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Chouk Bwa & The Angstromers
Somanti
LES DISQUES BONGO JOE
- Cat No.: BJR093
- 2024-05-26
BBC, Jazz at Lincoln Center Radio, the Wall Street Journal Magazine, and NPR's "Lost and Found Sound" seriesなどを制作しているラジオ・プロデューサーDavid Gorenによる、2014年以降のNYブルックリン移民ハイチ人コミュニティーへ向けて放送されている海賊ラジオ・チャンネルFlatbushの草の根的な活動を録音した貴重な進化のドキュメント記録にして資料。 (コンピューマ)
カリブ海のハイチといえばVoodooドラムですが、ルーツはもちろんアフリカ大陸。"Nèg Ginen"(sample1)はそのアフリカはベナンの伝統リズムをハイチ風にアレンジした強烈なパーカッションチューン。"Ogou Bwe"(sample2)はハイチの伝統歌でOgouとは戦いの神様だそう。どちらもフロアで爆音で仕掛けてみてください。南米やアフロではない、カリブはハイチのVoodooリズムの珍しい7インチ化。トラックメーカーの方々もエディットなんかもいいんじゃないでしょうか。 (Shhhhh)
Track List
シュク・ブワは、ゴナイヴェ地方出身のメンバーを中心に結成されたミジック・ラシンを演奏するグループ、そのゴナイヴェ地方はヴードゥーの聖地だそうで、その儀式やコミュニティで演奏される音楽にベルギーのダブユニット、THE ANGSTROMERSのエレクトロニクスが絡みます。余計なフュージョンはせず、コール&レスポンスとポリリズムの嵐にダンスミュージック・フレンドリーなBASSが抜き差し。DJセットに組み込めそうな危ない曲満載、さらにEDITもしたくなるような、、なかなか摩訶不思議で想像力を掻き立てる楽曲集。 (Shhhhh)
Track List
ハイチ出身のグループChock Bwaのあアフロ・リチュアルなパーカッション、コール&レスポンス、ダンスによる伝統的ハイチアン・ヴードゥー儀式音楽と、ベルギー、ブリュッセルのエレクトロニック・デュオTHE ÅNGSTROMERSによるモジュラーシンセ、ヴィンテージ・エレクトロニック機材を駆使してセッションした素晴らしく強力なコラボレーション作品。 (コンピューマ)
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下手なサンプリング・テクノやパーカッシブ・トラックよりよほどフロア向き。そしてUKのベーステクノでもたどり着けない領域。ニェゲニェゲはアフリカなんでそのようなトレンド上で語られることはないですが、こちら中米ミニマルパーカッシブも凄いです。ワールドミュージック的文脈より、これは我々のダンスフロアでのフィールドで解釈の方が自由でしょう。トライバルをキーワードに意識してるDJは注目。エディットなんかも試してもいいのではないでしょうか。とはいえもちろんDJではなくても、Voodoo教本拠地であるハイチの伝統音楽もということでリチュアル体験にもぜひ。これはレコードで爆音すね。なかなか凄いです。個人的にはBatuのTimedance諸作やブリストル今テクノとも親和性があると思います。 (Shhhhh)