ドイツの〈WHITE〉周辺で活躍するTRISTENのレーベル〈AIM〉の新作。最近じわりとストイックなテクノ・スタイルにシフトしつつあったこの盟友コンビ、今回も現場感バッチリなディープ・フローティングなレーベルからーにも沿ったピークタイム・トラックが揃い踏みの全４トラック！あたらしいシングルのインフォメーションと同時にソールドアウトが知らされたEDWARDによる、原曲の色を残しつつミニマルな感触に塗り替えたリミックス”Empyrean Woman (Edward Remix)”(sample3)もレコメンド！

ヴォイスサンプルなんかをカットアップ、うまく使いながら、ゆったりめのテンションでじっくり、じわりと世界を広げてます。A1のローにはじまって、このブレイクはあがりますね。コスミック感のある「Blossom」もバッチリいい感じです。そしてA2 「Only I Know The Name Of This Track」、ヴォーカルのチョップやフェンダー、エレクトロニクスのsample_2、じっくりチェックしてみてください。 (サイトウ)

OSKAR OFFERMANNやTRISTENといったソウルフルなディープ・ハウスを多くリリースしているWHITEからオフショット・レーベルAIM登場。「Hardmood」はメランコリックなウワ音と低目をグルーヴするベースのミスマッチ感というか、独特のムードがディープながらインパクトある個性派ディープ・ハウス。これ最高です。B面はANTON ZAP、DJ QUラインのモダン・ディープハウスでこちらも文句なし。完全両A面シングル！ (カイハラ)

CHRISTOPHER RAUが独WHITEのオフショット・レーベルAIMの2番に登場！彼を見出したグルLAWRENCEのヘヴィー・プレイも容易に想像できる、これまで耳にしたRAUの作品中でも最もアグレッシヴに疾走するシカゴ・ライクなB面の意外な熱さに驚き。まるでかの名曲「Ne Travaillez Jamais」を思わせるアコースティックな美麗ディープ・ハウスA2「Anita Niesz」も最高です！ (カイハラ)

〈Secretsundaze〉からのシングルが未だにロングセラーとなっているUKのプロデューサーFLORIの前作、"Foldings EP"を、ナイスなメンツがリミックスした４トラックEP。〈Workshop〉や〈Nonplus〉でお馴染みのLOWTECによる、シャリの効いたイントロで引っ張ってだんだん浮上していくリミックス(sample1)が素晴らしい！スウェーデンのDRISBURGによるアシッドなエスニックメロディーも印象に残るFrosty Leo (Dorisburg Cave Jam Mix)(sample2)や、CHRISTOPHER RAU & MOOMINコンビのROAMING名義の、淡々とリズムを刻み、後半のブレイク以降に出てくるフローティングな展開に安堵させられるB2"Su 3150"(sample3)も絶妙ですね。

JUAN ATKINSのリミックスを収録したカルト・デトロイト・テクノ・クラシックス「Amuk」で知られるLOW RES。この人最高なんです。CRANK名義ではMILLE PLATEAUXからもリリースしていた彼の、２００３年にPLUG RESEARCH~AIMからリリースしたブルー・ラーメン・シリーズの3番がデッドストックで入荷しました。ゆがんだサイケデリック・ラウンジのショートトラックって感じの連作でこちらは、MU-Ziq作品やAROVANE作品でも歌ってるKAZUMIをFEATURING。B-SIDEはインストです。この曲ド変態です。DUBLAB周辺からPLUG RESEARCHとこの人の絡みって意外のようでしっくりくるような。どうやらLOW RES最近復活してるようでそちらも楽しみです。 (サイトウ)

SMALLVILLE作品よりもストレートにフロアを意識したようなトラックを聴かせるAIMからのC.RAU。来日ライブでも披露してくれた（はず）のタイトル作「In The Water」はダビーなエフェクト、ドラミングが水中をサスペンドするディープ・グルーヴ。アナログ志向な重いドラムを軸にしたC.RAU節冴える他トラックもバッチリ。 (カイハラ)

TRISTEN主催のAIMからリリースされたコンピレーション「Sun Avenue」のリミックス・カット！レーベルに近しい上記アーティストがそれぞれ力の入った仕事を披露した4作入り。BON & RAU名義での相方JAQUES BONをCHRISTOPHER RAUがリミックスしたB1、WORKSHOPでのレーベルメイトRON DEACONのファンタジックな原曲をより深い世界へと描き直した重鎮LOWTECのB2、WHITE主宰OSKAR OFFERMANNのビートダウンなA1、SMALLVILLEのニュースターMOOMINによるC.RAUへのリミックスA2と豪華絢爛。ジャーマン・ディープハウスの新世代が会したナイス・リリース！ (カイハラ)

その才能にJULIUSとLAWRENCEも惚れ込んで、SMALLVILLEから傑作デビューアルバム「The Story About You」をリリースしたMOOMIN、淡くメランコリックなメロディーをペットも交えて奏でる「Beautiful As You Are」から、LAWRENCE顔負けのMOOMINワールド。多幸感溢れるB1も、さらにムーディーに、ジャジーな仕上りのB2ウッドベースの響く激渋ビートダウン。世界観あります。

CHRISTOPHER RAU、OSKAR OFFERMANNのリリースも素晴らしかったTRISTEN(WHITE)主催のAIMカタログ3番は、PANORAMA BARレジデントとしても活躍、相方ED DAVENPORTとの多くの共作でもおなじみOLIVER DEUTSCHMANN！ソロではクラシカルなハウス・グルーヴを聴かせる彼ですが、今回はスローダウンさせた4つ打ちを披露。じっくりハメつつ気付けばがっつり持っていかれていること確実のマッドなダブワイズ・トラック。リミキサーには、こちらももっぱらハウス化しているXDB！クリアな音質で拡がりのあるウワ音のディープ・ダブ・ハウス。ピュア・デトロイトなB1も○。DIAL周辺はもちろん、ANTON ZAPあたり好きな人まで是非。 (カイハラ)

VIDAB発のGOWENTGONEや、ED DAVENPORTとの共作等で活躍しているレーベル・ファミリーの一人OLIVER DEUTSCHMANNが再び！今度はAIMのスペシャル・ラインAIM Xの第1弾に登場です。LOGANICのヴォイスをフィーチャーして、パーカッシヴなジャッキン・トラックに仕上げたオリジナルは、クラシカルでレイヴィーなテイストを含んだ、AIMらしからぬ鳴りも新鮮なピーク・チューン。ダビーで心地よい浮遊感のディープハウスの主催TRISTENによるエディットがSMALLVILLEあたりのファンにはオススメ。ERIC CLOUTIER、REBOOT、NICK HOPPNER、MOOMIN、RARESH等々サポート。グレーのマーブル・カラー・ヴァイナル。 (カイハラ)

OSKAR OFFERMANNやMOOMINらをリリース、本家WHITEとともに着実な成長を続けているTRISTEN主催のAIMから、RESTORATIONの作品でオナジミ、STEFFI周辺で暗躍するTHE ANALOGUE COPSが変名でリリース！いつものアナログ機材の太い鳴りはもちろんここでも健在！よりハウシーに、深みのあるグルーヴで仕上げてきてますよ。全4曲。バッチリです。REDSHAPE、SHEDファンにも是非です。

LAID、WORKSHOPあたりの独産ディープハウス・ファンにも手放しでオススメしたいAIMレーベル。今のところのリリースも外れ無し。新作のカタログ5番はレーベル・ファミリーに新顔も加えた７トラック入りのコンピレーション！各所のリリースで引っ張りだこ、すっかりオナジミのCHRISTOPHER RAUのヴォイス使いもマッドなダビー・テック、WORKSHOP/FARSIDEのリリースがもの凄く良かったRON DEACONのサイケデリック・ディープハウス、オーガニックなディープ・ダブ・テックOLIVER DEUTSCHMANN「Gasolinum」あたり最高ですよ。もちろんXDB、OSKAR OFFERMAN & MOOMINもお聴き逃しなく！内容充実！推薦盤。 (カイハラ)

リプレスが待たれる傑作、AIMのカタログ1番でOSKAR OFFERMANNとの共作を披露していたMOOMINがソロ・リリース！アナログなごついキックにGIL SCOTT-HERON「We Almost Lost Detroit」のイントロ・ループを乗せた「Watermelon」はもちろん、アトモスフェリックな朝霧ディープハウス「Morning Mist」もバッチリ。MORRIS/AUDIO等々でおなじみの才能MARVIN DASHによるB2はスライドするベースラインで引っ張っていくドープなマシーン・ファンク・リミックス。徐々にせり上がってくるような展開がまた素晴らしい。 (カイハラ)