〈Aus Music〉の200番リリースを記念して、４つのアーチストによる４部作のリリースとなるシリーズの第1弾。ロンドン〜南米へ移住して展開してきたQuanticがNYCのミュージシャンと制作した「Tropics 」。B-SIDEは、カナダ出身でロンドンで活動するシンガー、ローラ・ロイをフィーチャリング。Quanticのスペシャルな一枚。 (サイトウ)

変容するヴォイスサンプル、跳ねたリズムとサンプルのキャッチーなフック、ダブ、カット＆ペーストの実験、クレイジーなシンセワーク、「Yeah Yeah Yeah Yeah」筆頭に４トラックス。すでに卸元では、第１弾、第２弾ともにSOLD OUTになってしまいました。 (サイトウ)

ポストUKG、テック・ハウス、IDM。初期のHERBERTのような、シカゴやUK 90s、UK GARAGEなどのハウスミュージックの魅力、エッセンスと、エレクトロニックのサイエンスをミックスして、ベースライン、時間感覚のマジック、ユニークなスタイルを築いています。「Catching Wild Pt1」４曲。いいですね。 (サイトウ)

〈Running Back〉、〈Hypercolour〉、〈Dekmantal〉といったトップレーベルからリリース、MOVE Dなどもにも絶賛されてきたSpace Dimension ControllerがAus Musicにカムバック。シンセサイザー・サウンド、エレクトロニックミュージックのサイエンスとスペーストラベル、サイファイ、ファンタジー。「Final Quest(最後の探究)」というタイトルが何を示唆するのかきになりますが、曲のタイトルにはTiraquon's Final Questとあり、Tiraquonは彼の作品の中で幾度か登場してきたキャラクター(エイリアン)になります。 (サイトウ)

A1は、ARTHUR RUSSELLなんかの影響が伺えるようなLO-FI DISCO ROCK、POP YOUR FUNK。揺らぎながらLOWにファンクする夢見心地のまどろみでぐらりと揺さぶられるグルーヴ。ヴォイスコーラスとシンセサイザー、電子音の冒頭からブレイクビートのリズムでグルーヴはじめるユニークな「My Mind」、ポジティヴな鍵盤とヴォイスループで上昇する「Music Got Me High」。レフトフィールドなディスコ、ダンスの個性。 (サイトウ)

鍵盤、ヴォーカルフレーズを使用した「Heaven Or Hell」で幕開け、生ドラム・サンプルのビートでナイト・オブ・ジャガーのカバー？も絶妙、ゆったりめにグルーヴするエレクトロニックなハウス「OM617」。QUANTICらしい複合拍子、レアグルーヴエッセンスも垣間見れるハウス、エレクトロニック・ダンストラックス。 (サイトウ)

自身の表現を探求すべくソロ活動におけるあらたな名義・WANDERISTと同時に、レーベル＜TRANSIENT NATURE＞も設立準備し今後のリリースも展開しているという、DSの片翼・MAARTEN SMEETS a.k.a. WANDERISTによる処女作が＜AUS MUSIC＞からリリース！フラクタルに広がっていくシンセが徐々に次第にスペースアウト、弾力のあるキックとラフなスネアが繰り出すエレクトロビートをかい潜って浮遊感のある展開をみせる”Fog”(sample1)、レイジーなベースラインと揺らぐヴォイスS.E.、ミュージカルなメロディーにいつしか包まれるタイトルトラック”2R2T”(sample2)もグッとくる、こちらは、AFRICAN ACID IS THE FUTUREとしての来日ギグも良かった＜TECHNICOLOUR＞〜＜GHOSTLY INTERNATIONAL＞のリリースでお馴染みのDAUWDによる、コズミックなサウンドレイヤーにオールドスクールなリズムマシーン、巧みな電子音やしなやかにウネるベーススラップで聴かせる好リミックス”2R2T (Dauwd Remix)”(sample3)も収録！

「私のために火を灯して」のリフレインとオールドスウールなハウスリフ、ダブワイズ、極太のグルーヴで圧倒するパーティーチューン。ワイルドピッチな90sハウスをアップデートしたような「Keeping Strong」、ヴォイスサンプル、90sな感じをモダンなグルーヴとシンセの煽り、ブレイクでピークに傾れ込む「Everything」。3 TRACKS。 (サイトウ)

名門〈Aus Music〉より非常に強力なエレクトロサウンドが届きました！Earth Traxが繰り広げるダブ処理の妙技、精巧な音の配置。重低音とトランシーなシンセが強烈なリフレインする中、ホワイトノイズのSEがうねるように差し込んでくるエレクトロ・ブレイクビーツA1.Swamp（Sample1）。モダンでインテリジェンスなサウンドでありながら、圧倒的なリバーブ使いによって、壮大な世界観が表現されるダウンビートB3.Meadows（Sample2）。轟音ベースラインと狂気じみたボイス、極悪シンセに酩酊するダークエレクトロA2.Disintegration（Sample３）。壮大な世界観へ強度をもたらす確かなスキル。必聴です。 (Ashikaga)

数多くのヒットチューンを生み出してきたDetroit Swindleが2020年に改名し、新たに"DAM SWINDLE"として翌年に名門〈AUS MUSIC〉からリリースした3枚目のEP。KDJの〈Mahogani〉や〈CLASSIC〉でのリリースでも知られるシンガーNIKKI-OをフィーチャーしたA1-Breathe feat Nikki O（Sample1）は、彼女のソウルフルな歌声に呼応するかのような、ムーディーなジャジーシンセがとてもエモーショナル。BYRON THE AQUARIUSとフィーチャリングでも話題になったJAMES KUMOによる"Space Funk EP"でも参加しているパーカッショニストChris Bruiningによる高速パーカッションが最高なアグレッシブ・ジャジーディープハウスB1.Spice Run（Sample2）など。全曲いいです！お早めにどうぞ。 (Ashikaga)

モダン・エレクトロニックの取り組みに大きな影響を与えているポリリズム、フューチャーアフリカリズム、ダブやジャズなどにも影響を受け、Mark Ernestusをエンジニアに迎え制作した「Face To Phase」以来ととなる単独リリース。AUS MUSICの4トラックのEP「I Wanted More」。ダウンテンポをベースに、ダビーな空間、ポリフォニックな「Drunken Clouds」。ガラージ、70sミニマルミュージックの影響も伺えるおとようなブレイクビート「I Wanted More」などダンスフロア、エレクトロニック・ダンスミュージックの実験、リズム、対位的、多層な時間進行が織りなすマジックを追求。推薦です。 (サイトウ)

Planet Mu,RAMP recordings, SWMP81, RUSHHOUR等々様々なレーベルからDUBSTEP以降のエレクトロニック・ダンス・ミュージックを提示してきたFALTY DLの新作がAUS MUSICから。ID/RAVE/90S HOUSE...英国ダンスカルチャーのヒストリーを吸収してアウトプットしたモダン・ハウス・ミュージック。ムーグ/電子ファンクの古典ジャン・ジャック・ペリーの「EVA」の冒頭をつかった官能のサイファイ・サウンド「Paradox Garage Part 2」(sample2)も最高。 (サイトウ)

Tom Tragoの〈VOYAGE DIRECT〉からの２作、MIDLAND主宰の〈INTERGRADED〉からのリリースで注目されたアムステルダムのTRACEYが〈AUS MUSIC〉から2作目の12インチリリース。リズミック・ブレイクビート、マクロ(宇宙)とミクロの宇宙のトリップするエレクトロ&ベース。強度のあるサウンドプロダクトのクオリティー、素晴らしい世界。推薦！ (サイトウ)

オブスキュアな民族チャント、アナログな電子エフェクトや饒舌なマリンバ・メロディーがしなやかでトライバルなビートの上で踊る”Knobbly Bobbly”(sample1)が絶品、同じくアフロなシャウトにめくるめくマリンバの心地良い音階が耳を撫でるグルーミーなディープハウス・グルーヴ”Marimba Echoes”(sample2)を、ロンドンに活動拠点を移し自身の〈STEEL CITY DANCE DISCS〉を拠点に多くのアーティストと交流を深めているニューカッスル出身の人気プロデューサー・MALL GRABによる、アシッド・エレクトロなリミックス”Marimba Echoes (Mall Grab Remix)”(sample3)も搭載の、全４トラック！レコメンドです。

ナイトライフが戻ってくることを願う気持ち、特に彼がレジデンツを務めるLive At Robert Johnsonへの愛を反映したというEP。メロディアスな煌びやかさとサイファイ、ダーティーさが交錯するレイヴィー・エレクトロニックな「MARS」、ヴォーカル・サンプルなども使ったB1、「BETE」は、ユーモラスなサウンドの中にシーケンスの哲学が垣間見れるジーニアスなトラック。B2もレイヴィーの一言では語れないようなディープな展開。新しい章へと向かうフランクフルトシーンを期待させる好作。 (サイトウ)

JUJU & JORDASHとのMAGIC MOUNTAIN HIGHや、JONAH SHARP、THOMAS FELHMAN, FRED P, DMANとコラヴォレーションを含むMOVE Dの新作アルバム！〈AUS MUSIC〉からダブルパックのアナログ。90年代からエレクトロニックミュージックの実験を繰り返してきたベテラン達。ダブや、レイヤーの時間感覚、ポリリズム等のサイケデリックなエンターテイメント。 (サイトウ)

レーベル150番目のリリースを記念したメモリアルな一曲。 PAUL WOOLFORDを交えたニューバージョン。UR、レイヴへのオマージュ。 (サイトウ)

WILL SAULが主宰する〈AUS MUSIC〉から、現在はケルンからパリに拠点を移しその動きが注目されるDAMIANO VON ERCKERTの新作EPが到着。リフレインするシンセパッドの導入から、ピアノやメロディックなベースで主役級の展開をつけたオープナー「My Belief, Your Disorder」(sample1)が凄い。重みをつけたマシンビートとハイトーンのシンセラッシュが重なる「Dramatic Romance」(sample3)など、コード選びがロマンチスト。多彩な鍵盤をいやらしくなく並走させるセンスに感服します。 (Akie)

デトロイトUR 1990年のマスターピース、シンガーYOLANDAをフィーチャリングした「Your Time Is Up」をWILL SAULがカバー！シンガーGilli.jpgを迎えたWILL SAULによる 2 VERSIONSと、MOVE D、SPACE DIMENSION CONTROLLERのリミックスを収録。MOVE Dのリミックス素晴らしすぎます！MDCは、ストーンドなディープジャーニーです。SKINTを通してデジタル配信されたものを改めて自身のAUS MUSICからアナログリリース。アートワークはFOUR TET等を排出した伝説のOUTPUTレーベルのボスTrevor Jackson。 (サイトウ)