東アフリカのスワヒリとインド、ペルシャ文化、ポルトガル語文化の影響が混ざってできたと言われるターラブ。これはエチオピークシリーズで有名なレーベルBUDAから、実はザンジバルのシリーズもありその2021年作です。70年〜90年代のターラブを集めたコンピレーション。UKのON THE CORNERから昨年出たSITI MUHARAMへの注目度からこの辺がなんだか気分だなと思ってました。アラビックみたいに重厚すぎず、古典と違った難解じゃない南インド音楽のようなポカーンとした陽感と、音頭ぽい東アフリカ的リズムの面白い混ざりかと思いきや、初めてタイ音楽のモーラム聴いた時の衝撃を思い出したボーカル。これはオーストロネシア語族の影響でアジアとも繋がっているのでは?という妄想まで膨らむ楽しい辺境アシッドクイズ。ターラブとは他のどのアフリカ音楽とも違っていると言われるが、マダガスカルのような特殊で豊かなアイランド・ミュージック(島だけの音楽ではないが)の一種ってざっくり楽しんでもいいかと思います。こういうのがあるからやめられない。。CDのみですが本年度ワールドもの好きな盤ランク入り。DJでもどうぞ。最高〜 (Shhhhh)
Track List
1. Shakila & Black Star Macho Yanacheka (Un sourire dans les yeux / A smile in the eyes)
2. Matano & Morning Star Binti (Fille / Girl)
3. Zuhura & Party: Moyo Usijizuzue (Mon cœur, ne sois pas déçu / My heart, don’t be deceived)
4. Zein Musical Party Nisaidie Mpenzi (Aide-moi, mon amour / Help me my love)
5. Malika & Party Si Bure Mambo (Tout a un prix / Nothing comes for free)
6. Ali Mkali & STA Mvita: Mpishi (Le cuisinier / The cook)
エチオピークシリーズでも異色の名作、ニュートーンでもずっと壁にディスプレイしてたんですが、BEATRICE DILLONや DJ SHHHHH, LENA WILLIKENSたちもこのアルバムに反応してました。みんな彼女の大ファン。エチオピアの修道女EMAHOY TSEGUÉ-MARYAM GUÈBROU(エマホイ・ツェゲ=マリアム・ゴブルー)。ピアノソロ。
フィリピンのミンダナオ島の南部のセブ湖の少数民族のティボリ族の女性たちの自作楽器による演奏をフィールドレコーディングした「Women Artists Of Lake Sebu(セブ湖の女性アーチストたち)」。オールカラーのフォトブックレットが付いていて、鮮烈な赤色を使った民族衣装も印象的。NGOアルタミラの企画で、写真家でもありアンビエント作品もリリースしているフランスのBORIS LELONGによる作品。「Ethiopiques」シリーズでも知られるフランスのBUDA MUSIQUEから。 (サイトウ)
東アフリカのスワヒリとインド、ペルシャ文化、ポルトガル語文化の影響が混ざってできたと言われるターラブ。これはエチオピークシリーズで有名なレーベルBUDAから、実はザンジバルのシリーズもありその2021年作です。70年〜90年代のターラブを集めたコンピレーション。UKのON THE CORNERから昨年出たSITI MUHARAMへの注目度からこの辺がなんだか気分だなと思ってました。アラビックみたいに重厚すぎず、古典と違った難解じゃない南インド音楽のようなポカーンとした陽感と、音頭ぽい東アフリカ的リズムの面白い混ざりかと思いきや、初めてタイ音楽のモーラム聴いた時の衝撃を思い出したボーカル。これはオーストロネシア語族の影響でアジアとも繋がっているのでは?という妄想まで膨らむ楽しい辺境アシッドクイズ。ターラブとは他のどのアフリカ音楽とも違っていると言われるが、マダガスカルのような特殊で豊かなアイランド・ミュージック(島だけの音楽ではないが)の一種ってざっくり楽しんでもいいかと思います。こういうのがあるからやめられない。。DJでもどうぞ。最高〜 (Shhhhh)
Track List
A1. SHAKILA /BLACK STAR MUSIC CLUB - Macho Yanacheka
6:28
A2. MATANO JUMA /ORCHESTRA MORNING STAR - Binti
3:43
A3. ZUHURA & PARTY - Moyo Usijizuzue
4:00
A4. ZEIN MUSICAL PARTY - Nisaidie Mpenzi
4:34
B1. MALIKA & PARTY - Si Bure Mambo
6:30
B2. ALI MKALI & MVITA ORCHESTRA - Mpishi
3:57
B3. ZUHURA SWALEH /ORCHESTRA MORNING STAR - Janatu Naimu
5:24
B4. MAULIDI MUSICAL PARTY - Kabibi
3:33
C1. MATANO JUMA /ORCHESTRA MORNING STAR - Sikitiko
5:07
C2. SHAKILA /LUCKY STAR MUSICAL CLUB - Mapenzi Yamepungua
5:48
C3. ZEIN MUSICAL PARTY - Ya Fuadi
4:00
C4. ZUHURA & PARTY - Humvui Alovikwa
3:42
D1. MWANAHELA SALIM /GOLDEN STAR MUSICAL CLUB - Chombo
9:20
D2. MOHAMMED MRISHO /BLACK STAR MUSIC CLUB - Sikio
東アフリカのスワヒリとインド、ペルシャ文化、ポルトガル語文化の影響が混ざってできたと言われるターラブ。これはエチオピークシリーズで有名なレーベルBUDAから、実はザンジバルのシリーズもありその2021年作です。70年〜90年代のターラブを集めたコンピレーション。UKのON THE CORNERから昨年出たSITI MUHARAMへの注目度からこの辺がなんだか気分だなと思ってました。アラビックみたいに重厚すぎず、古典と違った難解じゃない南インド音楽のようなポカーンとした陽感と、音頭ぽい東アフリカ的リズムの面白い混ざりかと思いきや、初めてタイ音楽のモーラム聴いた時の衝撃を思い出したボーカル。これはオーストロネシア語族の影響でアジアとも繋がっているのでは?という妄想まで膨らむ楽しい辺境アシッドクイズ。ターラブとは他のどのアフリカ音楽とも違っていると言われるが、マダガスカルのような特殊で豊かなアイランド・ミュージック(島だけの音楽ではないが)の一種ってざっくり楽しんでもいいかと思います。こういうのがあるからやめられない。。CDのみですが本年度ワールドもの好きな盤ランク入り。DJでもどうぞ。最高〜 (Shhhhh)