リリースから24年を経ても色褪せない音響体験のギター・フィードバック彩られるジャンルを横断したファンキー・ハイブリッド・ハウス4トラックEP！！！ (コンピューマ)

1998年のNYC、当時のジュリアーニ市長の政策によって厳しいナイトライフの取り締まりが行われ、ハウスミュージックが地下に潜った時期にリリースされたマイナーレコード。Nicky Sianoのリミックスを搭載した「Smoking It」等で活躍するAutomagicのBryan WrightのデビューEP。オリジナルが数万円の値をつけたことでも物議を醸した一枚です。
『A-SIDE２曲は、70年代のCrumar Spirit Synthとワイルドなボーカルを使ったサイケデリックでグルーヴィーな曲』、『B面は「Dontcha Know? (Sunday Morning Mix/Sunday Night Mix)』は、EmjayがCrowbarで開催した「Gay Party」のために書かれ、Danny Tenaglia, JuniorなどのDJのセットで頻繁に聴くことができたBig Room向けのミックス」』とレーベルは紹介しています。Bwana名義でもリリースしているNathan Micayの復刻レーベルEternal Schvitz, 今回も収益の40%は、女性、トランス、ノンバイナリーの人々のエンパワーメントに焦点を当て、人と人との交流のための集まりを開催されている、ベルリンの「aequa」に寄付されるとのことです。 (サイトウ)

Side-A1には、1997年にObsession Musicからリリースされ、1999年、Sasha & DigweedのMIX「North Expresure Expeditions」に収録されたことでカルト的な人気となり現在オリジナル12インチはプレミアム高額価格となっている激レア絶品レフトフィールド・オルタナティヴハウス、MOUVEMENT PERPETUEL「Sexuel Mouvement」(sample1）をモダン・アップデート・リストア復刻。Side-B1のスクラッチン・エレクトロ風味のマシーン・ハウス（sample2）も唯一無二の疾走グルーヴィンな存在感。今作も売上の60%はアーチストへ、残りの40%は、ベルリン拠点のLGBTノンバイナリーな人々へのエンパワーメントを目指したコミュニティaequaへ寄付される。 (コンピューマ)

BPM125アンダーグラウンドハウス絶品A2「Partners In Time - Tonight (Boneshaker Mix)」（sample1）、BPM130、エレクトロニック・オールドスクールテクノ感覚のレイビー・ブレイクビーツハウスB1「Chris Simmonds - Child's Play」（sample2）、BPM130、エレクトロニック・バウンシーなアシッドハウスB2「Chris Simmonds - Tinkerbell」(sample3）もユニーク且つフロア即戦力。今後のリリースも非常に興味深い。 (コンピューマ)

TB303シンセを二台、TR909および808ドラムマシンといったアナログ機器を操り、EXODUS/CHEMISTRY/PLEASURE FORCEなどのトロントのレジェンダリーパーティでライヴを披露してきたAARON PALMQUIST aka CHAMELEONの人気盤復刻。パーカッシブなドラムマシンにハウシーなリフの導入部から後半にかけて力強い4/4キックが前に出て来る「Beautiful」(sample1)。カッティングエッジなブレイクビートにヴォイスチョップ、愛らしいシンセリフがチラチラ入って来る「House People」(sample3)が個人的にたまらない一曲。勢いを増し続けるカナディアン・アンビエントハウス/テクノシーンの源流を感じる作品。 (Akie)