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森山ふとし
ゆうたいりだつ ±(プラスマイナス)
Em Records
- Cat No.: EM1196CD
- 2024-12-01
森山ふとし『ゆうたいりだつ』永久保存計画!この二つとない美しくて変なオーケストラもどき宅録の傑作をCD/LPにします。ぜひ末永くお聴き下さい。
Track List
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2013年から始めた自分のレーベル「Birdfriend」ですが、気づけばかれこれもう7年。レーベルとしてリリース作品の一貫性はあまりなく、ただ単純に良いと思った作品を出させてもらってきました。これまでの日本人アーティストの多方向なリリース作品を振り返ってみて「これを一つのコンピレーションにまとめてみたら面白いんじゃないか」と思い、エムレコード江村さんに相談したところ面白がってくださりこのリリースに繋がりました。超アングラでそれも2LP/2CDというチャレンジングなフォーマット(それも格安で!)で発売してくれた江村さん、そして素晴らしい作品を作ってくれたアーティストの方々にとても感謝しています。
肝心な内容ですが、1枚目は実験的/インダストリアル/ミニマルなリズムトラック、2枚目は比較的リスニング/アンビエントな方向にフォーカスを当てて選んでいきました。それでもBirdfriend達は曲者ぞろいで、どの曲も普通のコンピだと浮いてしまうようなもの。選曲と順番にかなり苦戦しましたが、最終的にすごく良いものになったと思っています。できれば個々それぞれ解説したいところですが、CDにはブックレット、LPは見開きで情報を載せています。もし好きなアーティストがいれば他作品を調べたりライブに行ったりしてくれたらレーベル冥利に尽きます。何卒よろしくお願いいたします!! (日野)
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DJとしてそれぞれが信頼されるCOMPUMA、DR.NISHIMURA、AWANOからなる言わずと知れたDJユニット”悪魔の沼”。2018年7月「NON-OPTIMIZED SOUND at 山口情報芸術センター(YCAM)」における彼らのライブミックスがカセットとして祝リリースされました!煌めくシンセシスによっておびき寄せられた聴覚が、電子音・ノイズ・シンセサイザー・埋め込まれた音を頼りにゆっくりと彼らの世界観(沼)へと没入する前半部から、マシンビートに誘導される後半部。この対比があるからこそ気付かされることが、リズムや時間感覚を司るのは”マシンビート”だけではないということ。ノンビートタームの時点で、細やかな電子音操作が体内リズムを左右。DLコードも付属しておりますが、カセット音質で味わうに適したサウンドにも感じました。カバーデザインは主宰・日野浩志郎、下記は、当日のイベントキュレーターであり元YCAMエデュケーター石川琢也氏のコメントです! (Akie)
日野浩志郎=YPYの世界流通1stアルバム!
先日、作曲家としての大作「Virginal Variations」の東京初演を成功させ、内外からいよいよ注目を集める日野浩志郎。彼のソロ・ユニットYPYの世界流通アルバムが遂に発表される。誰もが認める2010sの才能、その腰の低さと反比例するような強力な作家性ゆえ、地下の箱に収まろうはずも無く、噴出する創造パワーを押さえ込んでいる状態。そんな日々ライブと録音に明け暮れるYPYだが実はリリースが少なく本作の価値は相当に高い。このアルバムでは彼が率いるバンド、goatのストイックな姿勢とは異なる、初期衝動的かつ多面的なリズム探求を聞かせる。今回は盟友、行松陽介が選曲アドバイスし、こうした日野の衝動をアルバムに定着させた。圧縮された質量感のある音をもち、様式は電子音楽だが、アフリカの土着音楽のような、生き物のような妙な有機感をもつのがYPYの特徴のひとつで、それは音作りにカセットテープを用いていることにも関係している。なお、表題曲「ズリレズム」は偶然起こった機材トラブルを逆手にとった摩訶不思議な作品でYPYの初録音作!
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