〈KEN OATH〉〈BUTTER SESSIONS〉〈BEDROOM SUCK〉などで、LO-FIアンビエント作品を披露してきた電子音楽家DANNY WILDによるプロジェクトLOW FLUNG！これまでのダンス性、ビートも孕んだサウンドから一変、電子音響サイドを深化させたディープエレクトロニクス/ミニマリズムに到達。なんと2年以上の期間をかけて制作、モジュラー名器”BUCHLA MUSIC EASEL”とフィールド録音を感覚的に繋ぎ合わせたマイクログルーヴ。作品と視聴を一体化させる空間形成。 (Akie)

2018-2020年の2年間の日常の様々なライフスケッチを素材に制作サウンドデザインされた、映像を喚起させてくれるかのようなシネマティック・イマジナリーでオーガニックなエレクトロニカ・アンビエント・モダン・テック/ディープハウス集。全9トラック。モノクロームな色彩の箱庭エレクトロニカ・ダブB２「Lumbargo」(sample3）も面白い。プレイ＆リスニングどちらにもぜひ。トラックリストからもどうぞ。 (コンピューマ)

シンセサイザーベースのアンビエント、リスニングアルバムのロングセラーになったAngophoraのアルバムに続いて、シドニー注目のレーベル〈KEN OATH〉のニューリリース。カセットやプライベートなアナログリリース、 〈BUTTER SESSIONS〉と〈NOISE IN MY HEAD〉が組んだコンピ「Domestic Documents Vol. 1」にも楽曲を提供しているDANNY WARD、LOW FLUNG。KEN OATHからの７インチに続いてアルバムリリース。カセットシーンらしいアナログなアンビエント、クラフト感覚のユニークな音像のエレクトロニック・サウンド。良い！ (サイトウ)

〈MELODY AS TRUTH〉からアルバムを発表したパースのTOURIST KIDもリリースしたデンマークの〈PHINERY TAPES〉、シドニーの〈MOONTOWN〉やジャカルタの〈TANDEM TAPES〉など、これまでにカセットテープ主体でアルバム作品を構想してきた孤高の音楽家・DANNY WILDによるプロジェクト・LOW FLUNGの新作が、〈BUTTER SESSIONS〉から登場です。