- 12inch
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Ostrowski
Primary Fluctuation
Recognition
- Cat No.: R-EP041
- 2018-12-13
'11年にも”Magic Mountain”というシングルを発表し、山への特別な感情を抱いていたポーランドのベテラン鬼才・JACEK SIENKIEWICZがMAX LODERBAUERとのコラヴォレーションを発表。山のもつオーラや神秘性といった普遍的テーマを掲げ、MAXにとってはアルプス山脈、JACEKにとってのタトラ山脈といった対象から共通のインスピレーションを音に具現化した、荘厳なラーガ・エレクトロニック、山脈アンビエントの大傑作!不思議とどこか東洋的な息吹が音にのりうつったようにも感じる”West Ridges”、あのTOBIASがベースラインで参加した”East Ridges”の両トラック。VILLALOBOSの名前もクレジットに記載、加工(processed by)で参加している1枚。
Jacek SienkiewiczのレーベルRECOGNITIONからの限定盤!ワーグナーをテーマにした両者のスプリット。ATOM THはF、B、D ♯とGの♯という特種な和音で知られる「トリスタンとイゾルデ 」のトリスタン和音で構築しております。B-SIDEは、一転、RARESH, AME, Catz 'n Dogz, L.ガルニエも早い段階から絶賛している JACEK SIENKIEWICZによるテクノ・トラック。 (サイトウ)
ATOM TMやPIER BUCCI、RICARDO VILLALOBOSなどの奇才たちとコラヴォレーションしてきたワルシャワを代表するテクノプロデューサー・JACEK SIENKIEWICZのこれまでのイメージを覆す遊び心満載なユニット・TUMULT HANDSの2年ぶりとなる新作。タイトルからもわかる電子音やモジュラーのメソッドで無邪気にユーモラスなトロピカル的メロディーなどに挑んだ”Tropic Factory”(sample1)が最高!SVNやDREAVN、PORN SWORD TOBBACCOあたりが好きな方にもオススメなオモシロ・ミニマルグルーヴ。煌めくアヴァンギャルドな金属エフェクトとは無関係にバウンシーなボトムを繰り出す”Handmade”(sample2)をカップリングです。
幻想的でヒプノティックな錯覚、深いディレイ&エコーに霧がかった芯のあるビートをまっすぐに撃つROMAN FLUGELによるAサイド”Drifting(Roman Flügel Remix)”(sample1)と、美しい原曲の響きをのこしつつ、いつもの細かなユーモアを交えたファンキーなミニマル・エレクトロに仕上げた”Drifting(Ricardo Villalobos Remix)”(sample2)、ユースフルで貫禄たっぷりな2トラック!
なぜかアーティスト名は伏せられてますが、実質はレーベル主催、お馴染みJACEK SIENKIEWICZによる新作!CARL CRAIGあたりの影響濃い、緊張感あるヒプノ・テクノを独特の温度低めの質感の音色で鳴らす、JACEKらしい3トラックス。コズミックなストリングスで煽るピーキーなA面はSVEN VATHはじめ多くのDJが既にヘヴィープレイ中。メタリックなリフでミニマリスティックに展開していくB1、ARIL BRIKHAの名作を彷彿とさせる序盤から一旦停止を挟んで浮遊感あるディープハウスへと急展開させる構成も面白いB2と、力作揃い。
RICARDOのver.とのカップリングでリリースされた「Pilgrim」はじめ近作「Modern Dance」等々、ディープ・トライバルな作風の印象も強めのJACEK SIENKIEWICZが自身のRECOGNITIOから新作。意外なほどにデトロイティッシュ、柔らかいシンセラインが漂うウワ音は、ここのところ絶好調のSMALLVILLE周辺のリリースにも近い「Before X」。明らかにFOUR TETに触発されただろう音色とグルーヴ、さりげない音響効果で期待以上のリアクションを得られそうな新機軸サウンド「X years later」。これは普段のファン以外の方にも是非チェックして欲しい1枚です。グレイト! (カイハラ)
幻想的なヴォイスが漂う下でハウシーでラフなトライバル・ビートが突進するA面、中盤以降全面に渡ってフィーチャーされたトリッピーで独特のメロディーが遠くへ誘ってくれること確実のB面。どちらもブレイクで持っていく展開を控えたミニマルな仕上がりがスバラシイ!久々のJACEK SIENKIEWICZ快作!オススメです。 (カイハラ)
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ベテランJACEK SIENKIEWICZが主宰する〈RECOGNITION〉の新作はKRZYSZTOF OSTROWSKIなるニューカマーのファーストシングル。ビートと気泡のようなシンセが変拍子乱射される「Maths Lesson」(sample1)、ハイパースピードビートに悪声サンプルがまとわりつく「Mrs. G」(sample2)、歪んだエレクトロが挿入された「Devil's Mountain」(sample2)、どのトラックも、深いベースで手数多いビートを一個体のグルーヴに変容させていて、特異な重量感を投げかけてくる。RICARDO VILLALOBOS,ROMAN FLUGEL等が参加する名門だけありデビュー作とは到底思えない鬼作。 (Akie)