デトロイト・ベテランDAN CURTINによる内省的コズミック・アルバム。1994年〈Peacefrog Records〉からのリリースした名盤。コズミックかつ前衛的。レフトフィールドなマシングルーブが最高。 (hamon)

どこかセンティミエントで柔らかく包み込むような美しい響きをたたえた素晴らしさのエレクトロ”Flight Lush”(sample1)、ブロークン気味のトリッキーなビートにサンプラーを叩き出したファンキー・グルーヴな”It's What You Wanted”(sample2)も最高！オールドスクールな手法も織り交ぜつつ、うっとり極上のフロートで心地よくキーポンするミニマル・エレクトロ”The Fundamental Mind”(sample3)など、全４トラック収録！

'16年の設立以来これまでに、ALEXI DELANOやTERRENCE DIXON、STEVE STOLLやBEROSHIMA、PATRICK PULSINGERといった重鎮たちとスプリットリリースを手掛けたM.R.E.U.XことGIANLUCA MRAUのレーベル＜BLUMOOG MUSIC＞の最新作。グルーヴィーに蠢くドープなベースラインとクリスタルに反射する電子音の煌めくエレメントが一体となって渦巻く冒頭”Pay To Win”(sample1)、ラディカルなサンプル・ループに女性ナレーション、PEACEFROGファンにもドンピシャな往年のファンキー・テクノといった仕上がりのタイトルトラック”District Omega”(sample2)も最高です。予測不能かつキネティックな動きのエレピが目映く飛散るロウなナスティグルーヴ”Particle Dawn”(sample3)など、貫禄を魅せるトラック揃い！

90年代初頭の〈STRICTLY RHYTHM〉や〈PEACE FROG〉、そして日本の〈SUBLIME〉の最初期から多くの作品リリースを手掛け、現在はベルリンを拠点としながら自身のレーベル〈METAMORPHIC〉の運営を継続し、ヨーロッパ各地で活躍の場を広げているベテラン・DAN CURTINが、〈STRICTLY RHYTHM〉にのこした名シングルがリイシュー！

90年代初頭の〈STRICTLY RHYTHM〉や〈PEACE FROG〉、そして日本の〈SUBLIME〉の最初期から多くの作品リリースを手掛け、現在はベルリンを拠点としながら自身のレーベル〈METAMORPHIC〉の運営を継続し、ヨーロッパ各地で活躍の場を広げているベテラン・DAN CURTINが初登板！ルーツに立ち帰ったようなパワフルな躍動感で成層圏を超えていくような”Tribena Planitia”(sample1)、カオスとコスモスを行き来しながらスペイシーでメロディアスなハーモニックシンセがリードする”Dawn At Vesta”(sample2)などの燻し銀デトロイトから、衛星軌道に滞空したようなレアなダウンテンポ・トラック”Wandering Way Reprise”(sample3)も収録！

オハイオ・クリーヴランド出身のベテラン、ひとつのジャンルにこだわらず様々なスタイルのレコードをプレイし多くのプロデューサー達からも賞賛されてきたDAN CURTIN。そんな彼は'03年にいち早くベルリンのシーンに身を投じ、近年ではドイツのみならずルーマニアやクロアチアのアンダーグラウンドな現場で引く手あまたの人気で、DJも精力的こなしている。中高域に響くリフレインにシャキっと走るリズム・ワークに、ソウルフルなヴォイスサンプルを散りばめビルディング・アップしていくLO SHEAによるリミックス”It's All In Your Mind (Lo Shea Remix)”(sample1)、タフなグルーヴを軸に手数の多いアブストラクトなエフェクトを聴かせるオリジナル”It's All In Your Mind”(sample2)もいい感じ。さらにA面のパワフル・トラック”Bassius”(sample3)でブチ上がり。

クラシカルなハウスを装いながら、乱調するシンセと背後から不穏な音でねじれた世界へといざなう「Other」(sample_2)。アーリー90sハウスのシックネスを思い起こさせます。Push Mixは、跳ねたビートにヴォイスサンプルのループやシンセのファンキーめミックス(sample_1)。マッド･パーティーチューン。B-SIDE 「Sidewalk」も文句なし。ジャケット背割れアリ。

最近ではMOBILEEやLEENA等からリリースしていたヴェテランが、まるで初期の彼に戻ったかのようなダイナミズムとデトロイティッシュな高揚感、疾走感に満ちたテックハウス作品をリリース！ドイツを意識したようなトラックでも流石！と思わせてくれましたが、やっぱりこの人のこの路線、堪りません。最高です。 (カイハラ)

DETROIT　TECHNOの流れを汲んで９０年代初頭から活動してきた大ベテランDAN CURTINの3年ぶりの2010年リリースのアルバム。近年シングル・リリースを行ってきたANJA SCHNEIDER主宰のレーベルMOBILEEから。練りこまれたビート、シンセワーク、繊細な音響設計で描くエレクトリファイドされたディープな世界。MCをフィーチャリングしたダウンテンポもあり。ここまで聴き込めるクオリティーのものって意外に少ない。すんばらしいです。 (サイトウ)

LUCIANOやLUKE SOLOMONからJIMPSTER辺りまで賞賛の声が挙がってるベテランDAN CURTINの話題作！クラシカルなハウスを装いながら、乱調するシンセと背後から不穏な音でねじれた世界へといざなう「Other」(sample_2)。アーリー90sハウスのシックネスを思い起こさせます。Push Mixは、跳ねたビートにヴォイスサンプルのループやシンセのファンキーめミックス(sample_1)。マッド･パーティーチューン。B-SIDE 「Sidewalk」も文句なし。 (サイトウ)

オハイオ州クリーブランド出身、90年代デトロイトテクノ全盛期を牽引したDAN CURTIN。現在もベルリンを拠点に活動を続けるレジェンドによる97年リリース作品。URとの影響も伺えるデトロイティッシュ・ディープハウス3トラック。