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Philip Glass
Music In Twelve Parts : Concert A Paris 1975
Transversales Disques
- Cat No.: TRS09
- 2020-12-28
1968年5月19日、NY、Filmmaler’s Cinemathequeで行われた初の自作演奏コンサートからの貴重すぎる音源がこの度めでたくリマスタリング・アナログ化された。Side-Aでは本人自らのオルガンの手弾きによる危ういミニマリズムの覚醒とエキゾチズムがこぼれおちるフレュシュさに満ち満ちた「How Now」を、Side-Bには、アメリカ交響楽団メンバー盟友、Dorothy Pixley-Rothschildによるヴァイオリン・ソロによる名曲「Strung Out」の瑞々しい名演を収録。初期フィリップ・グラスの貴重音源にして、アメリカ・ミニマル音楽黎明期の貴重な瑞々しい記録としても素晴らしすぎる。newtone的には完全にSide-A「How Now」をどうぞ!!! (コンピューマ)
ドラム缶による贅沢なクラシカルな室内楽桃源郷ミニマル。なんとも優雅な音の重なりとハーモニーと反復による響きがフレュシュでうっとり。ミニマル音楽の父フィリップ・グラスの楽曲「Etude For Piano No.1-10」を総勢18名によるニューヨーク大学の学生たちのよるスティール・ドラム・オーケストラ(NYU STEEL)が演奏。楽園的開放感だけでないドラム缶の響きに背筋ものびる。2010年の録音。 (コンピューマ)
ミニマル音楽の父フィリップ・グラスのチェロ協奏曲第1番を、なんとも優雅にチェロを中心にオーケストラで演奏したロマンチック室内楽ミニマルの黄昏。思いを馳せてくださいませ。ウェンディ・サッターによるチェロで「Concerto For Cello And Orchestra No.1のMOVEMENT 1-3.」を収録。 (コンピューマ)
カート・マンカッシがプロデュース。Dance 1, 2, 5, 8, 9, Grasspiece#1, 2, 3.1987年。 (サイトウ)
NEWTONE的には現在でも第一線、ないしはさらにその先を突き進む前述のアーティスト達のリミックス、アブストラクトよりもさらに立体的/映像的エッジを利かせたAMON TOBIN。アンビエント/ポスト・クラシカルの最右翼PETER BRODERICKのミニマル・メランコリック・アコースティックなリミックスなど触手が伸びますが、そちらも然ることながらC面を目一杯使ったBECK REMIXがスゴイので是非チェックを。PHILIP GLASSの毒をBECKにしかできないPOPを使い、20曲以上の素材をまるで魔法のようにめくるめくコラージュし展開していく20分強。気合が半端ないなと思ったら、この企画自体のキュレーションがBECKのようです。なるほど納得。 (住友)
NEWTONE的には現在でも第一線、ないしはさらにその先を突き進む前述のアーティスト達のリミックス、アブストラクトよりもさらに立体的/映像的エッジを利かせたAMON TOBIN。アンビエント/ポスト・クラシカルの最右翼PETER BRODERICKのミニマル・メランコリック・アコースティックなリミックスなど触手が伸びますが、そちらも然ることながらBECK REMIXがスゴイので是非チェックを。PHILIP GLASSの毒をBECKにしかできないPOPを使い、20曲以上の素材をまるで魔法のようにめくるめくコラージュし展開していく20分強。気合が半端ないなと思ったら、この企画自体のキュレーションがBECKのようです。なるほど納得。 (住友)
ミニマル巨匠フィリップ・グラスの1968-1969年の名曲をオルガン、そしてピアノのみですばらしく美しい音響空間で再演してます。Steffen Schleiermacherによるピアノとオルガン、そしてBernd E.Gengelbachによるsound designの仕事もすばらしい。2008年の録音。アンビエントとしてもぜひ。1: Music In Simelar Motion (for organ)18:14, 2: How Now(for piano)26:31, 3: Music In Fifths(for organ)22:07 (コンピューマ)
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集中して聞かなければ気づくことが出来ない徐々に変化していくような作曲作品で、万華鏡のような輝かしくも不思議な音楽。作品は71年から74年にかけて作曲され、こちらは75年のパリの公演のライブ録音となりフレッシュな状態での良い演奏となります。もちろんタイトルのとおり12パートある作品ですが、今作では1,2,3,11,12のパートに加えて演奏を交えて恐らく説明的であると思われるグラスのインタビューも収録。グラスは後期になっていくと舞台作品などの為もあり、コンセプチュアルで難解な作品が多くなりますがこの頃はもっと本能的に作曲しているように思います。 (日野)