2024年を代表する一枚になり得るような先鋭性、多層に進行するようなマジカルなグルーヴ、イマジネーション、ある種のポップさも獲得している、ダンスミュージックのフィールドから産まれたエレクトニックミュージックの素晴らしい作品。同性愛やLGBTQ的なこともバックグラウンドに、じっくり描かれたものを紐解いていく価値のあるサウンドではないかと思います。NYCの80sアンダーグラウンド3 Teens Kill 4を原点に、画家でマルチメディア・アーチスト、AIDS活動家としても活動した故デイビット・ウォジナロビッチのスピーチを引用し、Horse Meat Discoコレクティヴのルーク・ハワードや、オーストラリアのStereogamousの一員、クィア活動家でもあるJonny Seymour、黒人ゲイの映画作家、詩人マーロン・リッグスなどをフィーチャリングしています。 (サイトウ)

10年代のエレクトロニック・ダンス、進化するハウス/テクノを象徴する一人Midland。ロウビットで進化したゲームミュージックやコンピューターテクノをルーツに持つようなマジカル、ユニークなサウンド。推薦。 (サイトウ)

BPM90、エレクトロニカ・メランコリック・ダウンテンポ・ジャングル・スローモー・テックハウスA2「Frequency FM」(sample2）、BPM129、エレクトロニック・ベーステックUKハウスB1「Play It As It Lays」(sample3）等々、MIDLANDならではの個性とフロア即戦力とのバランスが絶妙な4トラックを収録。レコメンド！！！ (コンピューマ)

L.A.のシンセサイザー・ミュージックのオーソリティーDARK ENTRIESからのリリースを挟んで〈GRADED〉から第2弾！コズミック、多層的にうねるエレクトロニクス。モダン・エレクトロ。BEN UFO, ROMAN FLÜGEL やAXEL BOMANもサポートした前作に続きテクノ、エレクトロニック・ミュージックのディープな魅力。レトロ・エレクトロ・トランス、アンビエント。推薦です！ (サイトウ)

現在のテクノロジーを通過したDREXCIYAのようなオールドスクールでニュースクールなエレクトロ、アンビエント。サイエンス・フィクション、インナートリップのディープな世界を行き来するような抽象的な音風景が素晴らしいです。 (サイトウ)

イギリス国内でも非常に評価/人気の高いMIDLAND。2013年以来久々となるGRADEDのリリース。3曲とLOCKED GROOVE。不思議な旋廻のグルーヴをシンプルに聞かせるマジック。ヒプノティック。 (サイトウ)

Ramadanman、Breach、Piriahらとのコラボレーションに、Aus Musicからのリリースでも知られるベース＆以降のUKハウスを率先するエレクトロニック才人MidlandことHarry Agiusの、自身のレーベル〈GRADED〉からの記念すべき第一弾リリース！ジャケは、角折れあり、レコードは新品同様のグッド・コンディション。

Midlandならではのオリジナリティ溢れるミッドテンポ・ニューエイジ・サイケデリックのベース・ミニマル＆トリップ。特にSide-B1「Diving Bell」＆B2「Diving Bell（Drum Dub）」での高音質の180g重量盤というのも手伝っての臨場感溢れたミニマル＆ダブ＆エレクトリックな立体的音響構築の完成度も素晴らしく心地よい。フルアートワーク・スリーヴ。今回もSide-A「Drumtrack」の後ろにサウンドエフェクト的効果音のループの隠し溝入りという気合いも伝わる。今作ももちろん大推薦。 (コンピューマ)

180g重量盤にフルアートワーク・スリーヴと完全なるアナログ仕様の、ブットいエレクトリック・ミステリアス・オリエンタルの風情も勇ましい「Archive 01」妖しく躍動感あふれる「Realtime」の２トラック。それぞれの面に２種のサウンドエフェクト的効果音のループの隠し溝入りという気合いも伝わる、完成度の高いアナログ盤リリース。 (コンピューマ)