昨年のARMAからのアルバム「Techno Game」に続いて、自身のレーベル〈LELEKA〉からニューアルバム。ジャーマン・ロック、ニューエイジ辺り、ミニマルや対位法の手法にも影響を受けているような、プログレッシヴなコズミック・サウンド。以前からDJでもこの辺りの感じのセットをやったり、スティーブ・ライヒのリミックスを手がけたりもしていましたが、アルバム通して高い音楽性と完成度のサイケデリック音空間です。 (サイトウ)

'11年に〈MCDE〉からLATECOMER名義でリリースしたデヴュー・シングル”Cosmic Cart”が大ヒット、その翌年にレーベル主宰のVAKULAとのダブルネームで12inch+7inchのパックで〈LELEKA〉からリリースして以来、中心人物・EUGEN KARA、IVAN SLIVKAとDIMA SCRIPNICトリオ体制となって遂にアルバム作品を発表。ピンクフロイドの歴史的傑作”The Dark Side Of The Moon”に収録のエレクトリック・シーケンスの”On The Run”さながらの”Turbine Fabric”(sample1)を筆頭に、60年代と70年代のフランスとイタリアのサイケデリックなエレクトロニックミュージックや、マンガと馬鹿げたコメディーetc.からインスピレーションされた、宇宙的エキゾチズムや浪漫に満ちたスペース・バチェラー・ミュージック、全13曲を収録です。

DJのときのバンダナもかなり謎でしたが、ウクライナの天才VAKULA。なんと新作はジム・モリソン(もちろんDOORS)に 捧げると題された一大サイケデリック・ブルース絵巻。もともとバレアリックやチルアウトなダンス感覚は60sのサイケデリックの感覚に多大な影響を受けていたし、DOORSやVELVET UNDERGROUNDは永遠のヒーローでしょ。 (サイトウ)

JEFF SHARNELのASHES TO MACHINES、 VAKULAとDUSTY BARONとのスプリットに続いてVAKULAのレーベルLELEKAシリーズ新作！シンセサイザー/電子音楽とダンス・ミュージック。プログレッシヴな実験です。 (サイトウ)

素晴らしいリリースのつづくVAKULAのLELEKA第４弾！MCDEからのリリースがロングセラー中のLATECOMERことDUSTY BARONとのコラヴォレート！生っぽいグルーヴのジャズセッションとビートレスの曲を披露するDUSTY BARONサイドのB-SIDE, アブストラクト度高いスペーシーなディープハウスのVAKULAサイド。12inchと7inchにスリーヴも素晴らしいLELEKA004。レコメンド！ (サイトウ)

自身の作品をリリースした前２作は、即完売だったVAKULAのLELEKAの第3弾は、JEFF SHARELのユニット。90年代にSTRADA Recordingsを率いて、アンダーグラウンドなダンスミュージックファンの知る人ぞ知る存在。VAKULAはサイケデリックなダブワークのマッドな異世界(sample_1)。このミックスはほんとやばい！JUJU & JORDASHのリミックスはロウに沈み込むミックスでこちらもやばい。DOCTOR L絡みのJi DruとBlackjoyにもヴォーカルとして参加したSandra N\' Kakeによるリミックスも収録です。 (サイトウ)

勢いはとどまるところを知らず。VAKULA凄いですね。新作は、自身のレーベルLELEKA。鶴の刻印が入ったスタンプラベル。カラーヴァイナル。アブストラクトなシンセが織り成す、柔らかくて深いうねりがどこまでも続くような世界は圧巻！音楽って素晴らしい。 (サイトウ)