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J Dilla
Donuts (Cassette)
Stones Throw
- Cat No.: c-STH2126
- 2024-10-09
世界中から脚光を浴たUMMAH、Soulquariansを経て、「Welcome 2 Detroit」で圧倒的な才能と存在感を示し、キャリアのピークを迎えていた2003年。活動拠点をL.A.と移し、それまでの洗練されたトラックから一転、タイトル通りのラフに組まれたスモーキーなビートを全面に押し出し、リリースされた傑作「Ruff Draft」のインストがめでたく装い新たにリプレス!02年に結成したJAYLIBとしての活動で少なからずMADLIBからの影響もあったと思われるビート・メイキングは今思えば、名作「Donuts」への架け橋的な1枚にもなっていたかのように感じます。サンプリング・ネタのチョイス、煙たい音の処理、ビートの組み立て、間。ラフに組まれたとは言え、そのどれもが圧倒的に抜き出た才能とセンスを感じる素晴らしいプロダクション。今聞いてもめちゃくちゃ格好いいし、新鮮。彼が偉大なビートメイカーだった事を再確認させられる1枚です。
J Dillaのお母様によるロストテープ・ビジネスにはさまざまな批判がありますが、、中東ビート#5(sample_1)や、お馴染みのサイレンと煙たいサンプリング使いの#29(sample_2)など、完成前のアイデアの破片がみられ、この何ともJ Dillaらしくない側面(本人は出すつもりなどなかった筈)を拝聴すると、人様の日記をこっそり読んでしまったような感覚でドキドキします。J Dilla諸作をコンプリートしてしまっているマニアの方へ。 (AYAM)
Track List
名作「Donuts」以前に製作されていたという「Jay Love Japan」。CDのみ正規発売され、レコードはこのホワイト盤のみ。最近は入手不可となっていましたがこの度めでたく再プレス!荒削りながらJAY DEEのソウルフルなプロダクションが好きな方は、まずいってもらって間違いないです!
MOODYMANNやANDRES, AMP FIDDLERとも制作を行っていた MOODYMANNのMAHOGANIから「Dilatroit」に続いて、J DILLAの未発表音源コレクション「Lost Tapes, Reels, and More」。断片的曲をふくむ20曲。GENIUS WORKS ! (サイトウ)
今だ新鮮スバラシイ。オリジナル&インスト。 (コンピューマ)
「Dillatroit」に続き、出る出るとウワサされているアルバム「Rebirth Of Detroit」より先行10inchシングルがリリース!しかも先日出た「XXX」(必聴!)もスンバラシかった今もっとも脂の乗るMC、DANNY BROWNが参加!エレクトリックかつハードコア、そして不穏と揺れ、まさしく往年のデトロイトニューススクールトラックにDANNY BROWNのXXXフロウ。さらに両A面の逆サイドにはSTONETHROWからのリリースやSEAN PRICEとRANDOM AXEでもお馴染み、デトロイトとNYをつなぐドスフロウMC、GUILTY SIMPSONが参加!こちらもイントロにM.O.PをサンプリングしたSLUM VILLAGEマナーなエレクトリックデトロイトファンクが炸裂してマス!両面ともインスト/アカペラ収録!お値段少々高いですが、クリアヴァイナル仕様の正真正銘コレクターズアイテム! (住友)
Amp Fiddler、Illa J、Cool Kids,Guilty Simpson,The BlackbyrdsのAllan Barnesをはじめデトロイトのラッパー、ミュージシャン達が故J DILLAの未発表トラックとコラヴォレーションしたアルバム「Rebirth Of Detroit」のインストアルバム。MOODYMANNのレーベルMAHOGANIからリリースされた「Dillatroit」とかぶる部分もありますが、J DILLAによる全12曲。 (サイトウ)
Frank Nitt, Illa Jのラップのヤツも良いですが、独特の浮遊感のA2あたり素晴らしいです。 (サイトウ)
ヒップホップの歴史に強く、深い傷跡を残したJ DILLA。そんな彼が病に犯されながらも病床で完成させ、32歳の誕生日にリリースした生前最後の作品。基本的にはサンプリングソースをシンプルにエディットした短いビート集ですが、RAYMOND SCOTTから定番ソウル等、ネタ選びの素晴らしさはもちろん、独特のビート、音色、どこをとっても他と逸脱する素晴らしい内容。またアウトロから始まって、イントロで終わるというアルバム自体の構成からも分るように、何度もループさせて聞き続けることが出来るように作られています。ラフな中に感じる温もりと音の隙間にあるグルーヴ、ずっと聞き続ける事のできるアルバムとはこういうものを言うんですね。 (土橋)
KENNY DIXON JRのMAHOGANI MUSICが、故J DILLAの未発表音源をリリース。未発表音源にゆかりのラッパーやミュージシャンが参加した作られたニューアルバム「REBIRTH OF DETROIT」収録曲やコラヴォ前のインスト・ヴァージョンを中心にした12曲入りのEP。
フィールドは違うけれど、同じデトロイトで、ファンク、ソウル、ジャズ、ロック...ありとあらゆる音楽の中からサイケデリア、ファンクネス、グルーヴを抽出して自分たちの音の世界へと昇華させてきた同志J DILLA aka JAMES DEWITT YANCEYへのKDJからのトリビュート・ワーク。ヴァイナル・オンリーの限定盤。 (サイトウ)
J DILLA死後にKarriem Rigginsが手を加えて完成させたアルバム「The Shining」。2006年にリリースされ、長らく廃盤となっていましたが、再プレスされました。Giorgio Moroderネタの「E=MC2」、Common、D\'Angeloを迎えた「So Far To Go」、「Footsteps In The Dark」のドラムを回した「Won\'t Do」等、いつまでも新鮮さを保っている最高のビートと豪華ゲスト陣が揃った、捨て曲の無しの傑作。いつ聞いてもやっぱり素晴らしい。 (土橋)
BBEからリリースされた名作「Welcome 2 Detroit」と「The Shining」、2枚のアルバムからレコード・ストア・デイ限定で7インチがリミテッド・プレス。A面は「Welcome 2 Detroit」から、DweleをフューチャーしたDonald Byrdの名カヴァー「Think Twice」。B面は「The Shining」から、Giorgio Moroderをネタに使ったビートにCommonをフューチャーした「E=MC?」。アルバム持っていてもこれは欲しくなるナイス・カット。 (土橋)
MCAから正規リリースの噂も出てたアルバム「Pay Jay」がWHITE盤で待望のリリース。ストックを少量入荷しました。J DILLAを敬愛するプロデューサー陣のビートでJ DILLAがラップするという企画もの。そのプロデューサー勢がめちゃ豪華。NOTTZ、KANYE WEST、PETE ROCK、WAAJEED、SUPA DAVE WEST、KAREEM RIGGINSらが参加。彼等が作ったJ DILLAをモロに意識した愛に溢れるビート。抜群です。こんな格好いいヒップホップに溢れるシーン、彼が生きてたら。。。ってゆうどうしようもない夢を見させてくれる素晴らしいアルバム。音は正直良くない。でもこれしかない。リリース当時、買い逃して方は是非。 (土橋)
J DILLA死後にKarriem Rigginsが手を加えて完成させたアルバム「The Shining」からのEPカット第2弾。既にクラシック化した「Won\'t Do」をインストと合わせて収録。ILLA Jが出演したPVも当時は印象的でした。カップリングにはMARC MOULIN(PLACEBO)をネタに使ったインスト・トラック「Love Jones」とJ DILLA印の太いビートのドープ・トラックにGuiltyとMEDをフューチャーした「Jungle Love」を収録。こちらもインスト収録しています。収録曲全曲文句無しに格好いいナイス・カット。「Jungle Love」のインストとかは今聞いても凄い鳴りしてます。 (土橋)
Track List
1. J Dilla - Intro
00:182. J Dilla - Let's Take It Back
02:103. J Dilla - Reckless Driving
02:424. J Dilla - Nothing Like This
02:345. J Dilla - The $
02:446. J Dilla - Interlude
00:497. J Dilla - Make'em NV
02:258. J Dilla - Interlude II
00:459. J Dilla - Crushin' (Yeeeeaah!)
03:4310. J Dilla - Shouts
00:5211. J Dilla - Intro (Alt)
00:4812. J Dilla - Wild
02:2013. J Dilla feat. Guilty Simpson - Take Notice
04:2514. J Dilla - Shouts (Alt)
01:4715. J Dilla - Let's Take It Back (Instrumental)
02:0716. J Dilla - Reckless Drving (Instrumental)
02:4217. J Dilla - Nothing Like This (Instrumental)
02:3418. J Dilla - The $ (Instrumental)
02:4619. J Dilla - Make'em NV (Instrumental)
02:2420. J Dilla - Crushin' (Yeeeeaah!) (Instrumental)
03:4121. J Dilla - Intro (Instrumental)
00:4722. J Dilla - Wild (Instrumental)
02:2123. J Dilla - Take Notice (Instrumental)
04:2624. J Dilla - Shouts (Instrumental)
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本作をリリースした誕生日(2006年2月7日)の3日後に惜しくも他界。RAYMOND SCOTTから定番ソウルまで、ネタ選びの素晴らしさはもちろん、その素材の天才的な組み方、魔術師と例えられる独特のビート・プログラミング、音色、どこをとっても他と逸脱する素晴らしい内容。2006年発表から数年は影響を隠せないDJ、ビートメイカーが続出し、もうすぐ20年が経つ今また、新しい世代をも魅了するクラシックとなっています。ジャンルを跨いでのトリビュート作や未発表音源が出まくったりと、ヒップホップの枠を軽く飛び越え、様々な音楽に影響を与え続けている名作中の名作。 (AYAM)