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Space Afrika
Somewhere Decent To Live
Sferic
- Cat No.: sferic002
- 2024-02-13
ROMÉO POIRIER,PERILAら音響職人が集結するマンチェスターの〈SFERIC〉より、〈WHERE TO NOW?〉〈GHOSTLY INTERNATIONAL〉〈ALTER〉などからもリリース、本レーベルでは常連の奇才ユニット”SPACE AFRIKA”がニューリリース!”ハダーズフィールド現代音楽祭”にて公開された短編映画「Untitled (To Describe You)」のサウンドトラック。共同製作者である詩人TIBYAN MAHAWAH SANOHのスポークンワードとソウルヴォーカル、対象が抽象化された肉声。差し込まれるフィールドサンプルも、ライターをする音から煩雑に録音された風の音まで多様。それらをコラージュワークしたのが今作。不意に差し込むオーバードライブしたビートは、作品をミュージックコンクレート/サウンドアートの範疇から逸脱させドリルンベースまで踏み込ませる。肉声という感情的な音を扱いながら、映画の主題である”黒人としての内面と外面”を聴き手の想像力に委ねる抽象コラージュの手法。STEPHAN MATHIEUのマスタリングによるリアルな音像にも引き寄せられる、素晴らしい。 (Akie)
Track List
ひんやりと冷たく無機質な残響メロディーのダブ・エレクトロニカな"Resolutions"(sample1)、ずっぽり闇深くまでいくブレイクの瞑想ダークネスな”The Way Home”(sample2)、ただひたすらに裏街道を行き去るサントラのような雑踏フィールド録音ミックスの”The Sudden Walk”(sample3)と、ポスト・ノイズなコンクリート・サウンドスケープの心地よさでついあちらへ持ってかれます!孤高のインナーシティーブルースな心象ダブテクノ。
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BOOMKATがベストに入れるのもわかる、MONOLAKEのアンビエントやJAN JELINEKなどの路線に自然とリンクするもの。深い霧の中でポイントポイントでピントがあったりするリズムの躍動。しかしダンスに向けられたものではなく、もっと自然なリズムに感じます。今後HUERCO S.の〈WEST MINERAL〉とかからリリースしそうな予感も。 (日野)