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D.A.N.
No Moon
Sswb / Bayon Production
- Cat No.: SSWB-015
- 2024-03-26
ジャパニーズ・ミニマル・メロウ、幻想的なシンセのフレーズ・ループとダウンテンポ、日本語ファルセットが静謐にグルーヴし、徐々にエモーショナルに高揚する、ここ最近のライブでのキーとなる曲で7分を越える壮大なロングストーリー名曲な先行シングルA2「Chance」(sample1)、アーサー・ラッセルのロウなエクスペリメンタル・ディスコを想起させるグルーヴィーなB1「Sundance」(sample2)、ベース・ミュージック〜IDMのグルーヴや音色を彼らなりに昇華してみせたインストB2「Cyberphunk」、エクスペリメンタル・エレクトロニックなインターバルB3「Debris」、ミニマル・コズミックなC1「Pendulum」、先行シングルとして「Chance」とともにリリースされた、Rhyeにも通じるアンビエント・ソウルフル耽美な世界観がスローモーション・ビートダウンに心地よく端正に淡くグルーヴする6分24秒内省宇宙の静かなる名曲アンビエントR&BであるC2「Replica」(sample3)、躍動するD1「Borderland」、美しくメランコリックな情景を描くアンビエントなR&B、D2「Orange」のネクストな次元を感じさせてくれる全9曲を収録。今作のマスタリング・エンジニアには、The xx、Gorillaz、FKA Twigs、DUA LIPA、Lana Del Rey、Led Zeppelinなどを手掛けるJohn Davisが担当。トラックリストからもどうぞ。 (コンピューマ)
スティール・ドラムの響きも印象的な浮遊するクロスオーバーでファンキーなグルーヴと共に、まさにミニマル&ドープでメロウ・アダルティ洗練な8分にもおよぶ新たな領域に突入した事をばっちりと感じさせてくれる名曲「SSWB」(sample1)、そしてB面カップリングには、日本を代表するドイツ・ベルリンにも拠点を置く電子音楽家、至宝AOKI takamasaによる緻密なクリック・エディットを駆使したミニマルかつ端正な洗練のエクスペリメンタル・ハウス・リミックス「SSWB(AOKI takamasa Remix)」(sample2)も素晴らしい。氏が担当したミックスエンジニアリング、砂原良徳氏が手掛けたマスタリング共に音質音圧も美しく謙虚にして秀逸。MVも必見。 (コンピューマ)
CD未収録の兄貴分Albino Soundによるテクノ&ベースなリミックス2曲もばっちり!!!スペシャル・エディション完全限定盤。お早めにどうぞ。トラックリストからもどうぞ。 (コンピューマ)
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バンドサウンドに拘り続ける中で、EPや2ndアルバムで果敢にチャレンジしながら、常に海外を視野に活動を続けてきた3人の新しい挑戦となる本作は、初となるコラボ楽曲も交え、独自のコンセプトであるミニマル・メロウから、テクノ、ハウス〜ヒップホップまでを昇華させネクスト・フェーズへ突入した超大作となっている。MV含めてディストピア且つどこまでも美しい情景を浮かばせるSFムービーともいえるコンセプチャルな作品ともなっている。川上の躍動するドラマチックなドラム、ベース市川のダイナミックな世界を無限に拡げる随所に冴え渡るエレキ・チェロ、独自の哲学でマインド・トリップするリリック、これまで以上に自由に舞い、縦横無尽に歌い演じた櫻木のファルセット・ボーカルも圧巻。 (コンピューマ)