〈WEHHA〉から1990年にリリースされたセルフ・プロデュース作。ドラムにDoug Hammond (Mingus, Lonnie Liston Smith) 、鍵盤に Kirk Lightsey (Chet Baker, Calvin Keys)とPamela Wise (Tribe) 、ベース Cecil McBee (John Hicks, Pharoah Sanders, Alice Coltrane) 、コントラバスに Jaribu Shahid (Sun Ra) という、スピリチュアル~コンテンポラリー・ジャズ・ファン悶絶のオールスターによる布陣で録音された一枚。各パートの調和、キャッチーでエモーショナルなリフ、Wendell Harrison作曲メインのセットリストの中で一際輝くタイトル曲、Pamela Wise作曲「Fly By Night」(sample_1)が至宝です。少しお求めやすい価格になっていますので、この機会に是非。推薦です (AYAM)

トリニダード・トバゴ出身のカリプソ・グループで、1962年からThe Sparksとして始動。1975年のヒット・シングル「Come On Down」のリリースによりWILD FIREに改名。現地では非常に人気なディスコ・グループのひとつでした。本作は中毒性とオリジナリティ溢れるサウンドから、現在もコレクターからのwantが高く、高騰しているレア作品。 〈TIDAL WAVES〉の復刻仕事、本当に助かります。ファンク、ソウル、ディスコなど、基本的に当時流行していたサウンドが完璧にミックスされた、全曲オリジナルのアルバム。 (AYAM)

多くのオリジナルが高騰しているレアなカルト作品を、初ヴァイナル化・リイシューしてくださる〈TIDAL WAVES MUSIC〉、ありがたいです。 LAのドラマーでプロデューサーのVince Howard が、1957年から、カルフォルニアのレーベル〈Era〉でドゥーワップやソウルの作品をプロデュースするなどのキャリアを積んだ10年後に結成したバンド。1974年にリリースした、唯一のアルバム。Barry White の「I'm Gonna Love You Just A Little More Baby」を再構築した、女性とのどエロい掛け合いから、歌い出すまでに約3分半かかる珍カヴァー「I'm Gonna Love You More」(sample_1)がこの盤のハイライトです笑。原曲よりも長い11分という長さを感じさせず、素晴らしいジャズファンク演奏とセクシーが相まる、とても面白い一曲。ストリングスを採用し、ハイハットのロールで高揚させるディスコ・ソウル「Can't Get Enough」(sample_2)もグッド。おすすめです (AYAM)

多くのオリジナルが高騰しているレア作品を、初ヴァイナル化・リイシューしてくださる〈TIDAL WAVES MUSIC〉、ありがたいです。2020年にデジタルでのみ〈NUMERO〉からリイシューされていた本作は、シアトルのマルチ奏者で、ラジオDJ、プロデューサー、エンジニア、ライターと多彩な才能を持つアーティスト Tony Benton が率いたソウル/ファンク・バンド Teleclere が自主制作で残した唯一のアルバム。エレクトロ・ファンク「Steal Your Love」(sample_1)、ミッドナンバー「The Master Key (Parts 1 & 2)」(sample_2)、艶やかバラード「A Song For Her (Parts 1 & 2)」(sample_3)など、どの曲もベースのディレイが過剰で変態、そして良曲、最高です。PPUファンにも直撃だと思います。推薦 (AYAM)

デトロイト・ジャズ・シーンのキーパーソン、ベーシストTHE REAL SHOOBEEDOOことReggie Fields。モーター・シティ在住時にPharoah Sandersと共演したフィールズは、1970年代後半から80年代前半にかけて Sun Ra と活動を共にし、アフロ中心のレーベル＆アーティスト集団〈TRIBE〉とも親交が深く、Phil Ranelinの 『The Time Is Now. 』やRanelin & Wendell Harrisonの 『The Time Is Now. 』など、TRIBEの重要なセッションにその名を残しています。本作のライブでの編成が非常に豪華で、Roscoe Mitchell や Sun Raとの共演やレコーディングで有名なドラムのTani Tabbal、Donald Birdとの共演で知られるRobert Barnes、Dinah WashingtonやWes Montgomeryなど数々のアーティストと共演をしてきた、デトロイトのピアニストEarl Van Riperという、クレジットだけで期待の膨らむ布陣。このメンバーでスタンダードを演る面白さ。オーディエンスとのコールアンドレスポンス「Do You Call That Friendship」からファンキーに歌う「Oo Shoobee Doo」(sample_1)から、息をのむ美しさの「Crazy She Calls Me」(sample_2)への流れがたまりません。ライヴ盤ならではの会場の温かさも感じられる素晴らしいライブ盤。 (AYAM)

リーダーとして30枚以上のアルバムに参加し、Phaorah Sandersを筆頭に数々のプレーヤーのサイドマンとして300枚以上のレコーディングに参加した、リーダー(ピアノ)John Hicks。リリカルであり、グルーヴィーという不思議なタッチは彼にしかない術だと思います。ベースのCurtis Lundy、人気ジャズ・ファンク・ドラマー Idris Muhammmad という布陣が、よりその 'リリカルであり、グルーヴィー'さを引き立てており、彼のリーダー作品の中でも非常に洗練されたアルバムとして評価され続けています。Black Jazz名曲、Walter Bishop, Jrの「Coral Keys」(sample_1)が軽やかにラストを飾るのも素敵です。イージーにスタンダード・ナンバーを聴きたいシーンにも心地良い名盤です。 (AYAM)

当時、クルゼイロ航空のカスタマーにプロモで配られたというノヴェルティー的な異色のアルバムが初のアナログ・リイシュー。様々な限定盤が出回りますが、当店には見開きスリーヴ、〈LIGHT IN THE ATTIC〉の帯付きブラックバイナルの500枚限定バージョンで入荷しています。イージーリスニング風、ラウンジ・ミュージック風のアレンジながら、両者の巧みさ、サイケデリック感覚が、バチェラーパッドをスペーシエイジへと誘う。ブレイク、ダンスミュージックとしても驚きのサウンドです。僕はAZYUTHらしいジングルから、「Esta Fazendo Um Ano - Aquarela Do Brasil」(Para Machuchar Meu Coração..)の流れで既に涙。数珠の名曲、エアポート・ミュージック。名演。 (サイトウ)

ノース・カロライナの短命に終わったバンドJPQ(Jimmy Person Quintet)の唯一のアルバム「Quintessence」をTIDAL WAVES MUSICが再発。地元では、人気のバンドだったそうで、のちにクインシー・ジョーンズのバンドに参加しスピルバーグのカラーピープルに出演することになるCirt Gillも参加しています。オリジナルはプライベートプレス、WGBG Radioの最初の黒人DJだったCIRTの父親のDJ名からとったJam-A-Ditty83年のリリース。ソウル、フュージョン、USブラックミュージックのエッセンスが交わった、プライベート・ブギーの魅力。まぎれもない名盤です。 (サイトウ)

BLOやFUNKEESのギタリストとして知られるBERKLEY JONESが参加していた'73年の名作「TRY AND LOVE」の３年後、カルト的人気を誇る”Green Leaves”で知られる米国出身のレゲエ/ポップ・シンガー・SHEILAの夫であるDAS MAJEXがプロデュースを務め、若干のメンバーチェンジを経て制作された通算３枚目となるスタジオアルバム「HIGHER PLANE BREEZE」がリイシューされました！カルロス・サンタナやジェフ・ベックといったギタリストに影響されたというバンド・アンサンブル"Magic Music"(sample1)、　オシビサにも参加するキーボーディスト・ROBERT BAILEYのピアノやバンマスのMELVIN NOKSの甘い歌声が堪能できる”H.P.B.”(sample2)、＜SOUNDWAY＞からのコンパイル再発「24 HOURS IN A DISCO」で有名なガーナのシンセサイザー奏者・KIKI GYANが唯一参加している”Contraband”(sample3)も必聴です！全８トラック収録。