- LP
- Recommended
- Back In
Mo Kolours
Texture Like Sun
One Handed Music
- Cat No.: HAND12017LP
- 2019-04-28
ロンドンのビートメイカーのニュージェネレーション注目を集めてきたMO KOLOURSの新作12インチ!なんといってもNEWTONE的に目玉はSOTOFETT。東洋の女と、ヘロインのダブルミーニングの歌といわれるストラングラーズ屈指の名曲「Golden Brown」をMO KOLOURSがカヴァーしたヴァージョンをDJ SOTOFETTがリミックス。ダブワイズ・ミッドテンポのミックスとビートレスの2 VERSIONS。〈22A〉でお馴染みの気鋭JEEN BASSA ,〈FIVE EASY PIECES〉の REGINALD OMAS MAMODE IVらブレイクビーツの新鋭のリミックスやデジタルオンリーだった「Tears & Sand」の〈STONES THROW〉のJONWAYNEをフィーチャリングしたヴァージョンと新曲「Daylight」。充実の5曲入りEP! (サイトウ)
TOM WAITSやSUN RA,ALICE COLTRANE,ゴダールにも影響を与えたマルチ・メディア・アーチスト、クリス・マルケルにインスパイアを受けたというロンドンのマルチに楽器を操る音楽家BASTIEN KEBのソロ・デビュー・アルバム!ロンドン子らしくサッカーのことばっかりで、詳細を伏せ煙に巻くような紹介文のみですが、これは内容素晴らしいです。フリーフォームなサイケデリック・ソウル! ELMORE JUDDやMOCKEYにも匹敵する存在になりそうなユニークな個性です。推薦! (サイトウ)
昨年のフルアルバムを経て早くも新作をドロップ!デヴュー3部作で大きく取り入れていた故郷の伝統舞踊音楽・セガのリズムをハイブリッドにミックスしたトラックはここでは若干影を潜め、今回は古いアメリカのソウル・ミュージックやリズム・アンド・ブルースなどのサンプリングをブレンドした全7トラック。ロフト・クラシックとして有名な”Free”のDENIECE WILLIAMSのラブソング”Silly”の一節を溶かし込んでデュエットしたニューソウル・ビートダウン”How I”(sample1)で幕開け、自身もリリースしたTENDERLONIOUS主宰の〈22a〉ファミリーのHENRY WUをフィーチャーした電子音使いがナイスなセッション・トラック”South Ldn feat. Henry Wu”(sample2)、そしてこのアナログのみに収録されているボーナス・ビーツ、JACKSON5をサンプリングしているJ DILLA影響下のソウル・インタルード”I Find My Eyes”、もっさりウネる土着感たっぷりなスワンプ・ビートの”Went To A Disco”(sample3)あたりもいい感じです!
パーカッションと本人の歌声、そして最小限のビートを中心に作り上げる、Erykah Baduにも通じるオーガニックでスピリチュアル・メディテーションなアフリカン・ポリリズムの説得力。先人Sa RaのShafiq Husaynによるリミックスも大成功。Side-A5「Tusk Danse」ではいくつものパーカッションによる彩りのグルーヴが摩訶不思議立体的空間を駆け巡る。全9トラックでひとつの物語を綴るかのような壮大なEP。今回も凄いです。sample1&3は2曲。 (コンピューマ)
アフリカはモーリシャス共和国のパーカッショ二ストMO KOLOURSのデビューEPがPAUL WHITE主宰のONE HANDEDからリリース。ヴォーカルもつとめる彼の独特の歌声と必要最小限にまで削ぎ落とされた音。民族的で宗教的なカラーもありながらも今の感じもしっかり感じ取れる不思議なリズムと世界。ついつい引き込まれます。これは凄い!再プレスされました。 (土橋)
今のブレイクビーツ・シーンの中でも頭一つ抜き出た才能を感じるアーティストPAUL WHITE。彼がNOW-AGAINからリリースした2ndアルバムの中から「My Guitar Whales」をシングル・カット。スウェーデンのサイケデリック・ロックのレジェンドS.T. Mikaelにインスパイヤされ、彼の楽曲をサンプリングした「My Guitar Whales」はヴォーカルを挟みながら展開していくサイケデリックなブレイクビーツ。カップリングは本盤のみの収録となる「The Bright Future」。ピアノのワンループから後半のヴォーカルを絡めながらの展開していくオリジナリティー溢れるトラック。両面共に流石です。 (土橋)
FLYING LOTUS作品への参加や、日本ではGROOVEMAN SPOTの作品への参加で注目を集めるトルコの女性シンガーAHUが自身名義での新作12インチをリリース。プロデューサーにはビートアルバムも高く評価されているPAUL WHITE、リミキサーには先頃STONES THROW参加のレーベルNOW AGAINよりアルバムをリリースしたスイスのプロデューサー、DIMLITEを起用。サイケデリックな柔らかで温もりあるトラックに物悲しげなAHUのヴォーカルが絶妙に絡まったオリジナルヴァージョン、メランコリックなメロディーと生音ドラム、絶妙な展開が素晴らしいDIMLITEリミックス。DIMLITEリミックスはDubヴァージョンも収録しており、こちらも使えるトラックになっています。AHUの歌声はもちろん、豪華プロデューサー2人のトラックも流石の一言。 (土橋)
ページトップへ戻る
〈RHYTHM SECTION INTERNATIONAL〉周辺やTENDERLONIOUS主宰の〈22a〉ファミリーとの交流も深く、トラディショナルなアフリカ音楽やモーリシャスの伝統舞踊音楽・セガのリズムなどをハイブリッドに昇華し自身のルーツをアウトプットしつつも、洗練されたモダン・アフロなネオソウルを志向する類い稀な才能の持ち主・MO KOLOURSの2枚目となるアルバム。環境汚染などのメッセージも歌に取り入れているにも関わらずいたってピースな雰囲気が充満、CURTIS MAYFIELDやLEE PERRY、A.T.C.Q.とも比較されるコンシャスな世界観!なかでも、UKのパンクバンド・THE STRANGLERSの最大のヒット曲”Golden Brown”をカヴァーしたアルバムのタイトル・トラック”Texture Like Sun (Golden Brown)”(sample2)や、辛辣なメッセージ性を孕みながらも高らかにソウルを謳歌する”Orphan's Lament”(sample3)などの聴きドコロから、多くのショートトラック、スキットやルーディーな歌いまわしのレゲエチューンetc.など、全19曲収録の快作となっています!