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Tzusing
绿帽 Green Hat
PAN
- Cat No.: PAN123lp
- 2024-02-05
上海と台北を行き来するマレーシア生まれのアーティストTzusing。〈L.I.E.S.〉からのデビュー作にして名作となった2017年のアルバム『東方不敗』の続編となるようなコンセプトの2ndアルバムが完成。〈PAN〉から。
Track List
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REGIS自身が梶取る、SURGEONを輩出したUKテクノのアイコン的レーベル〈DOWNWARDS〉から!メルボルンを代表するマスロックバンドMY DISCOのLIAM ANDREWSと、SWANSなども手掛けるレコーディングスタジオ”andereBaustelle”のBORIS WILSDORFとのセッションプロジェクトが実現!REGISのスムーズなドラムとギターノイズで紡ぐ「A Southern Code」(sample1)に始まり、中東音階を取り入れたブロークンテクノ「The Crawling Man (From Sun To Sun)」(sample2)など、80年代から現在までのインダストリアルテクノ/ノーウェーブどの時代にも属さないミキシング技術が特徴的。 (Akie)
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BOILER ROOMなどで既に認知している人も数多くいるであろう、今やパリのトップクルーとも言って過言でない”Fusion mes Couilles”を運営する2人が1つのアルバムで共演、各々が4曲づつで構成!TOMA KAMI率いる〈MAN BAND REC.〉〈LAVIBE〉からも出しているEMMA DJは、アシッドシンセをフルスロットルで撃ち放った高速テクノ「More Is More Euphoric」 (sample1)、ISHAQはオーバーディストーションでリズムを破壊した「Snowtop」(sample3)など、両者ともに破壊的サウンドにIDM~アシッドのモダンダンスミュージックを取り入れた独特のデザインを披露。 (Akie)
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同じくブリストルベースで活躍するDJ/プロデューサーHELENA MARKOSをヴォーカルに迎えた「S.H.E 」(sample1)は執拗なスネアの捲し立てとヒステリックなシンセループが圧倒。ただでさえ破壊力抜群の原曲をキック増強してきた「S.H.E (NX1 Remix)」(sample2)。速度を緩め、サイファイなシンセを交信させた「Tagebuch」(sample3)。ただ強いというよりも、アカデミックな見地で音響を科学しているのもユニーク。近年のBLAWAN,KARENNフォロワーにハマりそうです、バイナルオンリー作品! (Akie)
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〈HESSLE AUDIO〉からのデビュー作ヒット以後〈R&S〉〈HINGE FINGER〉 BORED YOUNG ADULTS名義での〈THE TRILOGY TAPES〉作品、そして一昨年のフルアルバム制作からタフなテクノを磨いてきたBLAWANですが、今作はブレイクの使い方や変則的な躍動感が特長的。魔性に短くカットしたヴォーカルを埋没したインダストリアルテクノ「40 Spiral」(sample1)。パーカッションのリズミカルな変化とダビーなシンセ使いの「Immulsion (Come To Me In Full Electric Mix)」は大胆にブレイクを多発させるなど、グッとくるフロアフックが数多く仕込まれてます。 (Akie)
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2年ぶりとなるUNDERCOVER RECORDSの新作は、2018年9月にイギリス・ブリストルのレーベルBokeh VersionsからセカンドEP「End of the Death」をリリースし、世界のクラブ・シーンから注目を集めるDJ/プロデューサー、MARS89の12インチです。A面には、心臓の鼓動のようなビートを鋭利な電子音が切り裂くA1「Horrorshow」、硬質なマシーン・ビートに悲鳴のようなSEが反復するサディスティックなインダストリアル・ナンバーA2「Ultraviolence」(sample1)、不穏なビートが地下空間にダビーに響くインダストリアル・ノイズA3「Strack」のイマジナリーなシーン情景を喚起させてくれる3トラックを収録。B面にはRadioheadのフロントマンThom YorkeによるB1「Horrorshow(Thom Yorke Remix)」、ミステリアスなダブステップ・プロデューサーZombyによるB2「Strack (Zomby Remix)」(sample3)、パリを拠点に活動する、Editions Gravats主宰のプロデューサーLow JackによるB3「Strack (Low Jack Remix)」(sample2)の豪華3リミックスを収録しています。即完確実のアイテムですのでお早めにどうぞ。トラックリストからも是非ともどうぞ。 (コンピューマ)
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〈L.I.E.S.〉の新作は、主宰RON MORELLIやLOVEFINGERSとも共作を出すLEE DOUGLASと、〈INSTRUMENTS OF DISCIPLINE 〉や〈GOOILAND ELEKTRO〉などエクスペリメンタルラインに多くの作品を残すUNHUMANの共作EP!決め打ちフルスロットルビートが圧倒する「Five To Nine」(sample1)。どこかエキゾ感もあるリズム裁きが印象深いレフトフィールドなダンスチューン「Entschuldigung」(sample2)が最高。ポストパンクなヴォーカルも良い。 (Akie)
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BEN UFOやBLAWANプレイのデビュー作から早くも3作目。屈強なビート土台の「Bring The Noize」(sample1)そしてEBMボディなボトムの「Code Red」(sample2)、どちらも古典レイブなシャウトサンプルがフロアをジャック。試聴には選べませんでしたが、奥行きあるキックとヒプノなシンセロールで異質に仕上げた「Devil-May-Care」も危険。 (Akie)
L.I.E.S.カタログ128番。ディストーションしたシンセとバトルSEを散りばめた 「Slowly Moving In」(sample1)を皮切りに、超級重量のキックをブロークンしたリズムで刻んだ4トラックを収録。「Walking WIth Cameras」で特に感じる奥行と歪みの音響構築は流石の素晴らしさ。ダブステップ昇華のリズムワークなど、直近のL.I.E.S.リリースとは毛並みの違うサウンド、かっこいい。 (Akie)
〈BORN FREE〉〈BEDOUIN〉からもリリースを果たし、東洋のエッセンスを仕込んだインダストリアル/ロウテクノでリスナーを魅了してきた鬼才の初期作品。特に一部二部に関しては中古市場を賑わす入手困難品。ハードな4/4キックを基調、ダーティなエレクトロ・罠にかけるヴォイスを配したワールドオブインダストリアル。プロトなエレクトロから部数を重ねるごとにシャッフルビートを仕込むなど、サウンドメイクの初期衝動から進化までを一挙に感じることができる最高の機会、お見逃しなく! (Akie)
GIANT SWANをリミキサーに迎えた〈FUCK PUNK〉からのリリースでも注目を集めるライブユニットBAD TRACKINGの2017年作、ストックしました。ブリストル様式のダビーな音響構築内で繰り広げるテクノ~エクスペリメンタルダンス。悲鳴のようなSEとビートサイエンスが交わる「XP-3」(sample1)の美麗シンセサイザーブレイクがキラー。一層ノイジーなサラウンドで4/4ビートを走らせた「XP-1」(sample2)。ブリストル異能集団YOUNG ECHOのOSSIAがパーカッシブに仕上げた「XP-2 (Ossia Rmx)」(sample3)は、研ぎ澄まされた音の挿入に背筋が凍る臨場トラックを披露。 (Akie)
イマジナリー・インダストリアルなブロークン・アーメン・ジャングルテクノの嵐A2「R-Amen」(sample2)などなど、唯一無二の個性を発揮した強烈EP。限定シルバーカラーマーブルヴァイナル。 (コンピューマ)
〈BEDOUIN〉からもリリースしたBINTUSや、SENSATIONALのフィーチャリングでも話題のKLUTONなどの名義を使い分ける奇才・MILO SMEEの主宰する極北レーベル〈POWER VACUUM〉からの12インチ!ハードコアにエッジの効いたソリッドなエレクトロからインダストリアル・テクノまで、PERCやRANDOMER、HAPPAあたりにも引けをとらない精密機械にステロイドを投与したようなディストーテッドな4トラック!
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強力な格闘術を学ぶために自らを去勢する剣士を描いた、香港の小説家 金庸による1960年代の人気武侠小説『秘曲 笑傲江湖』からインスパイアされた2017年のデビュー・アルバム『東方不敗』。そこからさらに思考を押し進めた本作『绿帽』では、中国での未だ古風な家父長制文化やジェンダー観、進歩的なサークルでさえ垣間見える男性の独占欲や攻撃性などといったテーマと強烈な美的不安をコンセプトに用いています。(小説の中では、緑の帽子が不倫が行われる際のアイテムとして登場) バネのようなパーカッションと慟哭のパッチワーク「趁人之危 (Take Advantage)」(sample_1), ヴォイスサンプルやコードが不安を煽り、不倫の熱狂的なストレスと平行させる、まるで不整脈な心拍数がBPMな「偶像包袱 (Idol Baggage)」(sample_2)、「Balkanize」(sample_3)など、'恐怖'というジャンルを超える身近なテーマを新鮮な視点からアプローチした恐ろしいインダストリアル怪品。日本の片隅でも共感できるところがまた恐ろしい。 (AYAM)