- 7inch
- Recommended =
- New Release
坂本慎太郎 Feat. ゑでゐ鼓雨磨
小舟
Zelone
- Cat No.: zel-020
- 2019-08-27
冒頭1曲目「できれば愛を」(sample1)のスキマだらけ&ゴムマリのような乾いたドラムの音色&パーカッションとベースラインによるドープなグルーヴ、妖しいスティールギターとトロピカルなマリンバの響き、言葉と歌声から伝わってくるアルバム全体を流れるダークサイド狂気との表裏一体の儚い美しさ、そして無常の異形の愛とソウルに包まれた唯一無二の音楽世界に惹き込まれる問題作にして大傑作。何度も何度もくりかえし&くりかえし聴いてしまう全10曲。ボーナスCDのインストバージョンも新時代のイージーリスニング的BGMとしても最高峰となっている。今作も当然ながら大推薦とさせていただきます。チビ声の掛け合いも最高なスロウファンク&ディスコな4曲目「鬼退治」(sample2)どこか自嘲的客観的な坂本慎太郎ならではの歌詞の世界が軽やかでふぬけなライト・ディスコな演奏と合い重なってホントにオカシクなる8曲目「マヌケだね」(sample3)という3曲のsampleからもちろん、そして、トラックリストからもぜひともどうぞ。全曲それぞれに魅了されるが、なんとも美しい愛に満ちたディスコ讃歌の9曲目「ディスコって」もお見逃し無く。 (コンピューマ)
2017年にリリースしたソロ作『Recomecar』も話題を呼んだTim Bernardes率いるサン・パウロの3人組、O Terno。4月23日にリリース予定のニュー・アルバム『atrás/além』から2曲をピックアップした7インチが、坂本慎太郎主宰のzelone recordsからリリースされた。2017年にドイツ・ケルンで開催された『WEEK-END Festival #7』。坂本慎太郎がソロ初ライヴを行なった同イベントには、O TernoとDevendra Banhartも出演し、そこでの交流がきっかけとなり、O Ternoからのオファーで実現したという今回のコラボレーション。A面"Volta e meia"は、リズムボックスと優美なストリングスが、Tim Bernardesのソロにも通じる淡いサウダージとメロウネスを醸し出す、無国籍ドリーミー・ポップス。坂本慎太郎の声、Devendra Banhartの歌声、そしてラストのコーラスの絡み合いが、オリエンタルで感傷的な旋律の魅力を一層引き立てています。B面"Tudo que eu não fiz"は、Caetano VelosoやOs Mutantesを彷彿とさせる、ほのかにサイケな珠玉のトロピカリア/ソフト・ロック・チューンです。ジャケット・アートワークは坂本慎太郎が担当しています。久しぶりのzelone recordsからの7インチ・リリース。お見逃しなくどうぞ。 (コンピューマ)
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B面には、コーネリアスの最新アルバム傑作「Mellow Waves」収録、坂本慎太郎が作詞提供した「未来の人へ(Dear Future Person)」の3人編成によるシンプルなアレンジでのカバーを収録。こちらもゑでゐ鼓雨磨が味わい深くボーカル&ギターでゲスト・フィーチャーされている。どちらの曲にも共通するメッセージとテーマがあり、2曲が共鳴することでよりイメージが広がる、コンセプチュアルなカップリングとなっています。アートワークは坂本慎太郎による描き下ろし、二つ折りジャケット仕様を採用。 (コンピューマ)