2013年にハウスのネクスト・スクールの到来を象徴したL.I.E.Sからのカルトヒット「Lifetrax/Feelin」でデビューしたFLORIAN KUPFER。モスクワの〈PRIVATE PERSONS〉から。 (サイトウ)

まさにアナザーサイド・オブ・FLORIAN KUPFER、実験的側面を切り取ったニューアルバムがリリース！「Gates of Hell」(sample1)と名付けたオープナーでは鈍痛のような低音とホワイトノイズをブレンドし、一旦リスナーの耳をリセット。続く「Abandonment」(sample3)ではストリングスを活用したドローンとノイズ、抽象的に打ったキックで構成。個人的にグッときているのが最後の「Cells」(sample2)、柔らかく脳を包む電子ドローンにチリチリ眩いモジュラーの輝き。2013年から19年という長い年月をかけてレコーディングしただけあって、クオリティが凄いです。リミテッドエディション。 (Akie)

NICK SIMONCINO主宰、これまでにGENE HUNT、SEAN DIXONらが参加してきた〈HOTMIX〉新作。シカゴなアシッドベース、強烈なハイハット反響にミステリアスなヴォイスをミックスした「Goin Down」(sample1)と、ヒプノにローリングするシンセにストリングスを差し込んだ「Final Stage」(sample2)。 (Akie)

L.I.E.S. (Long Island Electrical Systems)からのカルトヒットや〈TECHNICOLOUR〉、LUKE WYATTやWILLIE BURNSのレーベルからもリリースしてきたFLORIAN KUPFERのニューシングル。RAWなマシーンビート、ひたすら繰り返すことでヴォイスループ無機質なディストピア感を醸し出す「4Ever」筆頭にヒプノティック、サイファイなブレイクビーツのキラーでカオスなハウスチューンb1筆頭に４トラックス。遅れましたがマストな一枚！ (サイトウ)

奇才FLORIAN KUPFER。RAWなモジュラーシンセのオブスキュア・ヴォイス。ディストピアンなレトロ・サイエンス・フィクション。非常にLOWですが、LOWなグルーヴ、音のトランスにじわりとクレージーさが滲み出る。不思議な時間の感覚。アートワークもミステリアスさを演出。独特の美学。 (サイトウ)

RAWなマシーンビートに、フュージョニックなスペース・ギターをフィーチャリングした「Elle」、エモーショナルなヴォーカルを使った「Erika」, 柔らかな電子音とメタリックなへヴィービートの「Being Me」定位とリズムの刻みの冒険。ビートレスの「Unfinished」。RAWな中にもFLORIAN KUPFERらしい音楽的な幅が垣間見れる良作。 (サイトウ)

Lifetrax EP/「Feelin」がカルトヒットしたドイツのFLORIAN KUPFER。 (サイトウ)

セオ・パリッシュにも通じるようなフィーリングのミディアム・ビートダウン”I Feel You”や、目映いカレイドスコピックなエフェクトが反射するロウな”Bridge”、オススメは機械仕掛けのパカッシヴ・リズムに低いキックが脈打つラストトラック”Lemming”(sample3)、全４トラック収録です。

不穏な非常ベルのオブスキュア・ハウス・トラック「Head 」筆頭に、イルなマシーンサウンド！ (サイトウ)

リリース後即完売中古市場でも高値をつけたL.I.E.S.昨年の人気作がリプレス。プラスティックなヴォーカルが「I can't Stop This Feeling」と繰り返す、狂気の境界線の危うさと美しさ、ネット世代を象徴するようなソウル・ミュージック。少量のみのアナログでリリースされアンダーグラウンド・アンセムと化しRAの年間チャートにもセレクトされた。MATT COLTONのリマスターでの再発。 (サイトウ)