端にして普遍のピアノ音楽。しかし、エチオピアのエマホイやJohn Carroll Kirbyなど色々なピアノ音楽が出てますが違いが面白いですね。
坂本龍一もrecしたかの有名なFunkhaus内のNils自身のスタジオにて、Klavins M450 という世界最大のアップライトピアノにて録音。 (Shhhhh)
Track List
Ganavyaは南インドのチェンナイにて、母と祖母から古典声楽であるカルナータカ音楽の正式な訓練を受け声楽技法や複雑な作曲法を習得。さらに、ヴァルカリ巡礼路に沿って育つ中で、物語を語る音楽芸術であるハリカターにも親しみ、そのために彼女の音楽は物語性と精神性の深く根ざしているという。タミル語、英語、スペイン語、マラーティー語など、複数の言語で歌唱し、言語の壁を越えた表現を追求。
こうした経歴が、ともすると型が決まりきっているインド音楽を絶妙なモダンなセンスでアップデートしダンス耳にも親しみやすく、Nils Frahmやシャバカ・ハチングスらのマエストロたちに愛されたのでしょう。前作はFloting Pontsも参加してましたね。これは来日も見たい。。
時代の流れとともに、色々な意味でワールド・ミュージックの概念も崩壊してますが、その美しき意味を思い出す伝統とモダンのバランス。またはビル・ラズウェルのワークスを思い出す90~00`sエスノ・アンビエント。さらに言うと、ニルス・フラムと彼女の関係はキップ・ハンラハンとキューバやハイチの音楽家のそれを思い出す。様々なエスノ / ワールド現象とシンクロ。末長く聴けそうな1枚です。 (Shhhhh)
Track List
09~21年に作られた作品からの未発表曲。ダンスミュージックのリスナーを持つアーティストの中で、ピアノ1台で2LP持たせれるのはこの人だけでしょう。西洋クラシックの文脈を併せ持つテクノ職人ということで異色の才能。ピアノ・アンビエントとしても超一流作です。エモーショナルになりすぎないギリの絶妙なセンス。
なぜか日本にあまり流通してなかったのですが入荷できそうです。ポスト・クラシカルのピアノ作品で1枚!と言われたら今作かもしれません。 (Shhhhh)
Track List
1979年ノルウェーのポストグルンという街に生まれ、先に機材でトラックを作っていたがその可能性よりもピアノのシンプルで複雑な音色に惹かれ独学で学び、ノルウェーの民族音楽、スカンジナビア半島のアーリージャズなどに影響を受けたという。
ポストクラシカルというよりピアノ・アンビエントとも言える音色ですが、底に流れる西洋クラシックの流れはアジアや南北アメリカ大陸にはないもの。そこをテクノと合わせたNils Frahmご本人のレーベル、Leiterからのリリースということでダンス / テクノ耳にもフィットするプロデュース。
ご本人のバイオに、"その音色はノルウェーの荒野の山小屋へといざなう"とありますが、果たしてその通りな音。好きな人には堪らない世界観。寒い冬〜春の始まりのホームリスニングにぜひ。 (Shhhhh)
Track List
ページトップへ戻る
いわゆる”アンビエント”がここまでキーワードになる前から、クラシカルなアンビエント・テクノ / ピアノ作品を作っていた彼による貫禄のライブ盤。自身のレーベル、LEITERからの作品です。
PopMatters誌に大絶賛の前作、『Music For Animals』、過去作もPitchforkのアルバム・オブ・ザ・イヤーも受賞などの経歴を持つ彼。やはりすごいクオリティ。クラシカル・アンビエント・テクノの真髄です。先行公開された"Spells"(sample2)、はモジュラー・シンセ独力オーケストラ。商品ページのリンクから今作の様子を確認してください。圧巻。 (Shhhhh)