- 12inch
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Sirko Muller
Reexplored
Wandering
- Cat No.: 6THJOURNEY
- 2015-04-14
'02年の地下産ジャーマン・ダブテックの隠れた名作。
Track List
Track List
過去作は個人的にもよくプレイしていたGOLDWILL。決して派手さはないけれどセンス良く紡がれるエレクトロニック・ウェーヴが深い暗闇に於いて発揮されるであろう激渋のタイトルトラック、A1"Mows"(sample1)!こちらは、片割れのヘンリーことHNYによるビートレス・ヒプノティック・ミニマル・ツールも用意されており、ディープ系のDJには是非ともオススメしたいA2”Mows (Hny Mows The Lawn Mix)”(sample2)。フリップサイドも、黒い森深く迷い込むようなトラックの2ヴァージョンを収録!
かつてUKのREWIREDからMOJUBA主催DON WILLIAMSとスプリットでリリースしていたSIRKO MUELLER。当時のレア・トラックも収録されていた「Reexplored」もロングヒットしている中、今度は4作すべて新曲のみで構成された12インチをリリース!デトロイト影響下の美しいシンセラインにダビー&へヴィーなボトム。アナログ機材の温かみのある鳴りで仕上げられたダビー・テクノ。ビートダウンなB1も激渋。REDSHAPEマスタリングも相性バッチリで、今回もヒットしそう。今後さらにリリースを控えているようで、これは楽しみですね。前作同様、ミニマルハウス方面にも推薦です。
セルフ・レーベルESSAYSの2枚の7インチや、WANDERINGの前作「Shove」でも顕著なように、徐々に内省的な印象の作品をリリースし始めたSVEN WEISEMANNの新作はまたしてもMOJUBAでなくWANDERINGから。静かに響くピアノが印象的なスローな4つ打ちトラックに、ノンビートのイントロ。空間的な音処理もいつも通りに冴えるディープな小作品。決してフロア向けとは言えないですが、是非アナログ盤で聴きたい温かみのある美しい音。
MOJUBAのハウス・ラインのサブレーベル、WANDERINGからAERA名義のリリースが人気のGOLDWILLによる彼らしいオールドスクールなディープ・ハウス・トラック。KERRI CHANDLER顔負けのタフなグルーヴにドイツ産らしいダビーな質感が加わったグレイト・トラック。カッコイイ!B面の「Curtain」は曲中の台詞にも要注意。こちらは変名AERAでのセルフ・リミックスも収録で、浮遊感を増した展開でナイス。SASCHA DIVEあたり好きな人もコレ必携ですよ。 (カイハラ)
カタログ1番にも登場していたJC FREAKSが早くも2枚目をドロップ。両面とも無駄の無いラフでクラシカルなディープ・ハウス・トラックで、いわゆるUSアーリーハウス影響下ながら、ここまでのクオリティって他でナカナカ無いですねー!普段MOJUBA関連をチェックしていない方にも是非オススメしたい1枚です。 (カイハラ)
MOJUBAを代表する才能、その知性と気品さえ漂うような作風とは違って、DJは思いの他ファンキーという(来日決定!)SVEN WEISEMANN、待望のファースト・アルバムが先行12インチに続いてCDでリリースされました。デリケートに弾かれるピアノをメインにした透き通った音色で奏でられる、彼のダビーなテックハウス・リリースとは異なる、ディープ・リスニングに重きを置いた全20曲の作品集。TYPEのSYLVAIN CHAUVEAUが好きな人には手放しでオススメ。コノ冬のへヴィーローテーションになりそうなグレート・ウィンター・アンビエント・アルバム。ECMファンにも推薦。 (カイハラ)
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かつてUKのREWIREDからMOJUBA主催DON WILLIAMSとスプリットでリリースしていたSIRKO MUELLERの隠れた傑作!10年近く前に制作された音源とは信じがたい、まさにいま一周してしっくりくるシンプルなラフ。無駄のないダビー・テクノ。いつまでも付き合えそうなタイムレスな鳴り。テクノ、ハウスをクロスして使えそうなインテリジェントな響きが澄みわたる全4トラック!