特にオススメのトラックが、洞窟内のような反響するアンビエントにアーメンをイノベイトしたドラムブレイクスを躍動させた「Signy Hall」(sample1)で、なんと言っても試聴2分35秒あたりからのブレイクスを引っこぬく曲展開は圧巻。重量感あるブロークンビート「Angry Gods」(sample2)や、トランシーな低速テクノ「00」(sample3)など、荘厳なデザインの中でジャンル横断。 (Akie)

その傘下のスタンプレーベル〈AXE TRAXX〉では、〈LOST PALMS〉で名を上げたSONNDERやTRUDGE、RON WILSONの〈777〉や〈UN.T.O.〉からリリースするクロアチアのFTP UP、ドイツ最北の島から〈HAMSA INTENATIONAL〉を発信するDJ PEGASUZ、RVL a.k.a. CHRISTIAN LOSCOなどをフックアップし、世界各地の人気ストリーミング・ステーションでレギュラーホストをいくつもかけ持っているFEDE LNGによる、キメ細かなシンセパッド、後半ブレイクでのヴォーカル・サンプルもナイスな”Electric Relaxation”(sample1)、〈SHALL NOT FADE WHITE〉の常連、SLUM VILLAGEの”Climax (Girl Shit)”ネタも最高だったDEEJAY ASTRALの”Metaphysical Therapy”(sample3)もカッコいい。

アムスのRaär始動〈WHO'S SUSAN〉第五弾は注目の新鋭を集めたLO-FIコンピレーションシングル。シカゴ新世代DJ SWAGGER、ユニークなリリースが続くDJ WINDOWS XP、そしてレーベル主宰のひとりでもあるAXEFIELD等、精選された４人による注目の一枚。BASS/ELECTROを吸収した多彩なハウストラックス。 (akie)

E-BEAMZからのデビュー作に続いて、WHO'S SUSANから。DJ WINDOWS XP。サイファイでロマンティック。LO-FI HOUSE注目の一枚。WHO'S SUSAN ? (サイトウ)

これも、スピーカーをドープに鳴らす、かなりぶっといアナログ・マシーン・サウンド。RAÄR。〈DREAM RAW〉からカセットをリリースしているハードウェア使いのRICK SHEENとのスプリット。〈WHO'S SUSAN〉次はDJ WINDOWS XPです。 (サイトウ)