- 12inch
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Tina Turner
The Balearic Sound Of..
Sunkissed
- Cat No.: SKD016
- 2017-08-14
現在活躍する歌手の多くが彼の影響を受けているといっても過言ではないとされる、イタリアン・ポップスの祖ともいえる偉大なるカンタウトーレ・LUCIO BATTISTIの、70~80年代にかけて残された楽曲のバレアリックな名曲を揃える〈SUNKISSED〉によるブート・コンパイラー。国内外の大御所DJ達もプレイし続けるオランダのTHE CHAPLIN BANDによるカヴァーも有名な”Il Veliero”(sample3)や、LUCA C & BRIGANTEによるリエディットで再評価の起こった名バラード”Amarsi Un Po”(sample1)などから、 盟友である作詞家・モゴールとのコンビ期最後のアルバム”Una Giornata Uggiosa”('80)に収録のアーバンなエレクトリック・ポップ”Questo Amore”(sample2)など、全5曲をピック。
本名をフランチェスカ・ピッチオーニといい、ステージネームをMIKE FRANCISと名乗ったイタリアのシンガーソングライターは、80年に産声を上げたシンセサイザー、そして当時のアメリカの流行を独自に消化し、世界に発信した才能あるアーティスト。甘酸っぱく美麗なソング・ライティングと最新のシンセ・サウンドを融合させた84年の大ヒット”Survivor”(sample2)は勿論、その1年後にリリースした円熟味を増した同系の哀愁ポップ”Features Of Love”(sample1)や、そのカップリングに収録されたBILL WITHERSの大名曲”Lovely Day”のカヴァーなどに加え、彼の本陣でもあったイタリアRCA〈Concorde〉での最後のシングルとなった”Dreams Of A Lifetime”('87)から、サンプラー使いもスッキリ巧くまとめ上げ、そのアレンジャーとしてのスキルの高さもうかがい知れるインストゥルメンタル”Body Thrill”の12inchバージョンや、”On & On”までをコンパイルした、恒例のバレアリック・サンプラー。
人気のバレアリックシリーズThe Balearic Sound Of...から遂にFlash & The Panが登場!84年リリースの「Midnight Man」を始め84年の「Waiting For A Train」のエクステンデッドバージョンなど本当に名曲揃いです。特にA1のMidnight ManはDJ HARVEY古典として有名ですが大阪的にはDJ AGEISHIの唯一作のMIX CD「BUD:01」にピックされたナイスなコズミック・クラシック。Francois K.のミックス仕事だそうです。おすすめ。 (TETSUO)
ブラジル人の母とドイツ人の父の元に生まれ、17歳の時友人であった歌手のナラ・レオンの紹介でジョアン・ジルベルトと知り合い、その2年後には結婚し2人は渡米。それまで鼻歌ぐらいしか歌ったことのなかった彼女は、夫・ジョアンとジャズ・プレイヤーSTAN GETZのアルバムで、「イパネマの娘」の英語バージョンを録音したところからキャリアをスタート。素っ気なく、素人っぽさを演出した非凡なヴォーカリストとしてジャズ名門〈VERVE〉レーベル初期に多くのアルバムを残していたがジョアンとは離婚。しかし、ここに収録された楽曲は、アストラッド本人とディスコ界の巨匠・VINCENT MONTANA.JRの共同プロデュースで日本の〈Flavour Of Sound〉からも80年にリリースされたカルト・アルバム「Love For Sale」から、トロピカルなディスコ・バージョン”The Girl From Ipanema (Disco Version)”(sample1)、「シグマ・スタジオ」仕込みのフュージョン・ファンク”All I've Got”やタンゴ・テリエもリエディットしていた”Black Magic”(samplr2)など、味わい深い彼女の歌声が堪能できます。CMでもおなじみ、ヴィニシウス・ヂ・モライス&ジョビンのコンビによる”Agua De Beber(邦題:おいしい水)”(sample3)も収録!
New York Disco Undergroudの女王であり、ファッション・シーンのカリスマでアイコン、スライ&ロビーにワーリー・バダルウなどとのバハマ・コンパスポイント・スタジオでの作業に、ZTTでのトレヴァー・ホーンのプロデュースなどなど、その時代を常にリードする革新的で最前線だった音作り。そしてパラダイス・ガラージュのラリー・レヴァンも愛したグレース・ジョーンズの、元祖イビザ・バレアリックのアンセムにして、今もなお全世界で愛され続けているマスターピースであり続けている珠玉の4曲をどうぞ。 (コンピューマ)
60〜70年代に活躍、ブラジルの代表的音楽であるサンバにソウル、ファンク、ロックの要素を取り入れ、サンバ・ホッキのスタイルを確立した、その名を知らないものはいないとも言われ国民を代表するミュージシャンである英雄ジョルジ・ベン。"Mash Que Nada"や"Oba, Lá Vem Ela" など代表曲はさることながら、膨大な数の名曲を生みだした彼のソング・アーカイヴの中からチョイスされた全6曲。B-BOYにも人気のロックミクスチュアーな"Ponta de Lança Africano (Umbabarauma)"(sample1)を筆頭に、83年のローマ公演のライヴ・テイクを収めたシングル盤からの"Falcão (L'Ottavo Re Di Roma)"(sample2)や、その2年前にリリースされたアルバム"Bem-Vinda Amizade"に収録の、リズム・エレクトロニクスが導入されたエコーが効いてるオブスキュア・ナンバー"Curumin Chama Cunha Ta Que En Vou Contar (Todo Dia Era Dia De Indio)"(sample3)など、アツく突き抜けた歌声とファンクネスが聞けるド渋なグルーヴが満載。オール試聴可。
あのキャロル・キングやアレサ・フランクリンら、本場のアメリカンポップの巨塔にもその才能を称えられ、いまだに多くのアーティストからの尊敬され続ける白人ソウルシンガー。最大のヒットシングル"Son of a Preacher Man"以降、低迷を彷徨い、アルコールとドラッグを克服してのカムバック作"It Begins Again…"のラストに収録されている"That's The Kind Of Love I've Got For You "(sample1)!印象的なイントロのシンセ、軽快なストリングや巧みなコーラス・アレンジ、そして徐々にオクターブを上げていくダスティのディーヴァ性が存分に楽しめ、TOM MOULTONによるディスコミックスで昇天できる、超レア盤からのチョイス!さらには、その翌年に発売されたバグルス「ラジオスターの悲劇」と同じソングライター・チームによって生まれたというソウルフル・メロディスコ"Baby Blue"(sample2)や、そのさらに10年後、もう一度チャートに返り咲くきっかけとなった、ペットショップボーイズからのラブコールで作られたシングル"Nothing Has Been Proved"(sample3)まで、嬉しい限りの再発盤。いずれも12inchヴァージョンが収録されています。最後の"Spooky"は日本のCMなんかでもお馴染みの古典ですね。どの曲においても、彼女の卓越したストーリーテリングや魅力的なが唄声が味わえる、〈SUNKISSED〉のシリーズ中、大本命となり得るカップリング。ハーヴィーやニックなどの来日で耳にした人も、知らなかった人も、この機会に是非とも。
SUNKISSEDのバレアリック・ダンス視点でのロック・ニューウェイヴ・アーチストのレア音源セレクト&リイシュー・シリーズの2番はTHE CURE。80年代UKニューウェイヴの青春メランコリック名曲にして、バレアリック・ダンス・サイドからもばっちりなLullaby (Extended 12" Version)、The Blood、Pictures of You (Extended Dub Version)、Close To Me (Original Extended 12" Version)の4曲。sample3のみ2曲。 (コンピューマ)
http://newtone-records.net/item/WAS NOT WASの Don WasプロデュースのイタリアンシンガーLINDA DI FRANCO。80sアーバン・ポップ。HARVEYの「Sarcastic Disco 2」に収録の「My Boss」(sample_1)が著名。危ういヴォーカルも魅力的、そしてかなりユニークでマッドなプロダクション。Look Of loveのカヴァーも収録です。そしてDISCOSESSION がRIE LAMBDOLLをフィーチャリングしてカヴァーした「T.V. SCENE」(sample_2)収録! (サイトウ)
リリースされる度に話題になる人気シリーズ「The Balearic Sound Of...」の最新作がリリースされました。今回は70年代後期から数々のヒットを飛ばしたスコットランド出身のロックバンドSIMPLE MINDS。初期作品のニューウェーブな良いとこをチョイスしたコンピレーションです。このシリーズ出音も良好なのでオリジナル持ってる人も持ってない人も是非チェックしてみてください! (TETSUO)
ブリティシュ・ロックの殿堂フリートウッド・マックの80年代のポップ、ダンス、アプローチな曲を中心にしたコンピレーション。Arthur Bakerがミックスを手掛けたイビザ・クラシックス「Big Love」や「Ricky」の80年代の曲中心に70年代の音源も交えながら全6曲。ダンス視点からのセレクトです。 (サイトウ)
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IKE & TINA TURNERとしてキャリアをスタートし、ソロで再スタートしてもなおそのパワフルな歌唱をもって、「ロックンロールの女王」とも呼ばれ殿堂入りした、南部テネシー出身のポップ・ソウルシンガー・TINA TURNER。イジャットのコンラッドのプレイでお馴染み、前夫・IKEとの離婚直前の時期に歌ったツエッペリンのカヴァー”Whole Lotta Love”(sample1)のみ70年代。それから80年代、メンフィスソウルの女性シンガー・ANN PEEBLESの代表曲のシンセポップ・カヴァーな”I Can’t Stand The Rain (Extended 12”Version)”(sample2)と、イビサでもクラシック化したという86年のダンス・リミックス”After Glow”(sample3)あたりは、色褪せることのない永遠の名曲。ほかにも、メル・ギブソンとともに主演に抜擢された超大作映画『マッドマックス』の挿入歌”We Don’t Need Another Hero”のインストも収録!