リスボンゲットーサウンド要所〈PRÍNCIPE〉にリリース歴を持つマンチェスター拠点のP. ADRIXによる未来派くクドゥーロ「Energéticos」(sample1)に幕開け、ブラジルのDJ LIMAが中東旋律をミックスしたエレクトロファンク「Montagem do Telefone」(sample2)、リスボンに現れたミステリアスニューフェイスRKEATによるハードコア・ジャングル「NOID」(sample3)、変拍子スローバーナーDJ PROBLEMAS 「Avariou o Quatro por Sete」 など、癖と個性で固めたコンピレーションに。良いです。 (Akie)

パーカッショニストMOHAMMAD REZA MORTAZAVIもリリースする〈PADRE HIMALAYA〉のカタログ5番。本名義でも〈PLANET MU〉からアルバムをリリースする異能ANTHONEY J HART。チャタリングのヴォイスサンプルで節付けした「Selector」(sample1)や、リズミックなパーカッションを交えながら歪みサブベースが漸進する「Fight For A Cause」(sample2)。音は攻撃的ですが、間合いとリズムでしっかりとグライミーなダンスグルーヴを形成している、すごくいいです。 (Akie)

幼少期に出会った伝統酒杯太鼓・トンバクに魅了され、３０手以上の革新的なスナップを編み出し、若干２０歳にして世界最高峰のトンバク奏者として賞賛を集め、渡欧後も多くの賞を獲りベルリンフィルハーモニーでの独演するなど各地で成功をてにしてきたマスター・パーカッショニスト・モハマド・レザ・モルタザビィ。ダフがメインとされてきたペルシャ音楽の伝統をアップデートしてきた彼の真髄の、指を高速で使うことによってドローン効果を出すというリーズ奏法のマジック、祈り交信するような深い音響を描きとらえた５つのシーンから成るソロ・パーカッション・レコーディングです。

IMAGINARY FORCESやWHY BEあたりのリリースを手掛けるレーベル〈HALCYON VEIL〉を主宰するRABITにいち早く注目した、東京拠点のレーベル〈DISKOTOPIA〉から既にリリース済み、第１弾に登場したRENATOと当レーベルを共謀するポルトガルの新星・SILVESTREによる初フィジカル・ヴァイナル！

ユニークな若い才能を発掘すべく立ち上がったポルトガル期待のニューレーベル〈PADRE HIMALAYA〉から、まずはレーベル発起人の１人である新鋭・によるデヴューシングル！TVナレーションや吠える愛犬の鳴き声、テレフォン・コールetc.の生活雑音をちりばめた、ラフな躍動感のある裏打ちバックビートのファニー・ファンク”Alo Alo”(sample1)、エキゾチックなバンブーフルートのイントロから謎だらけ、そこからトライバルにシャッフルするミニマルなパーカッション・ビートが走り出す”Ze Do Telhado”(sample2)、機械じかけのロウでパーカッシヴなシーケンスに生身を捧げる儀式的ボディートランス！そしてさらにミステリアスな雰囲気のシャーマニック・ノンビート”Marceneiro”(sample3)搭載の全３トラック収録。NIAGARA好きなひとはマストです、是非！