UKテクノの老舗レコードショップ兼レーベル〈FAT CAT〉のサブライン〈FCR〉の新作は詳細不明のプロジェクトE&D。FXを効かせたヴォーカルの感傷を増幅させる神秘的なフローティングシンセがたまらない「Not Enough」(sample1)、ロウをカットしてガラージな跳ね感を際立たせた「Runaway」(sample2)、このオリジナル2トラックがそもそも最高。カリスマ・MALL GRABのトライバルリミックス、どのトラックもしばらくフロアを揺らす予感がします、お早めにどうぞ。 (Akie)

螺旋式モジュラーリフレインのイントロに掴まれるタイトルトラック「Velocet」(sample1)は、ベース&キック、ハイハットが順を追って忍び寄るボトムのビルドアップがかっこいい。単調な4/4リズム、アシッドシンセとベースのローリングで覚醒スケープさせる「Loop」(sample2)の不規則リバーブとディレイも強烈。 (Akie)

かつてブルックリンにあったの「DOPEJAMS」のパーティーでテクノに開眼し、＜TRACKLAND ACID DEALERSHIPS OF SKILLMAN＞なるレーベルを母体に活動してきたデトロイトの新鋭アーティスト・ALI BERGERによる”Keys The Door”の第２弾がリリース！すでにHONEY SOUNDSYSTEMがサポートしている、独特なリズムパターンと催眠的なシンセのスウェリングでシンプルでありながらジャッキンなポテンシャルを秘める”Badlands”(sample1)を筆頭に、ヨーロッパのオンライン・メディアにもピックされた、ラテンピアノ・ジャッキンな” Sleeves”(sample3)など、全４トラックを収録。

モスクワの＜ISAIAH TAPES＞では、マサチューセッツの黒人プロデューサー・DEVIEREとのスプリット12インチ、そして外神田DEEPSPACEもリリースしたデトロイトの＜CLAVE HOUSE＞からのシングルは、DISCWOMANに所属するトロントのCIELがプレイしひそかに話題となっていた、デトロイトの新世代アンダーグラウンド・プロデューサー・ALI BERGERによる、オールドスクールなシカゴマナーのアシッド＆ジャッキン・トラックから、破壊力抜群のロウトラック”Sleeves”(sample3)まで披露した4トラックEP。

'09年から僅か１年のあいだにリリースされた自身のセルフレーベル〈COTTAM〉シリーズにバック・トゥ・スクールしたようなオールマイティなミッドグルーヴ、しなやかでオーガニックなビートダウン”Locked In The Groove”(sample1)が素晴らしい！ウェールズの人気フェス「GOTTWOOD FESTIVAL」のコンピレーションEPに提供していたような、森深く響きわたるダブ・エコーが彼方向こうへ消えていくダブハウス”Sample Heavy Dub”(sample2)、歪んだオリエンタルな大陸メロディーが見え隠れするパワフルなパーカッション・ディープグルーヴな”Dreaming Of Another Place”(sample3)の３トラックを収録！

09〜'10年の僅か１年のあいだにリリースされた自身のセルフレーベル〈COTTAM〉シリーズのリプレス、そして再スタートもきって好調な北イングランドを代表するプロデューサー・COTTAMによるニューシングル！アフロなシェイカーや乾いた質感のリズムにブリープな中域シンセを軌道に、リヴァーブやピッチ・エフェクトで展開していく”I Can't Carry On”(sample1)、こちら、デトロイトからCOSMIC HANDSHAKEのメンバー・TODD MODESによるリミックス”I Can't Carry On (Todd Modes Remix)"(sample2)をカップリング！