A1は、ARTHUR RUSSELLなんかの影響が伺えるようなLO-FI DISCO ROCK、POP YOUR FUNK。揺らぎながらLOWにファンクする夢見心地のまどろみでぐらりと揺さぶられるグルーヴ。ヴォイスコーラスとシンセサイザー、電子音の冒頭からブレイクビートのリズムでグルーヴはじめるユニークな「My Mind」、ポジティヴな鍵盤とヴォイスループで上昇する「Music Got Me High」。レフトフィールドなディスコ、ダンスの個性。 (サイトウ)

SESSION VICTIM、TOBY TOBIAS、AUSTIN ATO、RECLOOSEなどなど、ベテラン〜中堅まで敏腕ハウスプロデューサーが参加してきた〈DELUSIONS OF GRANDEUR〉通称”DOG”からのニューリリース！古典スペースディスコなベースライン、サイレンシンセが鮮やかに色付けるディスコハウス「Cityspell」（sample1）はもちろん、ノリよく跳ね上げたMOOGベースに交差する鍵盤＆ヴォーカルサンプルがドラマチックな「Do U Luv Me?」(sample2)。切な系メロディメイク、こちらも中盤から差し込むR&Bヴォーカルにやられる「What U Done」(sample3)など、フロア発色がピカイチ。 (Akie)

エディット作品で話題になり、リリースを重ね、信頼のプロデューサーへと成長したTEE MANGOの〈MILLIONHANDS BLACK〉から「50 Songs」と名づけられらニューシリーズスタート。AMP FIDDLERをフィーチャリングしたビートレスのパートで高揚していくような最高の歌物からスタート。推薦。 (サイトウ)

エディット作品で話題になり、リリースを重ね、信頼のプロデューサーへと成長したTEE MANGOの〈MILLIONHANDS BLACK〉から「50 Songs」と名づけられらニューシリーズ第2弾。メロー、魅惑の「Don't Worry About The Rain (CR78 Remix)」(sample3)もお見逃しなく！ (サイトウ)

WILL SAULとのプロジェクトPRIMITIVE TRUSTでのリリースも好調のプロデューサー兼デザイナーTEE MANGO、ソロとしては二度目となる〈AUS MUSIC〉から新作！「Come A Little Closer」 (sample1)で今回もバッチリなエディットワークみせてます。ガラージ古典でもあるINNER LIFEの「Make It Last Forever」をネタに、遊び心溢れるリズムとエモーショナルなシンセワークは流石のひとこと。この曲をネタとして多用しているだけあって遊び方が上手。チョッパーなアシッドハウス「Wazoo」(sample2)のエモな曲展開も◎ハンマードラムが爽快な「Prototypical」(sample3)などなど、ヴァラエティに富んだ逃せない一枚。 (Akie)

デトロイトからの影響、クラシカルなハウス・リワークや'90sインフルエンスなDNAを蘇らせた折衷的スタイルがネクスト・ジェネレーションからも新鮮に受け入れられ、セオ・パリッシュの「愛を込めて行えばサンプリングもトリビュートになる」という言葉にインスパイアされスタートしたTEE MANGOシリーズから、未発表音源をメインに全12曲をコンパイルした最新作！Pファンクなベースや年季の入ったシンセサイザーに、漆黒ソウルフルなヴォーカルが素晴らしい”SING ABOUT Love”(sample1)、エモーショナルかつプログレッシヴなイントロ・パートが素敵な” Tunnel Visions”(sample2)など、いい曲そろい踏み。"TRIBUTE"シリーズから唯一ピックアップされた、第１弾に収録されていた屈指のトラック”Leave You”(sample3)もウレシイ収録です。

スムースに入り込む甘美な男性ヴォーカルをのせてじっくりビルドアップしていく”TIME IS NOW”(sample1)、ADAMSKIやCOLD CUT、RAZEあたりにも近い90'sハウス・ヴァイブスをリトリートしたモダンな仕上がりでグッド！！！そして、UNIVERSAL ROBOT BANDのプロデューサーらを従え、歌姫・JOCELYN BROWNがフロントに立ったINNER LIFEの不屈の名作、故・ラリー・レヴァンも愛したフロア讃歌”Make It Last Forever”の別テイク、BUMBLEBEE UNLIMITEDのシンガー・DONNA MCGHEEによる喘ぎが洩れる”Make It Last Forever”(sample2)をカップリング。

ジャジーな美しい旋律のエレクトリック・モダンなブレイクビーツ・ハウス”Confused”(sample1)や、SDCライクな流線形ワークが光る”Going Wrong”(sample2)、フィーメール・ヴォーカルとコズミックなヴィブラフォンの世界が木霊する”Via Carlos”、そして、ウィスパーなコーラスが何処までも伸びていく傑作タイトル・トラック”Losing Control”(sample3)と、どれも最高な４トラックEPです。レコメンド！

今回も注目！デトロイトのU.R.初期シングル、「A MEMBER OF THE HOUSE」のYOLANDA嬢をヴォーカルに迎えた”Your Time Is Up”をネタに、中盤のタメを効かせた展開がナイスなAサイド”Time Is Up”(sample1)、そして、ミニマルでネットリとしたボトムにトリッピーなシンセやアフロ・カリンバなどを遊ばせ、そこに映画「マエストロ」劇中の台詞”It was you & them against the world… and we survive together”を乗せた、これまでのハウス路線とはひと味ちがうユニーク・トラック”You & Them”(sample2)も強力です！

DEF MIXのリミックスでもおなじみのWOMACK & WOMACK の「MPB (Missing Persons Bureau)」のヴォーカルを使った「Talk 2 Her」。リヴァーヴ・ヴォーカル、しなやかなハウスグルーヴ。マスターピースとなりそうな一曲です。B-SIDEはFATBACK BANDの「Let The Drums Speak」のフレーズも飛び出すこちらもプロトハウス的なRAWなビートとグルーヴの魅力あふれるかっこいい曲です。 (サイトウ)

MOOMINの”Fuck Reality 02”にもアカペラが使用されていた、CANDI STANTONがフィーチャーされたTHE SOURCE"You Got the Love (Now Voyager Mix)のへのトリビュートもイイですが、今回はB面、PAL JOEYの別名義・EARTH PEOPLEの”Dance”のビート・ヴァージョンをアップデートさせ、90's直系のヴォーカル・ループをさらりとと貸し込んでいる”Need Your Love”(sample2)も是非！

古くはテクノ方面でのリリースを多く手掛けていたCASS & MANGANの片割れであり、〈MILLIONHANDS〉の首謀者であるALFONSO MANGOことTOM MANGANの別名義・TEE MANGOによる話題の１枚。