デニス・ボーヴェルは、ダブ・ポエトリーからラヴァーズ・ロック、ポスト・パンク、ディスコ、ポップなど、幅広い音楽ジャンルを網羅する多作で折衷的なキャリアを送ってきた。この新しいコンピレーションは、ボーヴェルがジャ・サファ―・サウンドシステムに関わっていた時期とその直後、主に1976年から1980年にかけての期間に焦点を当て、ディープ・カットやあまり知られていないバージョンを深く掘り下げて選曲収録されている。Matumbiはもちろん、ジャズ・スタンダード「Take 5」をカバー＆ダブワイズさせたC4「Young Lions - Take Dub」(sample2）もナイス。ラヴァーズ・ロックを象徴するJanet Kayとの名曲「Silly Games」の素晴らしい未発表ダブ・ヴァージョンD1「Game Of Dubs」（sample3）が収録されているのも最高すぎる。ベルリンDubplates & Masteringにて、丹念に修復・リマスタリングが施された15曲を収録。
このアルバムの制作は、2018年にデニス・ボーヴェルがロンドンのウォルサムストウにあるGeneral Echo Reggae Discoを訪れたことがきっかけだったという。そこで出会った人々との交流から、彼の貴重な音源を掘り起こすプロジェクトが始動。そこから長年にわたってのレコード探し、選曲、コロナ禍を経て、ようやく完成にたどり着いた入魂コンピレーション。デニス・ボーヴェルの音楽に対する情熱、卓越したミキシング技術が駆使された唯一無二のサウンド作り、ハーモニーやメロディー、そしてエフェクト使いなど、彼の才能が遺憾なく発揮された作品となっている。封入されたライナーノーツは、デニス・ボーヴェル本人との長時間にわたるインタビューをもとに書かれたもので、このアルバム制作期間中の出来事について、曲ごとの思い出や興味深いエピソード数々が語られている。 (コンピューマ)

LOVERS ROCK、ダブをイギリスにもたらし、80年代から現在まで、パンク、ニューウェイヴ、ON-U/ブリストル、ORANGE JUICEやBANANARAMA、その時代の先端のアーチスト等に愛され、コネクトしてきたレジェンドDENNIS BOVELL。レゲエを素材にしたテープ、アナログな質感、熟練のダブ、ミキシング。オーセンティック、色あせないなDENNIS BOVELL、ダブ。 (サイトウ)

先日復刻され即完売したDisconnection「Bali Ha’i」のリイシューでもおなじみ、好調Optimo Music内のDisco Plateシリーズの最新作8番は、な、なんと！UKレゲエ・ポストパンク DUBレジェンドDennis Bovell1981年の傑作ソロアルバム「Brain Damage」からのアフロファンク・ファンカラティーナ・ディスコ＆ダブ名曲「Heaven」(sample1）、黄昏インスト・ダブ大名曲「Smouche」(sample2）、そして同年プロデュースしたUSのSSW、Garland Jeffreysとの異色セッションからの激レア・ダブバージョン「Escape Goat Dub」(sample3）の3曲がオリジナル発売から35年の時を経て遂に正規ライセンス初12インチ・シングルカットされた！！！A2「Heaven（instrumental edit」でのTwitchによるフロアー対応の名仕事ぶりも秀逸見事。全4トラック収録。買い逃し厳禁となります。事件です。トラックリストからもぜひ。 (コンピューマ)

PRESSURE SOUNDSから注目のリリース！DENNIS BOVELLによる未発表音源集！さらにそれをARIWAのスタジオに持ち込みダブ処理を施したというシロモノ。これがまた抜群に素晴らしい仕上がりでただの編集盤に非ず。今でも古めかしいものになっていない十二分に機能性と新鮮味溢れた刺激的なダブ。もとよりダブのミニマルな部分以外にもメロディーを操ることにおいて長けているDENNIS BOVELL独特のマニアックとポップの合間を縫ってる感じ。最高です。I-ROYも2曲参加。センターラベルには4TH STREET ORCHESTRA名義などでとリリースしていたレーベル「RAMA」のロゴ。レコメンド！ (住友)

SLITS，POP GROUPブリティッシュ・レゲエのパイオニアDENNIS BOVELLのコンピレーション ! - (サイトウ)