蘭老舗〈CLONE CLASSIC CUTS〉の名ワークがこの度リプレス！単調なT. LAVORAの歌い口と短く鋭いドラム捌きがジャストミートしたヴォーカルハウス「Basics 4 Love」(sample1)、メロウ＆スムーズな鍵盤をがっちり低いベースとキックで締める「Jus Luv」(sample2)、ソウルフルにフリークする鍵盤に導かれるディープハウス「Show You Luv」(sample3)の3トラックを収録。ソウルフルアンダーグラウンドハウスの真髄を感じ取れる名品。 (Akie)

D.C.ことDAVID CHANGが90年代初頭に興したニューヨークの老舗レーベル〈EMOTIVE〉傘下で、JOVONN自ら運営していたホーム・レーベル〈GOLDTONES〉に残した音源のいくつかをまとめたリイシュー・コンピレーション！またしてもオランダのCLONEが手がけるクラシックス再発部門〈CLONE CLASSIC CUTS〉が着手。近年のヨーロッパでの再評価はとどまるところを知らず、フランス〈APOLLONIA〉やイギリス〈DOGMATIK〉から新譜も出すほどである。もうひとつのセルフカタログ〈NEXT MOOV〉の諸作はもちろん、'00年代の〈TRACK MODE〉や〈COCO SOUL〉あたりのトラックも人気が根強いですが、ニューヨークの地下裏でひたすらに制作されていたこの不変的とも言える美しいディープハウストラックはいまなお輝き続けるすばらしいアーリーデイズの作品集。全８トラックのダブルパック。

アンダーグラウンドスピリットなNYC HOUSEの良心、コアなディープハウス・ファンに愛されてきたプロデューサー/DJ JOVONN。オランダのCLONEのレーベル〈ROYAL OAK〉 からJOVONNの曲を３者がエディット。雑味の多いオリジナルを洗練されたグルーヴへとトリートしたIAN POOLEYのミックスがやNO1人気。DJ DEEPは、「Love Honey, Love Heartache」のヴォーカルを使った「Show U Love」をエディット。オリジナルのイナたさを受け継ぎながら、ダブ・エディット、マジカルな多重感、奥行き、タイム感覚でフロアで映えるいぶし銀のリミックス(sample2)。ハウスミュージック道を突き詰める仙人！JOVONNの雑味をMICK HUCHABYらしいデトロイトソウルな雑味へとトリートしたエディット。それぞれベテランらしい流石のエディット！ (サイトウ)

去年リリースされたST GERMAINの『Tourist (20th Anniversary Travel Versions)』でもリミックスを施した「Rose Rouge」ですが、今回はコードを変え艶かしい雰囲気を加味、ビートも太らせて一層ディープなハウスグルーヴへと進化させた「Get Together (Jovonn's BND remix)」(sample1)を収録！ (Akie)

去年リリースされたST GERMAINの『Tourist (20th Anniversary Travel Versions)』でもリミックスを施した「Rose Rouge」ですが、今回はコードを変え艶かしい雰囲気を加味、ビートも太らせて一層ディープなハウスグルーヴへと進化させた「Get Together (Jovonn's BND remix)」(sample1)を収録！ (Akie)

ブルックリンの路上から世界のジャズ祭典までまたにかけ活躍するエレクトリック・ヴァイオンリン奏者・PATRICK 'THE ACE OF STRINGS' MANGANを大きくフィーチャリングした”Hesperia Soul”の２ヴァージョンに加え、JOVONNらしいアブストラクトかつダスティなトラックから、ビューティフルなシンセ＆ホイッスルのコードで命漲る最高なヴァイヴス”Inferno”(sample3)の３トラック。

これぞハウスミュージックといったループ＆ホールド感、時にハリ叫ぶスポークンヴォーカルでフロア・コントロールする”Wait A Minute, Stop (vocal)”とインストール、そつなく揺れるオルガンと喘ぐシンセ・べンディング”Give It To Me”の３トラック。

90年代初頭から活動しているニューヨークのSOULFUL UNDERGRUOND HOUSE錬金術師JOVONNのNEXT MOOVからの第一弾！世紀末リリース。時代の節目を感じさせる渋い4トラック収録。 (ヤスシ)

MOJUBA、ミニマル・シカゴ・ハウスのカルトな一曲TYREEの「Nuthin Wrong」に続いて、NYCのカルト・ベテラン・プロデューサーJOVONNの1994年のダブルパック再発！THEO PARRISHやRICARDO VILLALOBOSもプレイしたカルトトラックとのことです。C2のTBIBALやＢ１の「Love Destination」あたりは、今の感覚でばっちり良いです。90ｓハウスのねじれた感じのGarage Shelterもやはり独特です。GREEN VELVETのゲットー感とWILD PITCHの巧妙さを持ち合わせたような、モダンなミニマル感覚でアップデートしたTUFF CITY KIDS(Gerd Janson, Phillip Lauer) Remix (sample_3)ばっちり良い。 (サイトウ)

NYのレーベル〈KULT RECORDS〉から発表したディープハウス名品を〈MILLIONS OF MOMENTS〉がリイシュー。

N.Y.プロデューサーJoVonn(Emotive, Goldtone, West End) 、TOBY TOBIAS主宰LATE NIGHT AUDIOからリリース。オリジナルは黒光りする玉虫色、ジャジィ/ギャラクティック・ファンク・ディープハウス。ALT DISCO路線でも広がりを見せる極彩色アレンジ、空間サウンドセッティングを感じる「A Definition of a Track (Mankind Remix)」はウォーミィなハウスグルーヴに美しいサイケ出力をする極上のディープハウス。 (saitohideyuki)

RUDOULPHOのザンジバー・クラシック”Tell Me”を借用した歌モノ”It's Gonna Be Right”と同年リリース、パル・ジョーイのEARTH PEOPLE”Dance”と同じくCARL BEANの”I was born this way”をサンプリングした冒頭”Project X”(sample1)を筆頭に、当時のボールルーム、NYのアンダーグラウンドな空気感が詰まったロウなハウストラック全４トラック！

注目は、フレンチハウスのベテラン・DJ DEEPとのコラボレーション・トラック”Back In The Dark”(sample1)、モノシンセがギャラクティックに爪弾かれる”Moov' Sphere”(sample2)も秀逸。1999年リリース盤！

催眠的にささやくようなヴォイスが脳裏にやきつく、JOVONNらしくもないようなアブストラクトなプロダクションが時空を超えている”Anybody”、歌うように奏でるハプシコードがリードしつつも、俄かに蠢くアシッドが表裏をなす”Djoon”の２トラックのスプリットです。