全9作を予定しているJ.A.K.A.M.の〈COUNTERPOINT EP〉シリーズもいよいよ後半戦、今回で6作目のリリースとなる。 SIDE Xの「Salaam」では、J.A.K.A.M.とも競演を重ねる日本屈指のアラブ・ヴァイオリン奏者、及川景子の師であるSaad Muhammad Hassanが奏でるディープなメロディーと、 沖縄在住のグナワ(モロッコの伝統呪術音楽)演奏家、津嶋としひとのカルカベとゲンブリが共鳴し合う。かたやKINGDOM☆AFROCKSなどで活躍するKIDSのサックスに導かれる SIDE Yの「Homeland」には、まるで70年代のアフロ・ジャズのようなディープな響きがあり、アフリカ中央部ブルンジの伝統太鼓アンサンブルにも似た祝祭感溢れるリズムが躍動する。 一聴しただけではコントラストのはっきりとした2曲ではあるが、どちらの曲にも伝統と現代性が共存しており、このシリーズが〈COUNTERPOINT=対位法、対位旋律〉という コンセプトの元に作られてきたことを再認識させられる。そして、リリースを重ねるごとに、J.A.K.A.M.が描き出す世界観がより深淵なものとなっていることを実感させられるのである。
CrosspointとChee Chimizu氏の〈17853 Records〉国内レコードプレス・プラント〈Tuff Vinyl〉共同でリリースし、当店でもベストセラーになったWa No Wa。J.A.K.A.M.によるリミックスEPがリリースされました。自然のざわめきから幕を開けるA1は、JAKAMのリミックスを内田直之がダブミックス。和の様でもあり、アフリカや中東の民俗音楽の影響を受けたリズム、グルーヴ。ベースがすっと挿入され、WA NO WAの音色と共にイマジナリーな世界へと旅します。B-SIDE、「TAIDOU CPS」インストバージョン、B2は沖縄のゲットーラッパーRITTOをフィーチャリング。 (サイトウ)
<MALKA TUTI>からのシングル”The DNA Sessions”でお馴染みのKUNIYUKI, MARCUS HENRIKSSON、そこにリミキサーとして参加していた、<CROSSPOINT>主宰・J.A.K.A.M.の3人からなるセッション・プロジェクト「MYSTICS」のCDアルバムがリリース!
Marcus Henriksson (Minilogue/Son Kite) x Kuniyuki Takahashi x J.A.K.A.M. による大型ユニットの誕生、その名もMystics。 West meets East、国境や言葉を越え響き合う三者三様の感性と情熱、古代から続く五行思想(水、金、地、火、木 5つの元素)をもとに制作された本作デビューアルバム「5 ELEMENTS」は尺八、琴、アラビックヴァイオリンの世界的に見てもユニークなゲストミュージシャン達や、キングタビー直系のダブエフェクトを内田直樹に加えられ、ジャンルカテゴライズは絶対不可能な独創的なサウンドを作り出すことに成功。現在の混迷する世界情勢、そして音楽シーンに一筋のインスピレーションという光を与えることになるだろう2021年の重要な作品が完成した。
Marcus Henriksson x J.A.K.A.M. x KuniyukiによるユニットMystics。日本における音楽活動において精神面・音楽面も含め多大な影響を受けたと語るマーカ スが、友人の勧めによりJ.A.K.A.M.のヴァイナルに出会い、一聴して彼の大ファンとなったマーカスが共同での楽曲制作を申し出たのがきっかけとして制作が始まる。そして2011年mule よりKoss x Henriksson x Mullaert名義のアルバムをリリースしその後もセッションを積み重ね親交を深めてきたKuniyukiをメンバーに加え、2020年1月に初のLiveを東京で経て、2021年アルバムが完成。三者三様の個性がぶつかり融合する、その世界観を楽しんで欲しい。
7月25日発売。JUZU a.k.a. MOOCHY主宰のCROSSPOINTからの7インチ。 B-SIDEには、DJ SNUCとJ.A.K.A.M.によるAmapiano的なベースチューンリミックスも収録! 間違いないマスターピース!