レーベルスターターとしてDJとしても信頼の厚いパリジャンTERENCE :TERRY:がリリースしているニューレーベル〈DDS〉からの新作。気泡が弾けるコミカルなシンセの長尺ミニマル「Bnm789」(sample1)はスウィンギンなドラムとベースのバウンスにはめられる。メカニカルに回転するシンセアルペジオが印象的な「Yanardoner」(sample2)と、メロディックに動くベースとハットでマットに固めた低音部が気持ちいい「Nesia」(sample3)もかっこいい。 (Akie)

フュチャー・レトロなロマンチシズムが漂う、デトロイト・エレクトロへのオールド・スクール回帰的ミニマル・トラック”Lone”(sample1)、そして、もう１つの秀逸なオリジナル・トラック”Hord”(sample2)をリミックスしたのは、〈A.R.T.LESS〉から10年振りとなったニューアルバムも話題となった、サブ・マージ傘下の〈MATRIX〉で90年代中期より活動してきたデトロイト・エレクトロの要人・GERARD HANSONによる別名義・CONVEXTION、今の感覚にフィットするスペースシップ・コマンドな燻し銀のエレクトロ・ミックス”Hord (Convextion Remix)"(sample3)が素晴らしい！

多分に漏れずハウス化しているリリースも多いVAKANTから、久々のリミテッド・シリーズ第2弾！ONUR OZERに続いて、お馴染みTOLGA FIDANが、ムーディーなホーン・サンプル・ループを要所で絡めたトライバル・テックハウスを披露。こういう類の作品多すぎてアレですが、イージー過ぎず、嫌味なアッパー感もなく、ギリギリのラインで踏みとどまってるパーティー・チューン！ (カイハラ)

緻密なダーク・トライバル・トラックをVAKANTからリリースしているおなじみの才能、トルコ生まれでパリをベースに活動しているTOLGA FIDANがよりハウシーにシフトした新作をCADENZAからリリース！幾重ものレイヤーでオーガニックでドリーミーな世界を表現した彼の新境地。 (カイハラ)

最近どんどんハウス化が進んでいるVAKANTのメンバー、多分に漏れず最近はハウシーな作風へ移行していたTOLGA FIDANがFREAK N\' CHICからリリース！で、初期VAKANTらいくなトライバル・トラックを想起させるようなトラックメイクに、細かいエディットが光るピアノ等のウワ音のアレンジが光る、幻想的ムード溢れる2トラック。 (カイハラ)

スタート時からのディープ・トライバルなレーベルカラーはすっかり一新されて、MATHIAS KADENはもちろん、所属アーティストらも続々とハウス・フィールな作風へと移行していくなか、この人もこれで作風のハウス化に成功。お得意のパーカッション使いはそのままに、90sハウスのリメイク的な2トラックで勝負に出ました。RADIO SLAVEも10/10の高評価、B面「drunk rotation」をチェック。 (カイハラ)