〈CONTROL FREAK〉〈AVIAN〉にも作品を残す東ロンドンのSOREABが新作をローンチ！とげのあるドラムマシンに歪みシンセを這わせたダークダンスホール「Maschera」(sample1)は、途中差し込まれるトライバルパーカッションが危険。うねうねとした中音域のリードで誘導するハーフタイム「Trappola」(sample2)、ヘヴィヒットの低速ブレイクス「Specchio」(sample3)まで。ワイドテンポにミキシングするDJにとっては夢のような33&45対応のレコード。 (Akie)

デンボウ/ダンスホールを幽玄にテクノ・サイエンスしたBPM100ほどのA1「Drunken Ballad」（sample1）、BPM127、リズミカル・エコーなパーカッションをスキマ・ダビー・ブレイクビーツ・ハウス化したA2「Maranza Percussion Ensemble 」(sample2）、BPM133、LoganによるラガマフィンMICをフィーチャーしたダンスホール・グライミー・ハードコアB1「Done Everything」（sample３）、BPM114、影のような脈打つビート、幽霊ドローンとサイレンによるミステリアス・グルーヴB2「The Sphere」も素敵な４トラックを収録。 (コンピューマ)

〈LIVITY SOUND〉でAZU TIWALINEがコラボレーションした打楽器奏者CINNA PEYGHAMYのライヴレコーディングを使用、オリエンタルなシンセサイザーやサブベースを追加しサイケデリックなトライバルベースを作り上げた「Untitled 1」(sample1)は、打楽器ローエンドに特化させた「Untitled 1 (Dub)」(sample2)がおすすめ。JAY DUNCAN (PHANTASY SOUND / INTERGRADED)がブロークンビートを躍動させテックベースアレンジした「Untitled 1 (Jay Duncan Remix)」(sample3)も収録！ (Akie)

ブロークンビートトラックにフィーチャーし、これまでにSYZ, SPUTNIK ONE, BIG HANDSといったテックベースプロデューサーを誘致してきた英国〈PSEUDONYM〉からのソロリリース！有機的なパーカッションを取り入れた「Myth」(sample1)は、ニュールーツ系ベースミュージック職人PUGILISTがガラージリミックス。「Ages of Anxiety」(sample3)の叙情的に波打つシンセパッドなど、初期IDM由来のエモーショナルなサウンドデザインも魅力。 (Akie)

セルフレーベルではアフリカのリズム探求を行うなど、古典〜前衛視点でリズムワークに挑戦しているイーストロンドン拠点のイタリアンプロデューサーSOREAB。リズミカルな打楽器持続グルーヴを基礎に幻想的なメロディを重ね、世界観を霊的に深めたトライバルベースA2「Flowers」(sample1)。クラップは高音にエッジ、キックは低音に弾力を持たせたB1「Pods」(sample2)では後半にゴングが加わり呪術的に。キック連打で躍動的にビートを活用したB2「Jyraghie 」(sample3)。波形を見て驚くような機械的リズムワークをオーガニック音色のビートでやってのけてます。限定プレス。 (Akie)