巨大なシロフォン。地面に溝を掘り、その上に木琴を配して、共鳴増幅装置として演奏するという伝統楽器「エンベール」を演奏する残り少ないグループのひとつだというNakibembe Embaire Group。アフリカの音楽の最大の魅力、ポリリズムの卓越したダンス感覚の素晴らしいフィールド・レコーディング。2020年にはインドネシアの前衛グループGabber Modus OperandiとHarsya Wahonoとともにベルグハインに出演しており、今作でもGabber Modus Operandiたちが3曲参加していて、ケチャの流れも汲むようなアヴァンギャルドな録音も収録されています。 (サイトウ)
Gorillaz等々で暗躍する英国Elmore JuddことJesse HecketたちのプロジェクトMetal Preyersとの共作。シーケンスされたマシーンビートに、アフリカンなポリリズムのダンス感覚を封入。カンドンブレなどにも通じるような音楽の儀式的な側面の世界も垣間見れる。アートワークはカエルですよね。 (サイトウ)