本家カーティスも素晴らしいけれど、このバージョンも最高。ファンキーリズム&ベース、ストリングス、バンドアンサンブル、コーラス、パワフルなヴォーカル。B-SIDEはWILLIE HUTCHが手掛けた「Try It, You'll Like It」。 (サイトウ)

B5「If It Ain’t Funky」(sample2）、A4「Funk To The folks」（sample3）、などなどもブレイクビーツ名クラシックスとして有名ですね。さらには、バート・バカラックの名曲カヴァーA3「Close To You」もソウルフル泣き＆ドラマチックに甘茶タマリマセン。トラックリストからもどうぞ。 (コンピューマ)

こみあげ系ディスコ・ファンク名曲のA1「What The People Say About Love」（sample1）で幕を開け、フォーキー・センチメンタル・ソウルディスコ珠玉大名曲「I Like It」オリジナル（sample2）、ストリングスもチープ優雅なP&P直系のディスコ＆ブギー珠玉なA4「Goin’ To The Disco」(sample3）なディスコ・ファンク＆ソウルの曲はもちろん、レアグルーヴ・クラシックスなB4「You Can Make The Change」も強力にして、ミディアム、スローな楽曲もタマリマセン。レアグルーヴ宝庫Guinness Records1977年の名作。推薦盤。トラックリストからもどうぞ。 (コンピューマ)

まさにアンソロジーを冠するにふさわしいPHAROAH SANDERSの珠玉の楽曲の数々が収録されています。一生聴けますね。トラックリスト参照。

GIL SCOTT-HERON & BRIAN JACKSON　タイトル通り1980年の作品です。

THREE BLIND MICEに残した偉大なベーシスト中村照夫の73年初リーダー作。NYCでのスティーヴ・グロスマン達とのセッション。電化以降のMILES DAVISやコルトレーンの影響を強く受けながら、煙たい独特の空気の中で繰り広げられるアヴァンギャルドで妥協のない演奏。RARE GROOVEとして海外からの評価の高い名作。RETURN TO FOREVERのLENNY WHITEのドラムと中村のベースが産むファンク・グルーヴの上で繰り広げられる「Unicorn Lady」やALPHONSE MOUZONが叩いたアフロ・エキゾチックな「Umma Be Me」、.GEORGE CABLESのエレピが印象的な大作「Newmoon」や[Derrick's Dance]など。当時の極限に挑んだ男の意識の高さをうかがわせる傑作です。UKのSOUL BROTHERSからの再発盤デッドストック。 (サイトウ)

多くの人がフェイバリットに上げる説明不要の名曲「The Sound Of Music」とモダンなダンス・トラック「Eyes On You」をカップリングしたSoul Brotherリイシュー盤。クラブでしっかり鳴る音のいいこの12インチも既に廃盤です。

同時代的に響き渡る、鋭いメッセージとアーバンで芳醇なサウンド、かわいい黒猫ジャケ「Secrets」。黒猫と目が合わなかったら取り合えず聴いてみて。その後のGIL SCOTT-HERONを暗示することになってしまったけど、やっぱり名曲「Angel Dust」。スライとも共鳴するような内省的なファンクネス「Angola Loisiana」。あたたかなサウンドと鋭いリリック、対照的な要素が共存し沁み渡る。今尚、黒光りするラップ・オリジネイターの名盤。 (中村)

詩人GIL SCOTT HERONが盟友BRIAN JACKSONと共に発表した77年作品。MALCOM CECILがプロデューサーで加入し、ムーグなどのシンセサウンドが加わり、当時の豊潤なサウンドと鋭いリリックが冴え渡ります。DEMFでのMOODYMANNのプレイがやはり印象的、「We Almost Lost Detroit」。ポリティカルな題材の曲に混じって、一際あたたかな情景を描き、彼がその日見た陽光さえも想起させるようなポジティブなヴァイブス「Racetrack In France」はTHEO PARRISHがフェイヴァレットにあげたりもしています。全てがシリアスに沁み渡るゴッドファーザー・オブ・ラップの名盤。 (中村)