ダビー・エフェクトを撒き散らし、じっくりとタメを効かせた長めのブレイク明けで踏み込んだボトムが超快感なエターナルなディープハウス”Colourless”(sample1)が素晴らしい。ストリングスとサキソフォンが溶け合うスピリチュアルなウワ音があふれ出し美しいトーンのメロディーがリフレインする”Dust 2 Ashes”(sample2)のオリジナルを、最近、FANTASTIC MANが主宰する新レーベル〈SUPERCONSCIOUS〉からリリースしたばかりのスウェーデンの注目株・MOUNT LIBERATION UNLIMITEDが、ロウなブレイクビーツで焦らしてイーブン・キックにスイッチする展開が見事なナイス・リミックス”Dust 2 Ashes (Mount Liberation Balearic Boombox Remix)”(sample3)をBサイドにフル収録！レコメンドです。

まずは、AXEL BOMANの白昼夢的な淡い音色が心地良いミッドテンポのトラックが素晴らしく、疾走するビートの洗練の密林アシッドMARK E「Jungle UFO」,MR BEATNICKも淡いミッドテンポ、マジカルなチルアウト「The Witching Hour」。 (サイトウ)

ブライトンのビートメーカー、ハウス／プロデューサーMR BEATNICKの新作が〈TIEF MUSIC〉からリリースされました。NEWAGEサイケデリック、カラフルでユニークなシンセサイザーサウンドの情景、ファンク、マシーンリズム、グルーヴの素晴らしさ。MSN/FUTURE TIMESあたりの音も思わせるいい曲X2です。ミュージカル、ベースラインも揺れるNEBRASKAのリミックス(sample_1)もばっちりいいです。初期PEPE BRADOCKなんかを引き合いに出したくなるような音楽性だなと思います。 (サイトウ)

悠久の風を吹き込むメディテーティヴなトランペットがひるがえりり、メルティーな電子音やフェンダーローズが微睡みへと誘う”Dolphin Hotel”(sample1)、生っぽいジャジー・ファンクネスなビートの上でグランド・ピアノが爪弾かれ、中盤のブロークンにスウィッチするビートもトリッキーにキマる”Gray Paper Moon”(sample2)のオリジナルに加え、盟友・CHAOS IN THE CBDによる力強くオーセンティックなディープハウスに仕上げたリミックス”Grap Paper Moon (Chaos in the CBD Mix)”(sample3)がやはり最高です！

ELEPHANT & CASTLE駅近くの高架下、新しい世代も混ざって活気を見せているナイトクラブ「CORSICA STUDIOS」が主宰しているレーベル〈TIEF MUSIC〉から、MR BEATNICKが新作をドロップ！安定のスタイルでいつものようにファンタジックなメロディーラインで攻めるタイトル”Marshmallows”(sample2)、そしてメルボルンのプロデューサー・FRANCIS INFERNO ORCHESTRAが、ローな質感で低空飛行するビートダウンに塗り替えたビートダウン・リミックス”Ice Cream Strut (F.I.O. Remix)”(sample1)は、ノイジーなウワ音がジェットな上昇気流をまき起こすカッコイイ仕上がり。そんなメルボルンの勢いある最近のマシン・ハウスあたりと相性もよさげな、ゆるくフワリ浮遊感のあるラストの”Oxytocin”(sample3)も是非。

ロンドンの人気パーティ「TIEF」のレーベルTIEF MUSICの第２弾。情報は伏せられていますが、南アフリカ、ケープタウン出身のESAと OOFT!ことALI HERRONのユニットらしい。KWAITO/ケープタウン・ディープハウス色を感じさせるメロディ。リズムの感じもばっちりかっこいい。ケープタウン出身の大先輩PORTABLE aka BODYCODE(PERLON)のリミックス(sample_2)も収録！狂っている。キモたのしいファンタジーです。 (サイトウ)

RINSE FMのマンスリーも任されているロンドンの人気パーティ「TIEF」がレーベルを開始。ファースト・リリースはその中心にいるHARRY BENSONとJOHN MALCOLM MOOREの2人によるユニットSISTERHOODによるシングル！B2に収録のJUJU JORDASHリミックスによる壮大なトレイル・ランニングな”Tannhauser”(sample2)リミックスも素晴らしいですが、ここはやはりSISTERHOODによるオリジナル・タイトルトラック、小説『モービー・ディック』の主人公の名にちなんだ”Call Me Ishmael”(sample1)をプッシュ！ARPシンセが燦く序盤からじっくりと昇っていくパワフルな仕上がりのディスコライクなハウストラックがナイス！

＜FIRECRACKER＞や＜BORDELLO A PARIGI＞などからアルバム、最近ではシカゴの＜STAR CREATURE＞にもフィーチャリングされた、ナポリのMYSTIC JUNGLEクルーのロンドン支部・MODULAの処女作。意外というか時代の流れか、アップトーンの連弾ピアノが多幸感のあるロウハウス”Omicron Ballad”(sample1)、アシッディな”Sigma Solarize”(sample2)、結構いい感じです！さらに、イタリアの信頼プロデューサー・NICK ANTHONY SIMONCINOが手掛けたリミックス”Sigma Solarize (Simoncino Paradise Remix)”(sample3)が素晴らしいの一言。