あのマトリックスにも影響を与えたという、サイボーグ、アンドロイドやバイオロイドが混在する未来世界を舞台にした映画「攻殻機動隊」のテーマ曲でありつつ日本の古語で唄われた「謡」をサンプリングしたハイブリッド・トラック”Consciousness”収録！！

地を這うスネイキーなベースラインにリヴァース・エフェクト、ザクザクと切り落とすカミソリ捌きで徐々に立ち上がっていくワンドロップ・ビートダウンなAサイドと、'03年リリースの大名盤 「Worldwide Underground」に収録、女帝・エリカ・バドゥの傑作メローネスなラヴリー・トゥイーター”Bump It”を、当時のREVENGEやMARK Eあたりのサンプリングマナーで仕上げたBサイド、２トラックを収録です。

リオデジャネイロが生んだ奇才ドラマー・DOM UM ROMAOの’76年アルバム「Hotmosphere」に収録のオリジナル楽曲”Escravos De Jo”、ハウス方面では'97年に〈IBADAN〉からリリースされたベテラン・KERRI CHANDLER & JOE CLAUSELLという強力コンビによるカヴァーでの大ヒットでも有名な、あのコーラス、哀愁トランペットが耳の奥に木霊するAサイドのリワーク”Escravos De Jo”、Bサイドは名門〈BBE〉からもリイシューされたガーナ産キュートなアフロ・ディスコシンガー・NANA LOVEの”Hang On Baby”のイントロ部分を中心に反復リエディットした”Nana Love Dub”もナイス！

'09年から僅か１年のあいだにリリースされた自身のセルフレーベル〈COTTAM〉シリーズにバック・トゥ・スクールしたようなオールマイティなミッドグルーヴ、しなやかでオーガニックなビートダウン”Locked In The Groove”(sample1)が素晴らしい！ウェールズの人気フェス「GOTTWOOD FESTIVAL」のコンピレーションEPに提供していたような、森深く響きわたるダブ・エコーが彼方向こうへ消えていくダブハウス”Sample Heavy Dub”(sample2)、歪んだオリエンタルな大陸メロディーが見え隠れするパワフルなパーカッション・ディープグルーヴな”Dreaming Of Another Place”(sample3)の３トラックを収録！

09〜'10年の僅か１年のあいだにリリースされた自身のセルフレーベル〈COTTAM〉シリーズのリプレス、そして再スタートもきって好調な北イングランドを代表するプロデューサー・COTTAMによるニューシングル！アフロなシェイカーや乾いた質感のリズムにブリープな中域シンセを軌道に、リヴァーブやピッチ・エフェクトで展開していく”I Can't Carry On”(sample1)、こちら、デトロイトからCOSMIC HANDSHAKEのメンバー・TODD MODESによるリミックス”I Can't Carry On (Todd Modes Remix)"(sample2)をカップリング！

ジャジーなヴィブラフォンやラテンなパーカッションを深味のある味わいの巧みなダブで飛ばし、細切れのヴォイスなウワ音をのせつつグルーヴィーなボトムが支える”Heat Stroke”(sample1)、ウェールズの「GOTTWOOD FESTIVAL」あたりで盛り上がりそうなハイブリッド・トライバルな”Lymph Nodes”(sample2)ともに最高！そして、DJ〜フロアユースなヒプノティック＆ドープな”Wall Of Sound”(sample3)の３トラック！

D'ANGELOと付き合っていた頃にリリースされた傑作サードアルバム「Mahogany Soul」に収録の”Pissed Off”を引用した最高なAサイド、リイシューの名門〈SOUNDWAY〉による発掘シリーズの初期002番”Afro Baby - The Evolution Of The Afro-Sound In Nigeria 1970-79”にもピックアップされた、ナイジェリアのトランペット奏者・BOLA JOHNSON率いるEASY LIFE TOP BEATSによる激レア・ニジェール・ファンクの名曲”Lagos Sisi”を力強いビート＆エフェクトでリエディットしたBサイド、２トラックカップリング！復活がアナウンスされたこの〈COTTAM〉、約６年振りの５番のリリースを控えての再プレスといったところでしょう。

ダブステップ､ディープハウスの新世代をフィーチャリングしてきたAUS MUSICのニューリリースは自主のブートレッグ諸作でビートダウン、ディスコ注目のプロデューサーとなったCOTTAM登場。アナログなマシーン感とコズミック感あるミュータント・ファンク。VAKULAのリミックス(sample_1)素晴らしいですね (サイトウ)

ブリージンなシンセが揺らめいて、うっすらとヴォコーダーがトゥイートする清涼感のある長尺ビートダウン・ハウス”Lost In My Brain Fog (Extended Outro Mix)”(sample3)のAサイドに始まり、セクシーで強度のあるベースラインに緩やかな３コードで展開しエセンシャルな貫禄を醸し出すディープハウス”A Variation On A Theme”(sample1)、さらに、ピッチ・アップしてアトモスフェリックなダブ・テックハウスに昇華させたAサイドのアナザーミックス・バージョン”Lost In My Brain Fog (Medicated Mix”(sample2)を収録。

*sample3のAサイド、音に殆ど影響のない擦りキズアリ。

ブリージンなシンセが揺らめいて、うっすらとヴォコーダーがトゥイートする清涼感のある長尺ビートダウン・ハウス”Lost In My Brain Fog (Extended Outro Mix)”(sample3)のAサイドに始まり、セクシーで強度のあるベースラインに緩やかな３コードで展開しエセンシャルな貫禄を醸し出すディープハウス”A Variation On A Theme”(sample1)、さらに、ピッチ・アップしてアトモスフェリックなダブ・テックハウスに昇華させたAサイドのアナザーミックス・バージョン”Lost In My Brain Fog (Medicated Mix”(sample2)まで、多くのDJたちがサポートしている１枚！

これまで控えめなリリースのペースを維持してきたCOTTAMだが、今年に入ってから東京の〈Sound Of Speed〉からの最高だったシングル”Ubuntu EP”を皮切りに、早くも３ツ目のシングルをドロップ！LINKWOD FAMILYやFUDGE FINGAS周辺とも繋がりの深いノース・イングランドのMXMことMaxim Sullivanの主宰するプライベート・レーベル〈AMP-ART RECORDINGS〉の第３弾に招聘されての登場。アシッディーにうねりながら低く打ちつけるビートに、折り重なって展開していくオーケストレーションと共に303が加わって昇りゆくAサイドの”The Long Walk”(sample2)、そしてオススメはこちら、ズンドコ弾けるファンク・ビートに黒いヴォーカルやヨレヨレの電子ピアノがスモーキーに踊るBサイドの”The Other World”(sample1)は、否応なしにフロアの温度を高ぶらせ、揺らします。トリッキーなチョップも効果抜群！

ヒップホップのルーツとレイヴ・ミュージックの洗礼を感じさせるような独特のリエディットワークで脚光を浴びたCOTTAM。リリースペースは、一時に比べる落ち着いてきてますが、今作も内容素晴らしいです。アシッドなシンセをベースにしながら、作りこまれた音色、構成、展開ではまります。そして注目のCosmin TRGのリミックスは、疾走するビート。DETROIT TECHNOの初期衝動的パッションを受け継ぐような素晴らしいリミックス(sample_3)。

自主レーベルCOTTAMを皮切りにエディット、ビートダウンな作品で信頼の出来るアーチストの一人COTTAM。LUKE VIBERT, EDDIE C, VAKULAの変名VEDOMIR等をリリースしてきたSOUND OF SPEEDから新作です。ファンキーなギターループのアフロ・コズミックな「Ire-Work」、LIJADU SISTERSのフレーズを拝借し、アナログなシンセグルーヴのビートダウンに仕上げた「Trouble In The Street」、パン、フィルター。ユニーク、ダブワイズ「Scientific」。COTTAMクオリティー。 (サイトウ)

ブライトンのアンダーグランド・ディスコ、ディープハウス、COTTAMがFLIGHT RECORDERからリリース。SIDE-Aは、COTTAMの新境地。硬質なシンセサイザーのスパイラルが奇妙に捻れるミュータントなダンストラック。B-SIDEは、アブストラクトな音響のビートダウン！こちらも歪んだ世界！COTTAMいいです (サイトウ)

今回もアーティストを伏せてのリリースで詳細不明です。パンニングするホーンやヴォイスサンプルが印象的なアフロビートダウン「Olufeme(Afro Edit)」、歪んだ繊細な音響のポスト・ビートダウン「The Rub」、B-BOYマナーのソウルフルなスローモー・ハウス「Whodadu」など今回はレンジの広い、多彩かつユニークなトラック揃い。今回はどうやらCOTTAMのようです。

リミックスワークも好評COTTAM。UK/USE OF WEAPONSレーベルからリリース。オリジナル「Sunrise Sunset」は怒涛のアシッド・ビートダウン。様々な音が飛び交うカオティックな音の壁ながら、それぞれ美しく響くコッタム・マジック。DEEP SPACE ORCHESTRAリミックスはミドル・テンポのアシッド・ディスコ、ギャラクティックな鍵盤ワーク、シカゴサウンドにアップデートした「Hunee Rem Remix」がかなりクール！ (saitohideyuki)

詳細不明ながら毎度好評のCOTTAMも４番がリリース。アフロテイストのギター&Vo.サンプルにアシッディな電子音、ぐいぐいグルーヴに引き込まれる?Aサイド(sample1)。PLANT LIFE「Luv 4 The World」を使ったBサイド(sample2)はファットなビートにベンソン級ギターのフレーズがいい感じのループビートダウン。今回もおすすめです！ (saitohideyuki)

重くて太くてマッドなビート！A-SIDEは、ビートダウンというよりは、90sプログレッシブハウスのサイケ感。B-SIDEは、フェラ・クティのビートを変則に使ったユニークなトラック。ファンキー！最高です。こっちも是非チェックしてください！ (サイトウ)

アンダーグラウンド・ディスコシーン周辺で活躍し、〈Ruff Draft〉や〈COTTAM〉といった自主レーベルを運営するCOTTAM。「攻殻機動隊」のサントラ「謡」をサンプリングしたトラックConsciousnessなどで知られるUKの気鋭によるミニマル・テックハウス2トラック。ずっしりとしたボトムの上で、レトロテイストなストリングスを軸とした上音が煌びやかに展開していくエレクトロ・テックハウスA1.Last Of A Batch（Sample1）。鉄琴で奏でたようなエレクトロニックなメロディが中心でひたすらリフレインなか、周辺でベースやドラムスがにわかに変化していくB1.Damp Corner（Sample2）。2トラックとも良いですが、A1は特に現行テックハウスと混ぜても遜色のないクオリティ。ぜひ！