硬質さも持ち合わせたパーカッシブビートに、ハウシーなシンセフロートを合わせたタイトル曲「Beneath The Moon」(sample1)は、ベテランFRED P.がオーガニックなドラム・パーカッションを追加したリミックスを収録。ミニマルなグルーヴにフィルインを効かせた「Seven」(sample3)など、一層ディープ路線のBサイドもグッド。 (Akie)

本名義では〈NO 'LABEL'〉〈R=A〉といったRH周辺と共鳴しながら、シカゴハウスの歴史と進化を体現する孤高のアーティストJAMAL MOSSのニューリリース！容赦無くディストーションしたアナログマシン、RAWテクノの質感でありながらハウスグルーヴもギリギリに保った「THE DARK HOLD OF THE BOLD」(sample1)を筆頭に、初期ハウスのDIY精神を受け継ぎながらオリジナリティ溢れる過激なサウンドデザインを披露。推薦。 (Akie)

そして、ベテラン鬼才・LOSOULによるアメージングなリミックス・ワーク”Journey (LoSoul Rmx)”(sample2)に加え、デトロイトの古株オリジネイターの1人である才人・NORM TALLEYによる、程好くブラックなヴォイス・エフェクトと機能性の高いグルーヴ豊かなリミックス” Smoothie (Norm Talley Rmx)”(sample3)と揃った、素晴らしい１枚です！

LA出身であのWAX RECORDSのスタッフでもあった、現ベルリン在住のALLAND BYALLO。UKのほぼデジタル・リリースを占める〈RELEASE SUSTAIN〉レーベル史上、初となるヴァイナルのみのリリース！いいテンションをキープさせる幻惑的な浮遊感が、丁寧かつ鮮やかにながれていく好トラックを揃えた、モダン・テックハウス。アクセント・ポイントへ軽やかに傾斜を上がって行くよう、瑞水しさも備えた４トラックです。

程よくきらめく不協和なサーフィスノイズを散らし、淡々とマシーンをドライブさせビルドアップするタイトル・トラック”Get Ready”を、FRED Pがサイケデリックなスパイラルを描いたデトロイト・トラックにリミックス(sample2)！説明不要。ヴォイス使いでエフェクティヴに挿入されるダビーなシンセ・リフが耳を離さない”Encroachment”(sample3)など、勿論オリジナルの楽曲もナイス！